門司港レトロ、下関巌流島、武蔵。2

3/22土曜日。下関、巌流島に向かう。

伯翠庵を9時すぎ出発。天気は小雨。夜中は結構雨が降っていた様子だった。
本州にもどるため、関門トンネルをめざす。いつもは橋を渡っていたが、トンネルを通るのは初めてだ。
関門トンネルの場所は、丁度橋の下ぐらいか、同じ場所あたりに入り口がある。


関門トンネルの入り口。200円。


トンネルの中程で福岡県から山口県になる。ここは海底。9時30分ごろ。

 
海響館の駐車場に車を止めて、下関水族館へ。

ここのメインはイルカのショーらしいが、イルカプールもあまり広くないし、ショー自体も、まぁそれなり
だった。ここの特色はやはり、ふぐがたくさんいるところかな。入場料は水族館と海峡ゆめタワーのセット
券を買ったので、2200円だった。水族館が混んでいたのと、再入場可能と言うことで、1時間程で出た。
朝は天気が悪かったのだが、だんだん晴れてきた。念のために持っていた傘がじゃまだ。


隣の唐戸市場へ。11時頃。

市場では特に何も買わなかったのだが、っていうか持って帰れん。なにやら凄い行列を発見。
とりあえず列んでみる。なににみんな列んでいるのか様子を見に行くと、ふぐ鍋400円と書いてあった。
これが結構美味い。調子に乗った我々は、その前で売っていた寿司も物色した。とろ一貫400円。
決して安くないそれは、、、最悪だった。


唐戸市場から見た水族館。

 
船の上から見た桟橋と水族館。(鯨のかたちをイメージしたデザインらしい。)

巌流島に渡るには当然船に乗るわけだが、船にも種類が有って、門司港に行く物。巌流島を経由して門司港に
行く物。巌流島往復。丁度時間が合った巌流島往復スペースクルーズ1000円というやつに乗った。
巌流島まで約10分、島で50分、その間船は島で待っていて、再び乗ってきた船でもどると言う70分コースだ。
他の船は連絡船で、乗った船よりも小さく、帰りも自分の時間にあった連絡船に乗ると言うもので、往復800円
だった。200円しか違わないわけだが、800円の船の方が人気があったようだ。


三菱造船所の阪九フェリーの新造船。もうすぐ完成らしい。神戸港か泉大津港から新門司港へ来るやつだ。
ちなみに大阪南港から新門司港に来るやつは名門大洋フェリー。こちらも新造船が昨年登場している。


巌流島に着いたわけだが、まだまだ工事中とかで、本格的にオープンするのは4月半ばごろとか。

巌流島に一般的に立ち入ることができるようになったのは今年からで、それまでは観光客などは来れなかったのだ。
下関のHPで見た、巌流島に来たことを証明するハガキを買おうと思っていたのだが、そんなお店なんかも無い。
トイレも作っている途中で、使用禁止になっていた。

小次郎の像はできているのは知っていたが、武蔵の像は四月半ばと言うことだったが、実際にはもうできていた。
しかし、除幕式がまだと言うことで、なんとブルーシートに覆われていたのだった。これには驚いた!かたちが
そのままわかる。土台の部分の塗装や最後の仕上げのようなことをやっている人が三人ほどいた。
四月の除幕式の日は武蔵本人が来るらしい。市川新之助。


武蔵と小次郎の対決の劇をやっていた。迫力満点!?


これが、乗った船。13時すぎもどってきた。


海峡ゆめタワー

海峡ゆめタワーまで歩いて行ったのだが、これが結構な距離だった。20分程度も歩いただろうか。
他に、唐戸から歩いているような者は見かけなかった。駐車料金をケチったばっかりにこんな目に。
海響館の駐車場は一日料金で700円。他はだいたい一時間200円ぐらい。


タワーからJR下関駅を見る。13時半ごろ。

JR下関駅は昔、ブルートレイン寝台電車で、大阪駅から早岐駅までハウステンボスに行くため乗った電車で
来ている。過去に二回ほど。大阪駅21時10分発特急あかつき。下関駅へは確か、午前4時半ごろ着いたと思う。
あの時はうれしくて、ほとんど寝ていなかった。早岐駅へは午前8時半ぐらいに着いたんだったな。それから
ハウステンボス号に乗り換えて、三つ目ぐらいの駅がハウステンボス。乗り換えに30分ぐらい待たないといけない。
でも。寝台の特急あかつきで行くと、ハウステンボスがほとんどオープンの時間と同時に入れるのだ。と、関係ない
話をしてしまった。あぁ、閉鎖する前にもう一度ハウステンボスに行きたいなぁ。今度は車で?いえいえ、近くまで
車で行ったことは有りますがなにか?(大阪から800キロ)


左中程に見えるのが巌流島。対決のあった当時より大きさが四倍ぐらいになっているらしい。

タワー内は天気が良かったせいか、大変暑かった。時間があるようで無い我々は、そそくさとタワーを後にし
JR下関駅へ。何かうまいもんでも食おうと思ったのだが、それほど腹が減っていなかったので、駅の中の立ち食い
うどんで、ふぐ天うどん400円を食った。実際には座って食ったわけだが。麺が細くて、味もいまいちだった。

再び歩いて海響館までもどるのがつらかった我々は、バスでもどることにした。
どのバスに乗っていいか分からなかったので、唐戸港行きって書いてあるバスに乗り込んだ。
しかし、下関から唐戸まで歩いてきて20分だが、車だと5、6分の距離。
そんな短距離行きのバスなんて有るのかなぁと思っていると、案の定、反対方向に向かって、発車するではないか。
宮崎で乗ったバスのことが脳裏をよぎる。あの時は確か千円近くかかったのだ。

そんな心配をよそに、約15分300円程度で唐戸港へもどって来れた。ラッキー。
ショップを見て回った後、水族館にもどる時間もあまり無かったので、帰路に向けて出発した。
私のHPのindexページの日本地図で、山陰地方の走破していない部分が有るのをご存じと思うが、この部分を走る
ため、早めの出発としたのだ。海沿いの道はやはり明るい間に走らねば。


R191で、日本海沿いに。17時ごろ。

益田市でR9になる。


21時ごろ。島根県浜田市の水族館、アクアス。

島根海洋館アクアスは、白イルカのいる所で、一度来てみたかったところだったので、浜田の駅前か、水族館の
近くで泊まれるような所はないかと、思っていたのだが、予想外の田舎で、回りには何もない。
腹も減ってきていたのだが、ファミレスすらないのである。たまたま見つけた、ほか弁のかまどやで、弁当を買う。
ここに来るまで、そう遅くもない時間なのに、交通量が少なく、深夜走行をしているような感じだった。

スーパーの様なお店の駐車場で弁当を食った後、続けて水族館もなぁと言うことで再び走り出した。
出雲に着いたのは0時近かっただろうか。これでとりあえず、山陰の未走行場所は制覇したことになるが、このまま
走り続けて、帰ることも可能だったが、せっかくここまで来ているのに、真っ直ぐ帰るのはもったいない。
温泉にも入りたかったので、宍道湖沿いにある道の駅で朝まで寝た。が、いや、寒くて寝ていられない。

玉造温泉はあきらめて、再び走り出す。特に眠くもなかったのだが、風呂に入りたかった。しかしこんな時間帯では
空いているところもなさそうだし、ゆっくり走っている間に、米子に着いた。午前4時頃。

皆生温泉街を見て回ったが、やはり深夜に入れるような温泉は無さそうである。しかたなくR9を鳥取に向けて出発。
鳥取砂丘には行きたかったので、その手前の、ポート赤崎と言う道の駅で寝ることにした。車中泊。

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