イメージコレクションより

それぞれの言葉から自由にイメージをひろげ100字以内で表現させた投稿企画

パチンコ コをとるとパチン。チをとるとパン粉。パをとるとチンコ。(本多未知鷹・17歳・埼玉 県)

五月の原っぱに捨てられてたパチンコ台。
昼間開いてたチューリップ、夜になると閉まっていた。 (久野やすし・28歳・大阪府)
住所録 「おい、この一番後にある渡辺っての誰だあ」「えーっ、そんなやつ覚えてないぞ、何かのまちがいじゃないのかなあ」「そうだな、手紙出すのやめとこ」。かくして、今年もまたクラス会に先生の姿は現われないのであった。(たんぱね隆一・21歳・愛知県)

まだひとりぼっちじゃないんだ、と自分に思いこませる最後の手段。(本多未知鷹・17歳・埼玉 県)
フォークダンス 小学生の時、フォークダンスをするといったら手袋をはめだした女がいた。(カワサキとヨシ・香川県)

いつも好きな子の前で音楽は、とまってしまう。(新海弘子・18歳・神奈川県)
1980年2月号でYMOの人たちに同じような事をやってもらったのを皮切りに、
ポリスやプラスチックス、チープ・トリックなどのミュージシャンらに
それぞれテーマをかえて挑戦していただいたという豪華な企画。
その後、上のような読者の参加ページとなった。
短く、かつ鋭くまとめるのが難しい、知的な言葉遊びの企画だった。
作品は 詩的であったり、コピーライト的であったり、小咄的であったりしている。
この号では本多未知鷹氏の活躍が目立つ。