ネギと干し貝柱のスープ(3人前)とても簡単、でも意外なおいしさ、ネギの魅力を再発見します。
(材料)
干し貝柱3〜4つ(とても高いので代わりに干しエビ(大さじ2〜3を刻んでもよし)、ネギ2本(下仁田ネギなどの太くて立派なネギの白い部分のみ。葉は炒め物などにお使いください)、油大さじ1、ニンニク一かけ、ショウガ(皮付きの薄切りを3枚)、紹興酒大さじ1、酢大さじ1(米酢や玄米酢がお勧め)、醤油小さじ2、塩少々、水溶き片栗粉(水大さじ1に対し片栗粉小さじ1弱)
1、料理を作る前日に(最低12時間以上前)、干し貝柱をお椀3杯弱の水につけ、冷蔵庫で静かにもどします。戻す途中で一度、貝柱を取り出して身を細かく崩すと、より出汁が出るでしょう。
2、ネギを10センチくらいの長さに切ります。それぞれに縦に包丁を入れ、「外側の白い部分」と「中心の軟らかい黄緑色の部分」に分けます。白い部分は幅6ミリくらいの短冊状に切ります。軟らかい黄緑色の部分は長さ3〜4センチくらいの長さで斜めに切り、とっておきます。
3、ネギの白い部分を油で、中火で少し茶色くなるまで丁寧に炒めます。ほどよく色が付いてきたら、弱火にしてみじん切りにしたニンニクを加え炒めます。香りが出てきたら、1の出汁を貝柱ごと入れ、中火に。2で炒めたネギの白い部分、皮付きショウガのを薄切り、紹興酒、酢も加え、あくが出てきたら丁寧にすくい取ります。しょうゆ小さじ2を加えてから味見をして、塩気が足りなかったら塩で調節。2で切った「黄緑色の部分」を加え、水溶き片栗粉で、ゆるいゆるいとろみをつけてできあがり。よく炒めた「白い部分」の香ばしい甘さと、まったくの生の「黄緑色の部分」のみずみずしい甘さが同時に味わえ、その好対照にびっくりします。
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