吉友さんレッスン
2003/11/15 〜利根川河川敷コース〜
GSが長期入院から戻って来て、もう1か月が経過しようとしているのに、いまだにダートを走っていない。もっと遡ると、ダートは夏の北海道以来だから、3ヶ月も走っていないことになる。諸般の事情で、GRMもGRCも行けなかったので、今日のビックオフのためのレッスンは、ダート再デビューというくらいの謙虚な気持ちで望めそうだ。 (以下、全ての写真は、1100GSの岡田さん提供です。ありがとうございます)
そして、当日朝。(しばらくは、前置きなので読み飛ばし可能です) いつもだったら、首都高湾岸線を千鳥町まで行き、下道で北上というルートを取るのだが、珍しく、首都高&常磐道(今日で2回目)で現地に赴くことにした。常磐道の柏ICを降り、どちらに向かうか迷うが、前回のかすかな記憶を頼りに、左手に向かう。国道16号を行くと、コンビニの駐車場に、80BASIC乗りと、マツモトさん&もう1人の80BASIC乗りを見かけ、会釈で挨拶。ルートがこちらで合っていることの確証を得て、一気に気が緩む。これまた、記憶が定かではない右折を実施し、河川敷に向かったのが間違いだった。道なりに、どんどん進んでいくと、河川敷の土手が見えてきた。現在地が不明なので、ひとまず、土手に駆け上って、コースが上流/下流のどちらにあるかを見極める。ここで、初めて間違いに気がついた。本来なら、左手から右手に流れている川が、逆に流れている。看板を見ると、その川の名は・・・、江戸川。 「川が違うじゃん、あほか、俺は!」 時間は、9時半に迫ろうとしていた。10時集合なので、リカバリーできるかどうか微妙な時間帯。それでも、引き返すことはせずに、手がかりを探すために、幹線道路に向かう。ちなみに、迷うなんて微塵も考えていなかったので、今日は地図を持って来ていない。人に道を聞いたりしながら、何とか16号に復帰した。その後は安全策をとって、国道6号回りで、河川敷に無事到着。時間は10時を少し過ぎていたが、まったりした雰囲気漂ういつもの河川敷コースで、一安心。
ようやく、本題。 今日は、BMW BIKESの取材が入っており、参加者1人1人の写真と短いインタビューが取られる。なんだか照れくさい。ちなみに、12月15日発売のBIKES誌はGS特集があるそうな。
まずは、ウォームアップのためにコースを周回する。ぬかるみで滑って、バイクが真横を向き、いきなりの転倒。吉友さん、高島さんの助けを得て、バイクを引き起こす。写真は、やれやれと引き返す、お二人。 その後、すぐにピットインして、前後150kPaまで空気圧を落とす。 「はーい、みなさん、休まないで走り続けて下さーい」 鬼のマツモトさんの指令が飛ぶ中、慌ててコースに戻る。
Lesson1 〜スタンディングポジションのチェック〜 ひざから下が地面に対して真っ直ぐで、若干腰を引いた姿勢を保つのは、慣れるまでは結構しんどい。この姿勢だと、後ろで吉友さんがバイクをゆすっても、ひざでショックを吸収しているので、目線がぶれない。基本姿勢らしい。
Lesson2 〜ブレーキング時の挙動を確認〜 リアブレーキをロックさせた時のバイクの挙動を体験する。バイクが立っている状態だと何ら不安はない。少しハンドルを切ると、リアが流れて少し怖い。その後、ロックさせない力加減に挑戦する。要するに、ロックしている状態と、そうじゃない状態を感じ取って、ABSのようにフットブレーキを操るのだ。でも、ロックの有無を感じるには、どれだけの経験を積めばいいんでしょうか…。全然分からん。
Lesson3 〜コーナーの曲がり方チェック〜 リラックスしたフォームで、ハンドルを無理に切らずに、自然に曲がることがテーマ。バイクは見た方向に曲がって行くということから、曲がりたい方向に目線をやることが大事らしい。手は添えているだけなので、左手は離しても大丈夫…なはず。
これは、2速で進入し、エンストして転倒寸前の図。
Lesson4 〜ヌタ場の走り方のレクチャー&実践〜 ヌタ場でバイクが横を向くのは、アクセルの開け過ぎであることを知る。当たり前のことなのに、自分ではなかなか気づかない。初めのウォームアップでは苦労したヌタ場が、うそのように安心して走れるようになる。簡単なアドバイスで、大きな効果が得られ驚いた。今回の大きな収穫である。 ただし、本当に厳しい状況では、バイクを降りて押したり、引き返したりする勇気も必要だとか。
今回のようなレッスンは、基礎が出来ていないまま、なんとなくダートを走ってしまっている僕には、大事だし必要なことだと思う。機会があれば、また参加したい。
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