KTMフェスティバル

森町スライドパーク 〜デイトナ社屋内テストコース〜 (2003.5.25)

BMWに乗る僕ですが、ちょっと浮気してKTMを見て、乗ってきました。

当日の浮気仲間は、バカミーメンバーのM上さん(XR650R)と、H田さん(R1150GS)。

 

まずは、やっぱり950アドベンチャーです。(950ADVについての詳細はKTMジャパンのHPで)

跨ってみると、意外にコンパクトで、扱い易そうなのだ。もう、ずいぶん前なので忘れてしまったが、アフリカツインよりも一回り小さい感じだった。ただし、今回は展示のみで、走り出すことは出来ず残念無念。現在乗っているR100GS以来、8年半ぶりに心動かされた1台なので、機会があれば、是非試乗してみたいものである。

ちなみに車両価格は、1,800,000円(”S”仕様は1,850,000円)となっているので、価格帯だけで言うと、BMWの1150GS(1,770,000円)と完全にライバルになる。

1150GSと、950ADV。両者の性格は全く異なるとは言うものの、砂漠の匂いを強く感じさせてくれる950ADVは、例えツーリングシーンでは1150GSにかなわないとしても、十分に魅力的。

GSがこんなに走っている時代だから、950ADV、売れると見た。

となると、BMWはどう動く?(全く動じないか・・・)

写真提供(M上さん)

 

試乗会へ。

テストコースには、各ディーラー提供のモタード仕様のKTMが一堂に会している。

やはりビックオフがいいだろうと、迷わず640アドベンチャーの列に並んでいると、

「何やってるんだ、こんなところで!」

バカミーのボス、マツモトさんに浮気現場を押さえられてしまいました。

今年からKTMでの活動を本格化させるというマツモトさんなので、遭遇は予想していたものの、なんだか気恥ずかしいと言うか、複雑な心境・・・。

640(4st)、450(4st)、250(2st)、50(2st)と試乗した中では、ケツは痺れたけど、50が一番面白かったかな。

写真提供(M上さん)

 

こちらは、MOTO1でのひとコマ。

スライド走行の人、グリップ走行の人、ハングオンの人、フロント21インチの人・・・

走り方も、バイクの仕様も人それぞれで面白いのだ。また、ロード/ダートを取り混ぜたコースなので、それぞれのコースでの得手不得手があるようで、そこでの順位の入れ替わりに注目するのも一興。

 

今回のメインイベントであるボリスシャンボン氏のデモランは、写真に収めていなかった・・・

猛スピードでスライドしながらコーナーに突っ込み、何時の間にかグリップを取り戻してコーナーを駆け抜けてゆく姿は、圧巻。しかも、スライド中によそ見するなど、余裕すら見せつけてくれる。

当日開かれたシャンボン氏のセミナーによると、ブレーキ(F:70%、R:30%)とシフトダウンをきっかけとして、スライドに入るという。スライドに入る前には、ブレーキ操作は終わっているのだとも。

ますます、あの走りの謎は深まってしまった・・・

 

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