おめでとう&ありがとう(1983/5)

100号記念に各界の有名人に御祝いの御言葉をいただいた。一部を紹介。断っておくが28年前のことだからね。

故・青島幸男様より こういう雑誌が100号続くということは驚きです。編集者の努力もさることながら、いかに今の若い人たちがジョークに理解を示しているかがわかります。一層の御発展をお祈り申し上げます。おめでとうございます。
日野皓正様より 100号おめでとうございます。これからもがんばってください。
糸井重里様より あ、そうですか。悪気はなかったんですけどね。
松任谷由実様より おめでとうございます。BHの"筆おろし塾”がすごく好きで、旅先でよくみんなと回し読みしていました。
村上春樹様より 100号も続いたんですか。いろいろイメージチェンジしながら100号を迎えたわけですから、えらいですね。一つのサバイバルなわけで、生き残ってよかったと思いますね。
浅葉克己様より オメデトー。いつもビックリハウスにはビックリさせられています。これからも「驚異家」を続けていってください。
沢田研二様より 創刊100号おめでとう。創刊200号めざしてがんばって。お互い過激でいましょうね。
大瀧詠一様より 100号ヲ祝シ、深夜久々「ビックリハウス音頭」ヲ聴キ、我落涙ス。翌朝、天気晴朗也、我枕ヲ干セリ。
故・山口小夜子様より わたくしも、とても大好きな本です。100号おめでとうございます。
故・筑紫哲也様より 雑誌は安定期に入ると、とかくつまらなくなるので、初心を忘れずにがんばって、ますますいろいろなあ冒険をしてください。
和田アキ子様より おめでとうございます。非常にユニークな雑誌なので楽しみにしています。わたしも新曲「恋はこりごり」(4/23発売)で、がんばります!

故・忌野清志郎様より

RCの特集をどんどん君で、どんどん売ってください。
矢野顕子様より 謹んでお慶び申し上げます。
所ジョージ様より え?私はてっきり100周年記念かと思いました。さすがはBHだ!!点々…101号からは私・所ジョージを大々的にとりあげると運が開けましょう。おめでとうございます。
アントニオ猪木様より みなさん、ぼくもがんばっています。みなさんもがんばってください。
坂本龍一様より え、百回記念? ウーン…。おめでとう、と一言。
郷ひろみ様より 区切りと始まり、人間って数字にこだわるところがありますよね。1・2・3…ときて、8・9まで行けば、やはり「10」まで頑張ろうとおもう。そういうこだわりが、心の糧となり、ある種のパワーにつながって行くと思うんです。100号を迎えて、BHもやっとひとつ語れるものができたと思いますが、これを起点としてまた新たな目標に向かって、頑張って欲しいですね。読者の期待を裏切ることなく。
小林のり一様より うんうん。よかったね。ほんとによかった。あーよかった。こんないいのってひさしぶりみたい。あんまりいいから朝刊にはさんでみんなに配れば、売り上げは伸びないけど部数は増える。編集長も青春や時間や快感を犠牲にしたカイがあった。これからも日本中にバカをまんえんさせるためにいろいろガマンしなさい。あ、で、息子の遊歩(6歳)が「これぉBHにお祝いにプレゼントしたい」と言って描いたマンガをあげるのでのせなさい。
故・水の江滝子様より 長く続けるには、彩りは流行を追っても、芯はわりあいまじめに堅くやることだね。
タモリ様より 100号ですか……。BHというとねぇ、今から7年くらい前かなぁ、私がまだ隠れた有名人だった頃にビックリハウス賞というのをいただきまして、「この賞もらうと絶対売れる」って言われたんですけど、このジンクスが本当になったようで……。BHっていうと、そんなところが印象に残ってますね。
故・寺山修司様より 「ビックリハウス」は大人狩りマガジンだ。あっというまに、おどろきの百連発!教科書のモラルを書き換えて、知の領域のベビー・ギャングになってしまったのだ。ぼくは、ただただ感心だった。