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アラーム

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スプリンクラー設備や泡消火設備のアラーム弁の圧力スイッチの結線の仕方です。
図 60の圧力スイッチの場合結線図を見ると
警戒時には内部回路で@とAが短絡していて、発報時には@とBが短絡するのが解ります。
スプリンクラー設備や泡消火設備は機器の作動時(火災時)は地区ベルや非常放送の連動が必要になりますので
感知器回路と全く同様の結線を行います。

今回の現場では図 60−2のように
受信機〜放水区域@番のアラーム弁へ、
放水区域@番のアラーム弁〜放水区域A番のアラーム弁へそれぞれ赤白青の3芯の電線で配線されていました。


図 60−3が結線の例です。
放水区域@番を火災受信機の地区窓21番へ、放水区域A番を地区窓22番へ表示する例です。
感知器回路と同様に結線するのでC、L21間と、C、L22間に終端抵抗が必要になります。
受信機〜放水区域@番の間が3芯の電線でしたので赤を共通線にすることでまかないました。







火災受信機の21番の地区窓と22番の地区窓に「スプリンクラー@」「スプリンクラーA」などと名称を入れます。
写真の圧力スイッチは火災の感知から発報まで遅延(蓄積)がありますので、受信機の21番22番は個別蓄積解除を設定します。

アラーム弁の結線 2

スプリンクラー設備や泡消火設備にあるアラーム弁(図 60−6)ですが結線図を見ると火災時にA接点が2つ出力されることがわかります。圧力スイッチ内部の接点が水流の力により閉じる仕組みになっています。定温スポット式感知器が熱により内部の接点が閉じるのと同様です。