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今、何時?私の大イビキで寝付きが悪かったであろうテント中で「午前3時」と、すばやく返事が返ってきた。集合時間4時30分まで暫くある。あれやこれやと頭の中で不安、挫折、希望、根拠の無い自信がシャワーのように頭の中を駆け巡る。テントを片付け、顔を洗うとあっという間に大会スタート。第2回の大会は44組、優勝賞金30万円とあって和やかな雰囲気の中にも皆、真剣である。中には家族づれの方もいるが、家族サービスどころか家族総動員体制で取りに来ている感じである。今回もクジ運よく2番スタートで向かうは昨年の優勝ポイント“クジラ横”。ポイントに車横付けで道具を降ろし、大橋下に車を移動。そこで1番スタートの英語教師のK氏と鉢合わせ。何でここが分かったんだという妙な顔でバツの悪そうな顔をしている。本日、バスの大会会場が大池公園で、周辺にバスボートが集結することは事前にわかっていたが、良くも悪くもココしか釣ったことがないから仕方がない。JBバスプロのマナーの良さは熟知していたので、さほど気にしていなかった。まずはクジラ東のワンドの中で数を揃え、その後クジラ西に移動し遠投で回遊してくる鯉を追加する作戦である。Kチームは大橋西の桟橋狙い。クジラ前の溶岩帯の岬では優勝候補H・N氏チームが沖狙いで座を構える。開始早々、ワンドの奥に入れた竿にきた。慎重に遣り取りし取り込み後、またヒット。ネットに収めるや否やすぐヒット。2本釣って検量依頼。3本目でまた電話し4本目で催促の電話した。その後当たりが遠のき、トリガーアイスからクランべリーにチェンジ。ユーロスタッフの検量中、クランべリーにヒット。釣友がウェイダーに履きかえ取り込んで、バスボートが来る前に19.8kg5本揃えることに成功。ここからが長い戦いだった。何をやっても食ってこない。魚はポイントでライズするも食わない。溶岩帯のH・Nチームのアラームが鳴るごとにドキドキする。9時頃だったかHさん、Nさんダブルヒット。12時頃にさらに1本追加。まだリードしているものの、残り5時間余りあり、心中穏やかでない。知らず知らず打ち返しが早くなり、さらにアタリを遠のかせる結果に。午後5時タイムアップ。結果よりも1週間前に97cmを溶岩帯から引きづり出した凄腕のH・Nチームに勝ったのがうれしかった。

華麗な三輪さんのDJ 宍戸さんのWCC凱旋報告。世界大会で16位は見事 あたりが止まってやっと写真を撮った
前方の溶岩帯 大型スクリーンで結果を発表 表彰式
 
Euro Carp Cup〜ONE DAY TOURNAMENT 2009〜優勝 2連覇達成
釣行日 平成21年9月20日(日)午前4時40分から午後5時
対象魚
釣行場所 山梨県河口湖  (大会会場~西湖津原キャンプ場)
天気 快晴
釣果 総重量19.8kg  5本
フィッシングメソッドングメソッド
フィッシングタックル
・ロッド:UkダイワLongbow3lb+Teamdaiwaマルチレングスバッド他
・スポットロッド:トーナメントサーフT35-405
・リール:ダイワトーナメントベイシエア45QD他
・ロッドホルダー:ギター鯉サムライ1号、2号
・バイトアラーム:DELKIM
・ライン:4号
・針:ユーロカープ#4ダウンアイ
・錘:15号
・ヘアーリグ+PVAバック
・寄せ餌さ:ニュートラベイツトリガーアイスペレット、トリガーアイス
・喰わせ:ボイリー(ニュートラベイツ、トリガーアイス、クランべりーフルーツ16㎜)
釣り方
1週間前のプラ(練習)では、フックアウト(ハリはずれ)と溶岩帯に潜られあえなくロスト。そこで、フックをワンサイズアップの#4、ボイリーとフックの間を5mmと長くし、ラインを4号にした。これは、ヒットして走っている魚をすばやく浮かせるにはラインの抵抗の少ない細いラインの方が有利なためだ。さらに、ウイードエリアでは、ボイリーを吸い込まず、浅目に掛ることの多く、水深のあるところから引きづり出そうとするとフックアウトしやすいと考えた。釣れたので何とでも言えるが、1週間こればかり考えていた。
 河口湖釣り規定