2026/09/17
妻の実家は、4年ほど前に義母が他界してしまって以降無人になっており、妻と私が交替で見回りとメンテナンスを行っている。週一回くらいの頻度で訪れては、換気や掃除、たまにやってくる郵便物や留守電の確認、植木の水遣りなどを行っている。家というのは、無人のまま放置しておくとどんどん傷んでしまうものなので、きちんとしておくに越したことはない。
そんな折、大学生の息子が、教員免許を取るための単位の一つとして、某施設で介護実習を受けることになった。その実習の場所が自宅から通うには不便で、妻の実家から通う方が楽ということがわかったので、実習の期間中、妻の実家に寝泊りすることになった。
人が生活することになれば、古くなったものを更新したり買い足したりしないといけなくなり、その一つとして、義父母が使っていた古い洗濯機を更新することになった。
何しろ以前に使っていた洗濯機は、今ではほとんど見かけなくなった二槽式洗濯機(洗濯槽と脱水槽が別になっているタイプの洗濯機)だったので、今となってはさすがに扱いづらい。そうかと言ってドラム型洗濯機も、狭い洗面所に置のは難しそうなので、自宅でも使用している縦型一槽式の洗濯機を見繕う。
洗濯機の機能にあまりこだわりはないものの、サイズ的に今ある洗濯機パンの内径に収まらないと設置できないので、その点だけは気をつける。あとは、一度に洗える洗濯物の量などを勘案して、適当なサイズのものを選ぶ。インバータ搭載の洗濯機の方が、洗濯物の量にあわせて洗い方を調節するので節水になるし静音であるとも言うが、そういう難しい回路があるものは故障する確率も高いから嫌だという妻の意見を尊重し、むしろインバータ非搭載型のものを選ぶ。
洗濯機の運搬と設置はさすがに個人には手に余るし、古い洗濯機も回収してもらいたいので、家電量販店の店頭で購入し、設置や回収の日取りも決める。その量販店のモバイル会員になるとポイントがかなり付与され、同店で売っている日用品の購入にも使えるからと、購入に合わせてスマホアプリを入れてポイントをつけてもらう。
そうやって無事に購入手続きを済ませ、新しい洗濯機の搬入設置と古い洗濯機の回収の際は妻が立ち会った。取水するための水道栓のプラグが、これまた古いタイプのものだったので、そちらも設置の際に更新したとのこと。ともあれ、無事に設置を済ませ、古い洗濯機も回収されめでたしめでたし、となるところであった。
ところが、無事に洗濯もできる環境になって、息子が妻の実家に寝泊りを始めた二日目の朝、洗濯機を置いてある洗面所の床で水漏れが発生したと連絡があり、息子が実習に出かけたあと、妻が急いで様子を見に行く。その場で見たところでは水漏れの原因はわからず、仕方がないので水道業者を呼んで改めて見てもらうことにした。
やってきた水道業者に見てもらったところ、水道管の一部に錆が発生して水漏れが発生し、更に洗濯機パンも破損しており、そこから洗面所の床面まで水が漏れていたとのこと。義母が亡くなって普段水道を使わなくなり、水道管も劣化してしまっていたようだ。放置しておくと断熱材も水を吸ってしまってカビが発生するところだったので、この時点で発覚し修理できたことは幸いだったと言える。
水道管や洗濯機パンの交換や工事の結果、購入した洗濯機の5倍くらいの修理費用がかかり、取水プラグも交換したため洗濯機購入時に購入したプラグも不要になってしまったが、この時点で不具合が見つかってむしろ幸いだったと言える。やはり家というものは、無人にしておくのは何かと不具合が発生するものであることを、改めて実感した次第である。