〈日豊本線(ソニック・にちりん関係)〉
■ソニック(博多〜小倉〜大分〜佐伯)
日豊本線の特急は以前は「にちりん」だけの設定であったが、この883系車両は「ソニックにちりん」として登場した。現在は博多〜大分間を走る特急を「ソニック」とし、大分以遠の宮崎発着を「にちりん」、「にちりんシーガイア」と分けている。「ソニック」の一部は佐伯発着があり、車両も数本かもめ型車両やハイパーサルーンで運行されるが、ハイパーサルーンには客室乗務員は乗車しない。通常のソニック車両は車体前面の色が4種類あり、青色のものは7両編成、その他の黄色、銀色、濃青色のものは5両編成である。車内は休憩室などがある。座席は普通車は自由・指定席共に同じものを使用し、ミッキーマウスの形をかたどっていて、かわいい座席である。グリーン車はレーザーシートの1・2席でスリッパもカラフル、背もたれは電動であった。グリーン車には専属の客室乗務員がつく。車内販売員と共にJR九州直属である。(客室乗務員と車内販売員を交替で行うらしい)
■にちりん、にちりんシーガイア(博多〜小倉〜大分〜南宮崎〜宮崎空港)(レッドエクスプレスは次回撮影予定)
「ソニック」が大分発着に対し、「にちりん」「にちりんジーガイア」は南宮崎・宮崎空港発着である。485系(レッドエクスプレス)で運転されるのが「にちりん」、ハイパーサルーンで運転されるのが「にちりんシーガイア」である。(両者とも5両編成)2000年3月ダイヤ改正前は「にちりんシーガイア」はつばめ型車両で運行していて、客室乗務員も乗車していたらしい。ハイパーサルーンになって残念である。日豊本線の大分〜鹿児島間は小倉〜大分間と比べて線路が悪く、速度も70〜90キロしか出せないでいる。(後者は110〜130キロ)
■きりしま(宮崎〜西鹿児島)
■ひゅうが(延岡〜宮崎)
両者とも485系の車両を使用しているが、レッドエクスプレスと違い、後方は青や緑の色が塗られている。両者とも3両編成でグリーン車はない。短距離区間を走る特急である。