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ヒューズ

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図5のA−A’間のように結線してしまうと、図6のようにスイッチが閉に
なったときに電源の+と−の間にブザーや電球のような電気を消費するもの
が存在しなくなる。このような結線では電源機器(受信機など)に
大損害を与える恐れがあるので行わない。



図7のように電源機器には誤結線が予想されるほとんどの箇所に取替えの
出来るヒューズという部品があり、図8のようにスイッチが閉になっても
ヒューズが切れて電源機器に損害を与えないように工夫がされている。
工事中にヒューズが切れた場合は結線を正しくなおしてからヒューズを
交換すること。



図9のA-A'のような誤結線がなかったとしても、写真1のように
総合盤や連結送水管などの内部の端子が触れてしまっても同じことである。端子の増し締めをしたはずが思わぬことを引き起こすので注意しよう。


連結送水管や総合盤の表示灯の電源は受信機内部のPU ,PV等と、
地区音響装置の電源はBC,B等と称されることが多いようです。
図9のA-A'のように誤結線してしまうと受信機の電源を入れた瞬間に表示灯回路のヒューズが、
図10のA-A'のように誤結線してしまうとベルが鳴ろうとした瞬間にベル回路のヒューズが切れてしまいます。