ガストン・ライエミーティング2001 後日談
2001/11/7 八王子〜千葉〜八王子 BMWジャパンさんにR1150GSを返却する日が来た。 11月7日、有給を取り、八王子のコクボモータースへ向かう。 コクボさんのトランポは、先約があり借りることが出来なかったので、 軽トラのレンタカーを手配してもらったのだ。 店長に手伝ってもらい、1150を軽トラに乗せる。 千葉のBMWジャパンへ向け出発。 帰りには、僕のポンコツ100GSを乗せて帰って来る予定。 下の写真は、軽トラに乗せられた、1150GSと100GS。 大きさの違いが分かるでしょうか? 親亀、小亀と言った感じ。 でも、どっちが親だか分からない。特に1150GS。 ここで、今回、BMWジャパンさんからお借りした、1150GSについて、 100GSとの比較インプレッションを少し。 使用したシチュエーションは、一般道、高速道路から林道、果ては通勤まで。 一般道では、すばらしく軽やかに回るパワフルなるエンジンのおかげで、 ストレスなく車の流れをリード出来る。 渋滞時のすり抜けも、100GSに慣れた人なら、問題ない。 通勤に使うと、会社へ向かうサラリーマン達の注目を浴びること、間違いなし。 子供達にも受けはいいみたい。少年達の夢を膨らませてあげましょう。 そして、100GSから乗り換えても、驚くほど違和感を感じないポジション。 当たり前かも知れないけれど、100GSの面影を感じさせるフラットツインの鼓動。 とても似ている100と1150のフィーリング。 これなら、林道でも行けるかもと、思ったけれど、 やはり林道では、重さと大きさを感じさせられる。 車体構成の問題もあるけれど、前方に大きく張り出したコックピットが 邪魔をして、路面状況が見えにくい。 100GS並の小さなコックピットと、細身のタンクなら、もう少し走り易いはず。 高速道路(今回は、八王子パイパスのみ)では、3000回転ほど回せば、 100km/hで巡航可能。さすがに、余裕の高速性能。 因みに、100GSだと、4000回転ほど回す必要がある。 この1000回転の差は、長距離になるほど、疲労となって現れるのだ。 道を選ばないロングディスタンスツアラーとして、ツーリングに使うなら、 これ以上のすばらしいバイクはないでしょう。
13年の歳月を経て熟成された1150GSは、すばらしいバイクだったけれど、 やっぱり細身で古風な出で立ちの100GSが好き(好き嫌いかい!) というのが結論。 だから、買い替えも増車もあり得ません。 ごめんなさい、BMWジャパン大隈さん・・・ お詫びに、1150GSの写真を載せておきます。 これで、ご勘弁を。 § 千葉へ向かう道中は、荷台にバイクのある幸せ(?)を感じながら走る。 首都高湾岸線の湾岸習志野で下り、BMWジャパンへ。 到着すると、背広姿の大隈さんが出迎えてくれる。 僕のバイクは地下の車庫にあるそうだ。 軽トラを、地下に回す。 そこには、最新型のBMW達(2輪、4輪)が、ずらっと並んでいた。 出番を待つ、役者の控え室のよう。 僕のバイクは、その片隅に置かれていた。 大隈さんに手伝ってもらい、軽トラから1150GSを下ろす。 大隈さんは、かなり手馴れた様子。 1150GSのエンジンをかけると、バイクにまたがらずに左のステップに乗って、 定位置までバイクを走らせていた。(バイク屋さんがよくやるあれです) 背広にBMWは、よく似合う? 大隅さん自身も、80BASICと、ダカールを所有しているという。 車・バイク関係の会社の人って、意外に車・バイク好きじゃなかったりするけれど、 氏は、そうではないようだ。なんだか、親近感を感じてしまう。 その後、僕のポンコツを軽トラに積み込み、BMWジャパンを後にした。 ありがとうございました。 § 日も暮れた頃、八王子コクボモータース着。 僕のGS、最近は、僕のところにある時間よりも、 コクボさんに置いてある時間の方が長いような気がする。 ひとまずは、現状復帰をお願いする。 その他にも、やるべきことは、たくさんあるけど・・・ 僕のポンコツをお願いしますね、コクボさん。 再び、バイクに乗れるのは、早くても1ヶ月後。 待ち遠しすぎる。 |
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