5年ぶりの韓国、釜山の旅である。何で釜山か?は定かでない。ただ、今年は色々ありすぎた。友人とのんびり旅行でも、したかったのが本音である。釜山の観光と言えば、チャガルチ市場や衣料品や革製品店がある国際市場、ギャンブルに射撃など‥。しかも今、ウォンが安い。そんな極楽浄土のような地で「釣りをやる。」と言えば、「冬場に釣り?」「何で釜山まで来て釣りするの?」「こんなに寒くて釣れるの?」と軽蔑ぎみに質問が返ってくる。そんな時にいつも言い返すのが「お金が道端に落ちているのが自分だけ視れて、それを採ることができるとするならば面白いだろ?それと同じだぜ。」とウソぶいてみせる。旅行のついでに魚を釣る。これが今回のテーマである。 友人から許し得た時間は移動含め、2時間余り。向かうは、釜山港から南へ7km、タクシーで20分ほどにある岩南公園先端にある堤防。ホテルの人にタクシー運転手に行き先を告げてもらい、帰りの迎え時間も指定して、堤防に向かった。現地に着くといるいる韓国にも釣りキチが。トレーラーで寝泊りも。クロダイが釣れるらしい。まずは堤防端のテトラ際をダウンショットで根魚を狙うがノーバイト。風が強く糸を張り、アタリを出せない。しばらくして廻りを見渡すと皆、アミエビでサヨリを釣っている。メバル仕掛けのジグヘッドでワームを小さくカットして何とかサヨリをゲットし、恥じを搔かずにすんだ。
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