![]() |
![]() |
今回、私が、この原稿を書こうと思ったのは、是非、みなさんにPC-UNIXというフリーなオペレーティングシステムがあるのを知ってもらいたかったからです。
私のつたない文章をよんで、ちょっとでも「つかってみたい!!」と思ってくれた方は、是非、トライしてみて下さい。簡単ですよ。(^^;
自分の持っているコンピュータ(インテル386という古いCPUのものでもOKです。でも、十分楽しみたい時は486以上がお奨めです。)にインストールして遊んでもらえたら幸せです。
パーソナルコンピュータ(以後、PC)は、高いお金を払って、オペレーティングシステム(以後、OS。Windows95/MS-DOS/OS2等)を購入しインストールすることによって、PCが起動でき、アプリケーションが動くようになります。
でも、PC-UNIXというフリーなOSがあれば、お金がなくてもPCが動きます。
フリーとは、当然、無料と言う意味もあります。でも、本来は、「フリーソフトウェアは自由の問題であり、価格の問題ではありません。フリーソフトウェアは、ユーザーのソフトウェアの動作・コピー・分配・学習・改良の自由について言及しています。」(フリー・ソフトウェア財団(FSF)の文書より)ということです。
ここで述べたPC-UNIX(フリーなOS)には、現在、Linux/FreeBSD等があります。どれを選んでもOKです。私が使っているのはLinuxなので、ここではLinux主体の案内をしていきます。もし、FreeBSDに興味があれば、FreeBSDのプロも紹介できます。(^^v
私は、95年頃のインターネットブームで、自宅でインターネットをやりたいと思って、Windows3.1のPCを購入しました。
実際に、Windows3.1 でインターネットに接続しはじめたら、
という状態でした。Windows95になってからは、だいぶ、良くなってきていますが…(この時、Windows95 は、まだ出荷3カ月前だったので使えませんでした。)
このような時に、たまたま、本屋でみかけたのが、「RUN RUN(るんるん) Linux」という Linuxのインストール本でした。この本には、前述の問題点1〜3をカバーし、今まで以上の素晴らしいものを実現してくれるような記述が沢山ありました。(この本で、私は、洗脳されてしまったのかも知れません?)
私はもともとUNIXを仕事として使っていたので、UNIXに対する不安はなかった。かえって、「自分のPCに、インストールして、動作させたい。」という気持ちがありました。また、インターネット関連では、UNIXの方が古くから使われているので、Windows3.1よりかましだろう、とも思ってLinuxを使うようになったわけです。
日頃Linuxを使っていて感じることをピックアップしてみました。ほとんど、自分の思いいれとなっています。(..)
(1)OSを含めてアプリケーションがフリーで入手でき安定して動いています。
現在は、世界中の多くの人がフリーの精神(ボランティア)で開発/テストをして、安定したシステムとなっています。Windows95/NTよりはるかに安定して動きます。
(2)PCの性能を無駄なく有効に利用しています。
私のひと昔のコンピュータでもマトモに動きます。同じPCの構成ならば、Windows95/NTより速く動きます。
(3)何かあったら自分で解決する努力ができる。(?.?)
(でも、これが、楽しい。(^^;)ちょっと、無理があるかな?)
情報は沢山あるので、大抵は解決できます。いつ直してくれるかわからないマイクロソフトよりかいいと思います。
(4)この頃、商用の製品が出てきました。
フリーでも十分ですが、高機能でありサポートの受けられる商品も扱えるチャンスが出てきました。例えば、db/Note(ワープロ)、Wnn6(かな漢字変換)などです。
(1)仕事などで良く使われている WordやExeclや一太郎などを閲覧できません。
(今度、Word/Execlなど閲覧できる商用のソフトが販売されるみたいです。だからこれは、問題なくなるかもしれません?)
(2)Windowsみたいに回りに使っている人がまだまだ少ないので、使い方などを聞くことができません。
(3)商用ソフトの数がまだまだ少ないです。
(1)グラフィカルなゲームはあまりないが、プレイステーションで遊ぶので不便に思ったことがないです。
(2)マイクロソフトの開発しているもの(最新技術、ActiveX等)が、現状、対応できないけど、必要性を感じていないので問題ありません。
また、インターネットで受け入れられれば、対応できるようになると思うので…(^^)
ここで、自宅で使用している Linux を何に使っているかを簡単に紹介します。ほとんど、趣味もかねていますが。(^^;;
普段は次のようなソフトウェアを使っています。
一から最後までは、書けないので、近くにあるマシンにインストールできるかできないかの確認手段だけ書きます。
もし、インストールできそうだったら...いれちゃえ〜
基本的には、IBM(DOS/V)互換機であれば、インストールできるでしょう。ハードウェアの確認をしたいときは、http://www.flatout.org/~wing/を見て下さい。
インストールCD-ROM付きの本を買ってくるのが一番でしょう。本の紹介は、http://jf.gee.kyoto-u.ac.jp/JF/book.htmlをみてね。(間違っても、上記のホームページで紹介されている「ワーストランキング」の上位の本は、買わないでね。)
もし、近くにLinux(PC-UNIX)を使っている人がいれば、その人に聞くのもいいかも。インターネットでは、以下のホームページに、簡単な説明があります。
参考)
私が購入した本です。
(私は、Linux関連の本を買いまくっているので、結構な出費になっていたりしています。みなさん、注意しましょう。)
困った時は、知っている人に聞くか、インターネット等で情報を調べます。情報の主なポインタは、以下の通りです。
私にとって、PCにやって欲しいことは、Linuxを使っていても、Windowsを使っていても同じです。なぜなら、LinuxでもWindowsでもインターネットの成長とともに、自分の動かしたい最新のソフトウェアや情報が入手しやすくなり、すぐにインストールできるようになっているからです。
そこで、今の私のPC利用の方針は、Windowsにしかできないこと以外は、全て、Linuxでと思っています。(おいしいところばっかりとっているつもりになっています…)
若干、Windowsのソフトも使っています。残念なことです。(?.?)なぜなら、Windowsが頑張っていて、Windows独自のソフトウェアで私の気を引くものがあるからです。でも、そのほとんどは、有償であったり、今までのインターネットの倫理と反したりしています。
このわがままなWindowsを嫌って、なるべく使わないようにしています。(^^;; (このことが、インターネットの世界に良い影響を与えていることも拒めませんが。)
将来的には、自分は、以下のことを、Linux上で、実現したいと考えています。(時間などがなくて、なかなか難しいですが。)
最後になりましたが、WindowsよりもLinux(PC-UNIX)で使った方が、PC を自分で操作しているという感覚になれると思うので、みなさんも是非トライしてみて下さい。