ゴールデンウイークも半ば過ぎ、大阪府枚方市まで車で走った。めざすは淀川と天野川の合流点。大阪はクロダイ釣りに一回行ったことがあるが、釣り以外でもほとんど行った記憶なし。当然、川は初釣行。
 ここは、鯉、ナマズ、ギギ、ソウギョ、バス、ギルが釣れるらしい。夕方5時半過ぎに現地到着。七夕伝説もあるこの天の川は河口川幅約30mで落差工(堰堤)のある最深部は1m位。川の中央には中州ができている。
 釣人は鯉釣りの高齢者3人、バス釣りの若者5人。始めての所は、魚を釣る前に釣人を釣るのが鉄則。鯉釣りの高齢者に釣果を聞いてみると、毎日暇つぶしに来ているとのこと。名古屋から来たと伝えると以前若い頃、コンクリ型枠職人に名古屋に住んでいたことから、懐かしい友人にでも会ったように色々話しをしてくれた。伊勢湾台風に遭い会社が潰れたこと、名古屋城の改築、美智子様の結婚など当時の名古屋にまつわる昔話を相づちを打ちながら聞いた。遠くを見つめながら昔話をしている高齢者の感慨深い顔つきから、よほど懐かしい思い出があったであろうことが伺えた。釣りの状況については、鯉は一週間前に産卵し、現在は、合流する淀川のブレイクラインをウロウロしていて、そこを浮子釣りで流して釣るのが効果的と教えてくれた。針は二本針でエサは食パンの練ったものと浮力のあるパン耳を付けたコンビネーションと、あたりに多く発生しているトロロコブのような藻で釣ると教えてくれた。また、「超熟」という食パンは粘りがありエサにはベストであること。さらに秘密の場所で捕って乾燥させておいた藻まで頂いた。
ナマズはと聞くと落差工のある落ち込みの泡の中にいるらしい。エサはルアーで釣ることとしていたのであえて聞かなかった。
ギギはと聞くと釣ったことが無いとのこと。貴重な魚なのか。。。狙ってみたい。
また、ソウギョを釣るには時期がはやい。。。残念。
この北に位置する川は、朝早く行かないと場所がとれないほどの人気スポットらしいが、夜は林の中にブルーシート族(浮浪者)が住んでおり、悪いことはしないが避けた方がいいとのことなど、色々教えていただいた。ただただ感謝する。
 午後7時、誰もいなくなった。さあ開始。鯉狙いには、いつもの自作天秤と吸い込みにスパイク錘25号、練りエサは龍王、喰わせエサは、まずは蜂蜜、レミーマルタン漬けコーン。
 鯉を待つ間、ルアーでナマズを狙う。ルアーは淀川トーピィードと言いたいが釣りたいのでコンバットスティック「コマンド」にクランクは「ショートリップのピーナッツ」「ウッディーベルのシャローラビット 」。トップは「スゴイポッパー」「POPX」スピナベは「クリスタル1/4」「SRミニ」を使った。
初あたりは鯉63cm。続けてまた鯉63cm。。。同じようなサイズの鯉を4匹ゲット。ナマズはポッパーで出したがミスバイト。クランクでもミスバイト。。スピナベで小さいバイト後のホールで喰わし、55cmゲット。午後12時納竿。まだ体力があればやりたかったが限界。
淀川 堰堤 合流点
ナマズ ナマズ
フィッシングメソッド
フィッシングタックル
(鯉)
ロッド
リール

ライン
仕掛け



エサ


(ナマズ)
ロッド

リール

ライン
ルアー

グラフテック8ft
ABU7000シンクロ
ナイロン12号
自作吸い込み仕掛け、針ダイワシルバークリーク#3
スパイク25号
龍王
コーン (蜂蜜+ブランディー漬け)

コンバットスティツクコマンドー68M
メタニュームXT左
ナイロン4号
「ピーナッツ」「ウッディーベルのシャローラビット 」「スゴイポッパー」「POPX」「クリスタル1/4」「SRミニ」
釣り方
(鯉)
リールはドラグフリーでクイックオンにして待つ。
(ナマズ)
ルアーの泳ぎを悪くする藻が絡みにくいルアーや絡んでもジャークで外せるルアーがいい。
釣行日 平成18年5月5日(金)午後7時から午後12時
対象魚 コイ、ナマズ
釣行場所 大阪府枚方市 淀川天野川の合流点
天気 晴れ
釣果 コイ63cm、62cm4匹、ナマズ55cm
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