おもこの作品

うちの母はつい1週間ほど前まで“はかま満緒”の名前を
“はかままんちょ”と読んでいたそーだ。

新部友子(神奈川県18歳)

 

妹の昌子は、祖父の葬儀の時、火葬場で母に「これからおじいちゃんの骨をひらうんよ」
と言われ、でてきた骨を係員がバラまき皆でそれをいっせいに拾いあう
のだと思ってたそうだ。
原良子(兵庫県)

 

小さい頃、服についている予備のボタンはオマケなんだと思ってた。
そんで、ビニールなんかにキレがはいってると、あれはアタリなのだとマジメに思っていた。
工藤弓子(北海道)

 

道路標識で「歩行者専用道路」を示す、男の人が女の子の手をひいている絵のやつがありますが、
小さいころ私は、その絵を、誘拐された女の子の絵だと思って
「この道は誘拐魔が出ますから注意してください」という標識だと思っていた。
熊谷真美(長崎県15歳)

 

あたしは、小学校の5年の時まで、おすもーさんのまわしはコンブだとおもこしていた。
そして練習用の白いまわしはかんぴょーだと信じていた。
I子(千葉県19歳)

 

私は幼いころ、胡麻はイチゴから取るんだとおもこしていた。
Y恵(福岡県14歳)

 

私は小学生の頃、今はなつかし浜村美智子の『バナナボート』の出だしの部分をいつも、
デーオ、デーオ、寺井さんとこのゴムホース ♪ と唄っていた!
平凡な主婦(福岡県23歳)

 

小さい頃、焼きそばは輪ゴムを焼いたものだと思っていた。
田島哲哉(愛知県18歳)

 

小さい頃、ボクシングなどの“ヘビー級”というのは、クネクネした人たちのことかと思い、
“超ヘビー級 ”は、さぞヌルヌルしたヘビに近い人がで出てくるんだろうと、
楽しみにしてテレビを見ていた。
中植佳樹(山口県20歳)

 

小さい頃、夕方になると聞こえてくる工場のサイレンの音は、
エントツの中から出てくるものだと思っていた。
カラス(埼玉県)

 

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