2002年3月

彼岸じゃらくという名の大雪 2002.3.7.  彼岸じゃらく�T

このまんま春が来るのかな?
そう思わせといて
ああやっぱりいつもの通り
川のせせらぎも春の音色だったのに、
また雪解け水がごうごうと音たてるんだね
厚い雪の下に、出かかった芽もぶるぶる震えているのでしょう
でもそのあとには、すぐに暖かな春なんだよ
そのお知らせに来ただけ
雪の下にそんな囁きが聞こえた
彼岸じゃらくという名の大雪 2002.3.7.  彼岸じゃらく�U

木々の若芽もそろそろ顔出して
さあもうすぐ春ですよ
そんな頃に決まって、どっかりと重たい衣装
弱い枝は折れなさい
しっかり伸びる強い枝だけが、
重たい雪に耐え、春を迎えることができる
そうして、暖かな陽射しのもとで、
華やかに咲き誇ることができるのだ
けして遠くない、その日を待って、
美しい重たさに、黙ってじっと耐えなさい
クロッカス咲いた 2002.3.29. クロッカス

今年も一番乗りはクロッカス。
ちょこんと土の上に顔を出す。
よく忘れずに出てきたね。
まだ少し寒くて、その花びらが震えてるけど、
これからいっぱいの花を誘って、
そうして一番に消えていくんだね。
また来年、って。
よくこんな所に 2002.3.29. 菫

こんなコンクリートの窮屈な割れ目から、
こんなにも鮮やかに花開く。
どうして根付いてしまったんだろう。
もっといい場所はいくらでもあるのに
ここがわたしの場所よ、と毎年小さな花開く。
可憐な姿のどこに秘められるのか、この強さは。


music by Sora Aonami