江戸城〜役宅見廻り
 「鬼平犯科帳愛好家サイト・市中見廻り」の密偵の皆さんとの楽しい見廻り。
 今回は「清水門外・火付盗賊改方役宅」をスタートし、江戸城へ登城するコースです。
<コース概略>
●九段下集合〜●俎板橋〜●清水門・小説上の役宅〜●江戸城(皇居・東御苑を中心に,松の廊下跡など)〜●休憩〜●平将門公首塚〜●評定所跡〜●南町奉行所跡〜●警察博物館〜
●「がんこ・銀座一丁目店」さんにて兎忠
正午:集合時間      

地下鉄「九段下駅」出口。
九段下交差点で集合です。

後ろに見えるのが「九段会館」
旧・軍人会館です。
2.26事件の時の戒厳司令部
戦後 1957年(昭和32年)1月まで
連合軍の宿舎として使用されました。
俎橋(まないたばし)
九段下から神田方面へ数十m。
俎橋があります。
江戸の頃、二枚の板を並べた簡素な橋があったので、俎橋と呼ばれたとか。
俎橋というと、江戸の末期に江戸三大道場のひとつ、斉藤弥九郎の神道無念流「練兵館」があったところ。門弟には、塾頭桂小五郎、永倉新八、芹沢鴨などがおりました。
清水門外役宅
 夜ふけて、安五郎は清水門外の役宅へもどったが、なにか、胸の底に灯がともったようであった。(中略)
 役宅の前は、江戸城の濠に面した広い道で、役宅・正門の正面に〔清水御門〕が見える。江戸城・三十六門のうちの一つで、むかし徳川家康が江戸へ入った折、このあたりにこんこんと清水が湧き出ていたため、この名が門につけられたとか・・・。
 門外の東の濠端に、夜に入ると〔茶飯売り〕が荷を下ろす。(中略)寒い夜などに気が向くと熱い〔けんちん汁〕の用意をしていることもあて、このあたりでは評判になり、長谷川平蔵も、時折、食いしん坊の木村忠吾が夜勤のときなど、よびつけて「おい、うさぎ。濠端へ行け。ただし女房どのに気取られるなよ」などと、銭をわたして茶飯と餡かけ豆腐を買いにやることもあった。  =あきれた奴=
中央のあたりに役宅があったはず 役宅正門から見える清水御門

清水門の中
高見から眺めると・・・
中央の濠の角のあたりが役宅か
北の丸公園
 清水門を入ると、北の丸公園です。武道館のある田安門方向にぶらぶら行くと碑があります。
近衛歩兵第一聯隊跡

 近衛歩兵第一聯隊は日本陸軍最初の歩兵聯隊。明治七年からここに駐屯しました。
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