2025年5月の映画
戻る
サブスタンス
THE SUBSTANCE 本質/薬
2024年 米国 142分
監督・脚本 コラリー・ファルジャ
キャスト デミ・ムーア(エリザベス)/マーガレット・クアリー(スー)/デニス・クエイド(プロデューサー)
メモ 2025.5.28(水)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
元スターのエリザベスはプロポーションはいまだ美しいが、50歳の誕生日にエアロビ番組から降板させられる。
世の中は若い男と若い女と力と金のある年寄りの男しかいないみたい。
そこに交通事故!弱り目に祟り目のエリザベスは悪魔の囁きに耳をかしてしまう。
感想
デミ・ムーアってお顔はかわいいけど、能面みたいやし演技もなあ・・・って思っていたのですが、
いやーすごかった
。
さすがブルース・ウィリスの浮気よけに妊婦ヌードを世界に披露したひとやわ。
以下ネタバレになるかもしれません。感想はただひとつ。見終わったらなんかすっきりした。
↓
↓
↓
「悪魔の毒々モンスター」が「キャリー」になってクローネンバーグとか諸星大二郎とかダリオ・アルジェントが入ってきて「永遠に美しく」と
まっかっか。
美人で努力家の女の人は「頑張れば何でもかなう(はず)。今までかなったし」って頑張っちゃうねんなあ。
「別にええやん。ちやほやされなくても」と思うけど、ちやほやされてきた人には届かない。
周りに振り回されてしまうコワイ悲劇やねんけど、餓鬼のように動き頑張るのがえらくて感心した。
だいたい誰が生み出したんや。「若さと見てくれだけに価値を持つ」悲喜劇。
光り輝いているスー役のマーガレット・クアリーって方はアンディ・マクダウェルの娘さんとか。
エンドロールにレイ・リオッタのお名前があったのは、デニス・クエイド演じるプロデューサー役だったそうです。
★★★★
戻る
ウィキッド ふたりの魔女 パート1
WICKED
2024年 米国 161分
監督 ジョン・M・チュウ
キャスト アリアナ・グランデ(金髪のグリンダ)/シンシア・エリヴォ(黒髪のエルファバ)/ジョナサン・ベイリー(フィエロ)/ミシェル・ヨー(マダム・モリブル)/ジェフ・ゴールドブラム(オズの魔法使い)
メモ 2025.5.21(水)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
『オズの魔法使い』の善い魔女と悪い魔女は学生時代ルームメイトだった。
感想
圧巻のラスト すごい
(のちの善い魔女)グリンダの女子力が面白くて笑った。面白い方に傾いて本作は金髪のグリンダ>黒髪のエルファバとなっている。グリンダの方が演じやすかったとは思う。
気弱そうなジェフ・ゴールドブラムと貫禄のミシェル・ヨーもいい。
初めは「泣いた赤鬼」みたいな話かと思ってたけど、違うみたい。
★★★★
戻る
6時間後に君は死ぬ
YOU WILL DIE IN 6 HOURS
2024年 韓国 90分
監督 イ・ユンソク
原作 高野和明『6時間後に君は死ぬ』
キャスト チョン・ジェヒョン/パク・ジュヒョン
メモ 2025.5.16(金)テアトル梅田
あらすじ
ダブルワークで働き続けている若い女は30歳の誕生日の日、横断歩道ですれ違った若い男から「6時間後に君は死ぬ」と告げられる。
感想
第25回大阪アジアン映画祭(2025)で見れなかった映画をやっぱり見る。
シネマの入り口で男性主人公役ジェヒョンという人のプロマイドを貰った。。アイドルグループ・NCTのメンバーらしい。
この方を見るための映画やったみたい。なんか間違ったかな。
主人公ふたりは綺麗で、わーわー喚くのは控えめで「ふたりが歩いている。ずっとてくてく歩いている」のはよかったんやけど、
期待が大きかったせいか見終わった感想はまあ、普通。意外さも控えめ。
薄暗いと男の人たちがみんな同じに見えるのはよくなかったな。整形外科医が同じなんかな、などと思ってしまう。目の加齢かも知れん。
原作は高野和明『6時間後に君は死ぬ』で、2008年に日本でドラマ化されているとか。
映画はよく調べてから見た方がいい場合もあるし(↑)、情報持たずにふらっと見た方がいい時もあるし(↓)まあ出たとこ勝負。
最後にどーでもいいことでひとつ気になったのは、エンドロールの名前がハングルとアルファベットのふたつ表記でこれは最近の標準なんかな。
★★★
戻る
政党大会
MAANAADU
2021年 インド 147分 タミル語
監督・脚本 ヴェンカト・プラブ
キャスト シランバラサン(アブドゥル・カーリク)/S・J・スーリヤー(警部ダヌシュコディ)
メモ 2025.5.4(日) なんばパークスシネマ
感想
面白かった!
孤軍奮闘している主人公には申し訳ないねんけど、ずーっとコレが続くんかなあと思っていたところ、新展開が!(@@)
いやー新しいんちゃうやろか。少なくとも私は見た記憶がない。
色んなことを考えつくひとがいるもんやわ。感心した。恐るべしインド映画。
主人公が飛行機の中で目覚めるのもいいな。空港に着くまで手も足もでないねん。
敵役が心労で目の下にくまができていくのに笑った。
じいちゃんが言う。
「テネットくらい混乱している」
おかしい(^^)
疎いアタシでも車も面白かった。最初はヒュンダイで。韓国資本が入ってるんかなと思っていたらトヨタが現れ、次はたぶんランドローバーで
赤いちっこい車はスズキやった。そして最後にアウディ登場。ムスリム+ヒンディーのお話と同じく全方向やったわ。
★★★★1/2
戻る