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1. 耳管開放症の治療を教えてください。

(回答)
 耳管開放症とは耳と鼻の奥とつながっている管(耳管)が開きっぱなしになるために起こる病気です。耳がつまった感じがしたり、自分の声が耳に大きく響いたりするなどの症状がありで、時にはめまいや軽い難聴が起こります。

治療法は、体調をよくすること。 漢方薬「加味帰脾湯」・・・7割の人に効果的。
耳管に対する薬液の局所噴霧塗布、耳管咽頭口に対するアテロコラーゲン注入。耳管口に軟骨挿入。口蓋帆張筋に対する外科的処置。などがあります。

また、つぼマッサージや体操が効果的だった人もいます。



2. はじめてメールします。15年くらいに工場で勤務しているときから、耳鳴りがし始めました。
 騒がしい職場でしたので、それが原因かとおもいます。 テレビの音量が大きいといわれます。 
 ひそひそ話 しが聞こえづらいです。 見てもらいたいのですが、治療は痛くないでしょうか? 
 症状は、キーン耳鳴り、鼻水や鼻づまりはありません。高い声が聞き取りにくいです。


(回答)うるさい場所でのお仕事との事騒音性難聴が考えられます。4,000Hz付近の周波数に神経性難聴が生じて耳鳴りが起こるものです。 
 分り易く言えば、同じ音量の音を聞いていても、耳の穴で4000Hz付近の音が共鳴し、聴こえの神経に他の周波数より大きく聞こえることとなり、音響外傷を起こします。突発性難聴や聴神経腫瘍など鑑別のため診察と聴力検査が必要です。  耳栓などで音を小さくするのが治療法です。
 一般に外耳・中耳の疾患は低音の耳鳴り(蝉の声などジージー、ザーザー)が多く、神経性の場合は高音(キーン、ピーン)が多いようです。。

皆様からの質問にお答えいたします。メールお待ちしております。

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