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証拠品増殖バグ

※このバグは、現在3DS版でのみ確認されています(スマホ版では修正済み)。
※バグを起こすのは自己責任で!

探偵1日目の序盤、「祈りの広場」で茜との話す「茜について」にて、証拠品「祭司の解剖記録」を入手できる。
この時の「祭司の解剖記録」は「詳細」を見ることができるが、この時の詳細は1ページ分である。
この状態の「祭司の解剖記録」を、便宜上、「祭司の解剖記録(初期状態)」とする。

この後、「聖域」の調査で、「鳥姫の壁画」を調べると、「祭司の解剖記録(初期状態)」のデータが更新される。
この更新により、詳細の2ページ目が加わる。
この状態の「祭司の解剖記録」を、便宜上、「祭司の解剖記録(更新後)」とする。

「聖域」の調査を全て終えていない状態、かつ、「祭司の解剖記録(更新後)」を所持した状態で、「祈りの広場」へ移動すると、茜がいて、話す「茜について」を再度実行することができる。
ここで話す「茜について」を実行すると、会話中で「祭司の解剖記録(初期状態)」が入手できてしまうのである。
証拠品ファイルを見ると、「祭司の解剖記録(更新後)」「祭司の解剖記録(初期状態)」が並んでいる状態で表示される。
なお、更に話す「茜について」を実行しても、「祭司の解剖記録(初期状態)」がふたつ以上入手できることはない。
(この先、ゲームを攻略する上で「祭司の解剖記録」を使う場面は存在しない)

この状態で中断セーブもできるし、セーブデータをロードしても証拠品が増殖した状態のままである。
また、ゲームを正常に進行することも可能である。
この後で入手する証拠品は、「祭司の解剖記録(更新後)」「祭司の解剖記録(初期状態)」の後に追加されていく。
「つきつける」で、「祭司の解剖記録(更新後)」「祭司の解剖記録(初期状態)」をつきつけたりしてみても、同じ反応が返ってくる。

探偵2日目の冒頭では、「必要なさそうな証拠品を、ボクトくんにあずけた。」という成歩堂のセリフの後に、証拠品の整理が行われるのであるが、増殖した「祭司の解剖記録」は変化なく、ふたつ並んだままである。
そしてこのまま、第3話をクリアできるのである。


以上のバグは、逆転検事第5話のバグと似たタイプである。
また、本作のプログラムの仕様が垣間見れるバグでもある。
「証拠品の整理」が行われるシーンは逆転シリーズにおいて何か所か存在するが、「必要なさそうな証拠品を、ボクトくんにあずけた。」というセリフの通りに、必要のない証拠品が証拠品ファイルから削除されるというだけで、「必要な証拠品のみを証拠品ファイルに並べ直す」という作業が行われているわけではないのである。

既読スキップできない

法廷2日目、オプションで会話スキップの設定を「既読のみ」とし、クリアデータなどでプレイした時、オガムの御魂の託宣が終了した直後の、
「こ、この証拠品が真の凶器を示しています!」正解後から、
「オガムさん殺害の有力な容疑者‥‥それは!」直前の成歩堂のセリフ「い、いいえ。おそらく全てを知る人物のはずです!」まで、
既読スキップができなくなる(通常の速度での文字送りしかできない)。
ただし、「遺体にニセの凶器である短剣を刺し、広場に動かしたのは、おそらく‥‥」に正解した直後にナユタが呪文を唱えるが、このセリフだけスキップができる。

なお、会話スキップの設定を「全て」にした場合は該当部分のスキップも可能である。
このバグは、3DS版、スマホアプリ版、どちらでも発生するが、これによってゲームがクリアできないなどの不具合は特にない。

また、「逆転裁判456 王泥喜セレクション」はテキストスキップの仕様が異なるため、上のバグは発生しない。

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