最後の過去改変により、歴史は大きく変わることとなる。
シセルは隕石のかけらをくらったため不老不死となった。
ちなみにヨミエルを迎えに来た「いつも面会に来ているレディ」は、彼のフィアンセのことであろう。
彼の刑期の長さについては疑問を覚える方もいらっしゃるかも知れないが、そこはフィクションであるのであまり考えすぎない方が良いだろう。
全てがなかったことになることにはやや寂しさを覚えるが、それよりも、10年の間に生まれたいくつもの悲しい出来事が消えたことの方が良いと、シセルは考えているのであろう。
最後のリンネの発言については、第17章の「あなたのコトを忘れない」というリンネのセリフを思い出してもらいたい。
ただ単に、10年前の出来事から発したセリフだったのか。
改変されて誕生した世界でも、改変前の出来事が何らかの形で残った上でのセリフだったのか。
またはリンネが何も知らないとしても、何らかの奇跡が、リンネにこう言わせたのか。
ここはプレイヤーが好きに解釈して良い場面なのであろう。