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ポンプ制御盤に消火栓起動リレーを固定します。
ポンプ制御盤と消火栓起動リレー間をHIV線で渡りを配線します。電線数は最小でも4本最大でも6本必要です。今回は一番わかりやすい6本での結線を説明します。


図 87−8 ポンプ制御盤C3、C5と消火栓始動リレーのブレーカーの一次側を結線します。
これで消火栓始動リレーに電源(200v)が供給できます。


受信機内部のH1端子とI+端子を渡り結線します。
受信機のH2端子を消火栓始動リレーのHc端子の片側に結線します。
受信機のI−端子を消火栓始動リレーのもう一方のHc端子に結線します。
以上により、発信機が押されたときに受信機の消火栓連動スイッチが定位であれば、受信機のI+、I−のDC24vが消火栓起動リレーのHc、Hcに加わることがわかります。




消火栓始動リレーのMT1、MT2端子とポンプ制御盤のC1、C2端子を結線します。(図 87−10)
MT1、MT2が短絡するとC1、C2が短絡することにより消火栓ポンプが起動します。


消火栓始動リレーのU、W端子とポンプ制御盤C4、C5端子を結線します。
ポンプが起動するとC4、C5に200vの電圧が加わりますので同時に消火栓起動リレーのU、W端子にも200vの電圧が加わることになります。


受信機のHL1、HL2と消火栓始動リレーのHL1、HL2を結線します。
消火栓始動リレーのHL1、HL2に生じた電圧が受信機のHL1とHL2にも加わることになります。