フィッシングメソッドングメソッド
フィッシングタックル
・ロッド:ダイワ UkダイワLongbow3lb+Teamdaiwaマルチレングスバッド
・リール:ダイワトーナメントサーフベイシア45QDU
・ロッドホルダー:ギター鯉サムライ1号
・バイトアラーム:DELKIM
・ライン:5号
・針:ユーロカープ#6ダウンアイ
・錘:10号
・ヘアーリグ+PVAバック
・寄せ餌さ:ニュートラベイツトリガーアイスペレット、トリガーアイス、ソース他
・喰わせ:ボイリー(ニュートラベイツ、トリガーアイス15o)

釣り方
カープフィッシングは急速に普及しつつある。ワンデイトーナメントにおいてもほとんどの人が鯉を釣り上げるまでになった。
河口湖の休日は多くの釣り人で賑わい、その多くがバス釣りである。親子づれも多く、のんびり釣りを楽しんでいた。その子どもの竿を見ると父親のお下がりであろう、ファントム53UL。もう30年前の第1期ルアーブームの頃のものを使っていた。カープフィッシングも道具とともに次世代に受け継いでもらいたい。
釣行日 平成20年9月14日(日)午前4:30〜午後3:00
対象魚 コイ
釣行場所 山梨県河口湖
天気 曇、小雨のち晴
釣果 コイ3本

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大会主催者である福安氏は以前から日本でヨーロピアンスタイルの鯉釣りの大会を開催したいと熱く語っていた。とうとうダイワ、バークレー、つり人社と業界最大手の協賛を受け実現。ルールはヨーロッパ鯉釣り連盟の国際ルール。チーム制、優勝は鯉の総重量勝負。釣り開始は大会会場から抽選で順次スタートする。参加費2万円、優勝賞金は20万円と他の釣り大会とは一線を画す。大会のキャッチコピー「DON‘T MISS SEPTEMBER’S EUROCARPCUP」は私のアイデアである。私は手伝うか出場するか迷ったが、大会を盛り上げ役として賑やかしで出場することにした。大会会場は西湖の津原キャンプ場でフィッシングエリアは河口湖のみ。過去に鯉釣り河口湖大会は過去に2度出たことがあるが、いずれも西湖の釣行で河口湖の釣り経験はバス、マス釣り大会でしかない。初めての場所は情報収集が釣果のカギである。それをどう分析するかが勝敗を決する。魚を釣りたければ人を釣れである。大会前日下見では、現場の状況から西風があたる大橋北橋脚東もしくは、扇埼と決めていた。しかし前日には、東南の風で西面はあまり芳しくなく、東南風の場合、正面風を受ける場所、数釣り勝負であること、居着きの鯉を釣ることなどアドバイスを念頭に大橋南「クジラ船東」に決めた。このクジラ船は桟橋で繋がれもう何年も運航していない古い廃船の様子で、船尾付近から6〜7mの駆け上がりとなっており、そのラインが大橋橋脚まで続く。クジラの東は小さいワンドとなっており、東の岬付近ではところどころ溶岩帯が点在し次第に浅くなっている。ワンドの正面80m付近にはブイかなり浮かんでおり、必然的に大物は取り込むのが難しい場所でもある。午前4時30分9番スタート。クジラ船横はパートナーに譲り、30m東の正面ブイ前で竿を出した。風は微風ではあるがまだ東南の風が吹いている。セット後1時間経過、ノーバイト。不安がよぎるパラパラと雨が降ってきた。竿を見つめていたところ、東側の竿がいきなりけたたましくアラーム音とともにラインの回転音が湖にこだました。竿を手に取った感触は大したことないと感じたが、6番フックのため無理はできない。魚は大きく走り、クジラ船下に潜り込もうとしている。クジラ船の周りはいかりロープは勿論、引っかけた釣り糸が無数にある。しかしラインに絡まるも、幸運にも何とかパートナーのネットに収まった。4.8kgゲット。幸先のいいスタートを切った。30分後にすぐにあたり。今度は正面に投げた竿にヒット。無難に5.1kgゲット。ここで検量を電話で依頼。この時点でトップを確認。カッパを着に車に戻り、支度をしていたらアラーム音が鳴る。急いで現場に行くが途中で足が縺れて大コケ、何とかたどり着くもかなり走られ、沖にあるブイに絡まりあえなくロスト。午前9時30分頃検量後、さらに5.2kg1本追加でこの時点でもトップを維持。午後11時を回り、パートナーの竿に待望のあたり。しかしフックアウト。その後もう一回当たるもフックアウト。これが最後だった。当日の魚はワンド東側から入りクジラ船を通り、ワンドから出て行った様子でクジラ船前でのバラシは致命傷だった。午後3時タイムアウト。終わったと思った。午後5時からの表彰式には時間があるので温泉に直行。温泉から釣果を聞いたところ、何と優勝。それも、そろい次第表彰式を行うので早く来いとのことだった。冗談かと思ったが本当だった。みなさんお疲れ様でした。そして大会関係者のみなさまご苦労様でした。

クジラ船 沖のブイ 改造したロッドのベースは鯉魂(DVD)で使用した竿
検量 幸先のいいスタート 表彰式