軍さんと僕(1981/6)

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この作品はナベゾのBH初仕事。誰が紹介してくれたのかな。湯村さんあたりかもしれない。とにかく面白いから載っけた方がいいよと言われて、5ページのスペコミを頼んだのだった。当時、ガロの編集長はやめていたかもしれない。ヘタウマという言葉もまだ出てきていたかいないかという時代だ。声はぼそぼそ声で暗い感じ。「○○って可笑しいよね」という切り口でいつも話をしてくれたが、ほんとにおかしな話ばかりだった。スケベな話も得意なのだが、可笑しさが勝ってちっともいやらしくなかった。この作品は川又軍司が話題になってた頃だった気がする。「軍さんってグンゼのブリーフだったね」とにやにやしながら話してくれた。いつもそういう発見がうれしそうだった。

ナベゾ(渡辺和博)には5年前のビックリご教訓パーティで久しぶりにあった。「映像作家のかわなかさんって紹介されてるけど、映像作家って、何か古くさい言い方だよね。にやにや」と、昔と変わらぬ話し方に大いに感動した。それから何度も関係サイトでメールを送ったりしているのだが、何の返事もないのがさびしい。多分メールやパソをやらない人なんだろう。でも、今一番会いたい人だ。ナベゾ、カモン!愛してるよ!(笑)