プロフィール

川嶋ひろ子 Hiroko KAWASHIMA 武蔵野音楽大学、およびベルリン芸術大学を卒業。東貞一、福井直俊、天野和佐子、福井直敬、H・ライヒェルト各氏に師事。その後、G・ヴェーマイヤー、H・ブラウス、G・ヴァシャヘーリ、K・ヘルヴィッヒ、L・シモン、K・シルデ等諸氏のもとでさらに研鑚を積む。大阪芸術大学、ベルリン市立シュテークリッツ音楽学校、武蔵野音楽大学付属音楽教室にて後進の指導にあたり、尚美学園大学及び同大学院において教授を務める。ショパン生家サロンコンサート出演、ベートーヴェンハウス・ボン、シューマンハウス・ライプツィヒでのリサイタルをはじめ、放送、ガラコンサート、リサイタルなど、国内外にて幅広く演奏活動を行っている。またクララ・シューマンの研究に力を注ぎ、さまざまな機会に於いて研究発表を行うと共に、コンサートにてクララ・シューマンのピアノ曲やピアノ協奏曲等を数多く取り上げている。2007年にＣＤ「川嶋ひろ子 plays クララ・シューマン」をリリース。2009年、日本学術振興会よりクララ・シューマンの研究に対し科学研究費を受ける。2014年「クララ・シューマン全集 1巻・2巻」（春秋社世界音楽全集ピアノ篇新校訂版）を出版。2019年「生誕200年記念～クララ・シューマン全曲コンサート・シリーズ（全5回）」を開催し、ピアノ曲、声楽曲、室内楽曲等、全曲を紹介する。元尚美学園大学芸術情報学部・大学院芸術情報研究科教授、客員教授。