GSカスタマイズ
GSのちょっとしたカスタマイズを紹介していきます。
●リアサスのモデファイ (〜準備中〜)
セットバックスペーサー(ハリケーン製、HB0636A)を付けました。
某GSバカミーで、T瀬さんがつけているのを見て、探してみました。
やっとこさで見つけて、メーカーに問い合わせたところ、
適合ハンドル径は22.2mm、ブラケットのねじピッチは33.25mmで、
数値的には、GSにぴったりとフィットします。
ただし、車体側の凹よりも、スペーサーの凸の方が微妙に大きいので、
若干(0.5〜1mmくらい)隙間ができます。
使用上は問題ないと思われますが、ボルトの締め付け順序には注意が必要です。
取り付けると、ハンドルは、16mmアップ/25mmバック。
ちょっとだけ、そして、チープにセットバックしたい方にお勧めします。
その後、スタンディング時のポジションを改善するため、
さらに、ハンドルアップスペーサー(ハリケーン製 HB0624B)を追加しました。
これで、トータル41mmアップしました。
でも、ここまでするんだったら、最初からフラットさん等のセットバック
スペーサーを使った方が良かったかも知れません・・・
(下の写真:銀色がセットバック、黒色がハンドルアップです)
某GSバカミーで、I毛さんに紹介してもらったTOMS
(ビックタンクマガジンに広告が載ってますね)
というショップで張り替えました。
シート上面は、ノンスリップレザー、サイドはオリジナルに近い黄色、
ベルトを付けて、着座面を2cmアップ+硬質ウレタン加工する、
というオーダーを、スケッチブックに絵を書いて出しました。
一見プリントに見えるサイドのロゴは、自分でカッティングシートを切って張ったものです。
因みにプリントをオーダーすると、型代/プリント代含めて6000円だったので、
ちょっとコストパフォーマンスに難ありかなと思って見送りました。
シートだけでも、なんだか新車気分。
ロングツーリングに出たくなりました。
GSのバックミラーは、貫通式のネジで留められているため、
市販の社外品ミラーを取り付けることが出来ません。
そこで、ハーレー用ミラーアダプター
(POSH製、Parts No.880702)を取り付けてみました。
ハンドル取り付け部が、M8の長めのオスネジで、
その上にM10のメスネジが切ってありますので、
写真の様に、自由に市販のミラーを、選ぶことが出来ます。
まさに、GSのためにあるようなパーツですね。
トレックフィールドと言えば、知る人ぞ知るオフロード用品メーカー。
ツワモノだけがその使用を許されるという(?)・・・
僕なんかには、まだ時期尚早かとも思いましたが、
初代ラフ&ロード製のリアバックLが天寿を全うしたので、
次期テールバックとしてトレックフィールドのトレックマウントBagLを選定しました。
取り付けはトレック方式で超簡単です。
GSは、キャリアの後部が跳ね上がっていて、少し邪魔なのですが、
バックの素材が柔軟なので、取り付けには問題ありません。
バックのおかげで、ポンコツGSが輝いて見えます。
ガストン・ライエ・クラシックに行った時に、
ロープで引き上げられるGSを傍で見ていて、取付けを決めました。
トレックフィールド製スタックベルト。
フロントフォークにベルトを通し、バックル止めします。
これにお世話になるような所には、進んで行こうとは思いませんが・・・
ところで、左下の写真の取り付け方法はNG。引張り上げる時に、
ベルトがずり上がってカウルを壊すそうです。(by トレックと〜ちゃん)
正解は、右下の写真。
ロアブラケットの下に、フォークブーツの上から巻きつけます。
ハンドルバーパッドを探していた時に、たまたま、お店に置いてあった
1150GSアドベンチャーに装着されていたものを見て、注文しました。
色は、黒/黄の僕のGSに合わせて、限定色のマンダリンに。
純正パーツなので、入手性に問題はない(?)と思います。
これで、気分だけは最新型ですね。
GSのリアドラムブレーキは、ブレーキカムを引っ張るレバーが下向きに
付いているので、気が付かないうちに、どこかにぶつけているんでしょうね。
ふと見ると、調整ネジが、いつの間にか曲っていたりします。
そこで、以前から存在は知っていたHPNのパーツを、
TOURATECH(ドイツ)から取り寄せました。
HPから発注して、ほんの少しの英語でのメールのやり取りの後、
約1週間で届きました。結構迅速です。
取り付けには、ステッププレートへの穴あけ、
ブレーキシュー、ブレーキカムの交換が必要でした。
因みに、僕のGSに付いていたブレーキカム、ブレーキシュー(3421 1235 693、694)は、
こんな形でした。これは、普通なのでしょうか?
サービスマニュアル等を見る限りでは、形が違うような気がするのですが・・・
カムがこんな形なので、シューを上下逆さまに出来ないんですね。
(右下;シューを逆さまに出来ず!の図)
普通のGSなら、カム/シューは、そのままでいけるかも知れません。要確認です。
クロカンシーンでは、ちょっと頼りない感じのするGSのノーマルステップ。
オフロードブーツを履いた時のシフト、ブレーキの操作にもイマイチの感があります。
そこで、オフでの走行時の安定化/操作性の向上を狙って、偶然見つけた
ノースウィングJC製のワイドステップを取り寄せてみました。
ステップ幅は、20mm拡大、ポジションは、下方および、前方に
それぞれ、10mm程度移動します。
ポジションは、微妙な差異ですが、どれだけ操作感が変わるか楽しみです。
ちょっと古いネタですが・・・
車体を立てると自動的に戻ってしまうGSのサイドスタンド。
バイクにまたがったままでは、スタンドを出すことも出来ません。
なので、パニア装着/荷物満載時の降車の時などには、特に気を使います。
そこで、輸入屋ビーマーから、サイドスタンド非自動戻り化ホルダー
なるものを購入し、取り付けてみました。
交換部品は、プレートと軸のみ。
サイドスタンド本体と、スプリングは純正品を流用して取り付けます。
バイクにまたがったままでも、スタンドを蹴り出すと、カチッと止まりますので、
降車時には便利なのですが、発進時の戻し忘れには注意が必要ですね。
また、純正サイドスタンドは、設置面積が少なく、
砂地/泥地などに停車すると、車重でめり込んで倒れてしまいます。
僕は、ステンレスの円板を溶接し、接地面積を拡張しましたが、
拡張し過ぎたせいで、跳ね上げた時にセンターサイレンサーに当たったり、
左コーナー時に路面とガリガリ干渉する(火花が散ります!)ことが判明し、
結局、下の写真のようにカットして事なきを得ました。
(あんまり、拡張していないって?)
これはカスタマイズか?という話は置いておいて・・・
初期型R100GSのサイレンサーは、メッキ品らしく(素材は不明)、
溶接部から錆がきて、穴明きサイレンサーになってしまいました。
素材云々よりも、手入れが悪かったことが1番の原因なのですが・・・
という訳で、新品サイレンサーが70000円(!)もするので、
エポキシ補修でお茶を濁すことにしました。
穴明き箇所は、左タンデムステップのステーの付け根(溶接部)です。
錆を落とし、エポキシパテを盛り付け、その上からアルミテープ貼付。
一昼夜放置後、通常走行で熱硬化して完成です。
これで当分は持ち応えてくれるでしょう(?)
またまた、これはカスタマイズか?という話は置いておいて・・・
ロシア地方でクラッシュした際に、フロント周りを大破したGS。
そのとき、スピードメーターもおかしくなって、
積算計は動くけど、トリップが動かず、スピードの針が踊る
という状態で長く乗って来ました。
でも、壊れたパーツが付いているというのは、
なんとなく気分が悪いもの。
スピードメーターの修理が出来そうなショップを探したところ、
日本計器サービスに行き当たりました。
不具合の原因は、右下の写真のプラスチックのパーツの
割れだということは分かっていたので、
ダメもとで修理を依頼しましたが、うまく修理してくれました。
昔のBMWの計器類は、VDOというメーカーのものが使われて
いたらしいのですが、そのVDOのパーツの形状がほぼ同じなんですね。
材質は、プラスチックからダイキャストに変わりました。
機能に関わる形状変更はないのですが、
メーターケーブルの取り付けねじが短いという問題があり、
ナットではなく、メーターケーブルのねじそのもので、
メーター本体を固定しています。
積算距離にこだわっていて、新品メーターは嫌!
という方にお勧めします。
HPN(マルゾッキ?)のインナーカートリッジサスペンションです。
ユーロネットダイレクトから、R80BASIC用の
オプション設定品を安く入手してしまいました。
手を出すまいと思っていたのに…
圧側と伸び側の調整は、左右で別々という変な設計。
セッティングの幅は、圧/伸それぞれ15段なので、225通り。
悩める日々の始まりです。
TOURATECH(ドイツ)のミニウィンカーです。
純正よりもひと回り小さくて、取り付け部は
柔軟なゴム製なので、転倒時も安心。
前後共に、SUS板をL字型に曲げた
ステーを作って取り付けました。
フロントフォークのオイルシール抜けの原因のひとつに
インナーチューブの錆等による劣化が考えられるため、
対策として、再メッキを実施することにしました。
依頼先は、ネット上で探し当てた、福岡にある東洋硬化さん。
12000円/1本で、新品(それ以上?)の輝きが戻ってきました。
GS4DAYS帰りの僕のGSのキャブレターを見て、
某ディーラーメカは仰天したと言う。
フロート室は、ガソリンに水が混ざっているという可愛いものではなく、
水にガソリンが混ざっているというほどの大量の水が侵入していたのです。
その後も、雨中走行の度に、僕のGSはミスファイアーを繰り返す…。
一体どこから水が入るんだ?と言う疑問が今日、ようやく解決しました。
タンクキャップ内には、シール用のパッキンがあるのですが、
僕のGSのキャップは、パッキンの外径にあるスカート部が高く、
シールが利く前に、キャップとタンクが接触していることが判明したのです。
(説明が難しいです…、分かる人だけ分かって下さい…)
ショップにあった中古のGSのキャップと見比べていたとき、
某ディーラーメカが気付いてくれました。ありがとう!
そこで、キャップの外側のスカート部を切断する事にしました。
糸のこと格闘すること30分。日も暮れた頃、完成しました。
これで、パッキンは利いているはず。
雨中走行が楽しみです。
点火系不調の原因を点火コイルと決め付け、交換することにしました。
どうせ換えるなら、純正は嫌だなーということで、輸入屋ビーマー
から取り寄せたDYNAのコイルに、相性がいいと言われているテイラーの
プラグコードを組み合わせて、取り付けました。
プラグコード端末は、芯線の被覆をはぎ、圧着端子をカシメて半田付けした後、
さらに、その圧着端子を端末金具に半田付けしています。
コードをコイル本体に差し込む際には、かなり苦労します。
エンジンフィーリングですが、なんだかブリブリ感が増した気がして好感触です。
●リアサスのモデファイ (準備中)
とあるビックイベントのために、リアサス(オーリンズ)をモデファイしました。
依頼したショップは、いつかはと思っていたMHプロダクツ
メニューは下記の通りです。
・リアショックOH/モディファイ ・オイルシール、メタル交換 ・シャフト研磨加工 ・ダンパー変更 ・バンプラバー交換 ・プリロードナット変更 |
今回の大きな変更点は、ストローク4mmアップと、ダンパー変更。
そして、ほとんど使わないプリロードアジャスターの取り外しです。
当初は、底突き防止のために、スプリングのバネ定数を
ワンレート上げることを相談していたのですが、そうすることにより、
底突き付近以外の全ての範囲で、特性が悪化するとのことで、
ダンパー変更で対応してもらいました。
果たして、その乗り味は?