前回、中国四大家魚の1つのソウギョを釣り、次は、手ごろな、(ハクレン)を釣りたくなるのは、時間の問題であった。
利根川へ旅行気分で釣りに行くことにした。と言うのも、レンギョを狙いに遙々、名古屋から東京を通り越し、利根川まで行くことに同意する釣友がいないのが理由で嫁と行くことになった。
多分声をかけても、道具を持っていないため、迷惑と思い聞いてもいない。今回用意したレンギョの道具は、クロダイ前うちの竿。小型スピニングリールに2.5号のPEライン。電気浮きにへらぶなの練り餌、鯉つり用の跨いで座るヘラ台と竿受けと大きな鯉用のタモ。クロダイ+ルアー+ヘラブナ+鯉の釣り道具。まるで釣りの異種格闘技戦のような道具である。
利根川を選んだのは、大倉で最近釣れた情報をキャッチしたことからである。名古屋インターを午前7時に乗り、順調に現地には午後2時過ぎに着いた。行ってびっくり側道から川岸まで100mくらいあり、とても、嫁を連れては、無理。断念。また、ハクレンが居る気配は遠くから見る限り、なかった。仕方ないので、潮来釣具センターに立ち寄り、レンギョが釣れるところを紹介していただいた。レンギョの他、アメリカなまずが昼間から釣れると「王様」が教えてくれた。
まずはこの新種のなまずを釣ってみることにした。
エサはニオイにきつい練り餌にミミズ。なまずといえば、夜行性で練り餌に寄ってくるか疑問だったが、日本なまずとは違い、ギギに近いもので、ギギ同様、エラに、棘があり、刺されると危険と教えてくれた。
何でも2000年くらいから、養殖業の失敗で急速に増えだし、わかさぎ、ハゼ当他の水産資源が激減し、大問題になっているらしい。当然ながら特定外来種に指定されている。
とにかく、教えていただいた以上、どんなものか釣らなければならない。
常陸利根川の外浪逆浦のポイントで吸い込み練り餌+ミミズを放り込む。すぐにあたり。25cmくらいのなまず初ゲット。大きな釣針なのに食ってくる。
今度は、リールのラチェットがけたたましく鳴り、強烈な引き。。。大きい。しかし、浮かんでいるスカリに引っかかり、あえなくロスト。
続いてまたあたり。なまずしかいないと思えるくらい、投げ入れたらあたる。退屈しないが、これほど多く、なまずがいるとは思わなかった。
あまりに、なまずばかりなので、エサをコーンに変えたが、また、なまず。。
本日の大物はレンギョを釣るために用意した浮き釣りのリール竿に掛かる。
エサは、グルテン+パン。しかも中層で喰ってきた。てっきりレンギョと思ったが、なまず。。とりあえず、遙々、名古屋からきた、釣り人に丁寧に教えていただいた「王様」に感謝する。この日は、JR潮来駅前のビジネスホテルに宿泊し、次の朝、東京の渋滞が気になり、帰京した。 |