大河の長良川。河口付近で堤防を挟んで隣は木曽川。前日から入川しているユーロカープの福安さんの下流側で釣り座を構える。福安さんは、すでに5回ヒット、2ゲット。鯉釣りにしては相当な確率である。しかし、川底の至るところで杭が沈んでおり、取り込みの難しいポイントで腕が問われるポイントでもある。 餌さを投入したら、ひたすら、魚信を待たなければならないのが鯉釣り。投げる場所はおのずと慎重になる。今回は秘密兵器、海釣り用の棒浮きを持ってきた。浮きで深さを調べ、かかりを探り、その浮きを目印にして、餌さを投げる作戦。 餌さを投入後、しだいに風が強くなり、白波が立ち、寒い一日となった。釣れない時間が容赦なく過ぎていく。他の釣りには味わえない時間との戦いがそこにある。それを暇と感じるか、ゆとりと感じるかはそれぞれであるが、時間をどう使うかが決め手となる。ゆとりと感じる時間の使い方に料理がある。大自然の中で食するのは、また格別。その日の夜、やっと風も収まったのち、けたたましくアラームが鳴り、運よく鯉をゲットすることができた。 |
||||||
|
|
|
||||
強風時は重しがいる。2回ほど竿が吹っ飛んだ | 隣は木曽川 | コーヒー&メイヤーラム | ||||
|
|
|
||||
パスタ。トウガラシは種を抜き辛さを調整 | シーチキン&貝柱とパスタのタレが決めて | カープサックに入れておいた鯉を明るくなって記念撮影 |