ご挨拶 竹下 次郎 ( Jimmy )
『どんな名人も最初は素人!最初から上手にできる人はいない』
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で一躍全国に知名度を上げた調布市。
ここに拠点を置く調布市ダンススポーツ連盟会員の竹下次郎です。
さて、タイトルにしたメッセージは、私がダンス・コーチングする際に、特に初めて
ダンスを習う人、あるいは習いはじめてまだ間もない人に必ずお伝えする私から
の大切なメッセージです。
20代後半から30代前半にかけて、長期出張で訪れたモスクワのレストランで、
生バンドの演奏に合わせて、華麗に踊る素敵なカップルがいました。私の瞳は釘付
けになり、「自分もあんなに楽しく、そして華麗にダンスが踊れたらいいのになあ!」
と思い憧れたのが、社交ダンスという魅惑の世界へ一歩足を踏み入れるきっかけと
なりました。
帰国後、ダンスへの熱い想いを胸に、新宿のとあるダンススタジオを訪れ、入口の扉
の前まで行っては、「やはりやめようか」と躊躇し、帰宅するという日が2日続きました。
そして3日目、スタジオの扉に手をかけようとした時、偶然にも扉が開き、女性の先生が
笑顔で、優しく「どうぞ!」と迎え入れてくれました。
その一言でホッとしたのと同時に、「どんなことでも初めて行動を起こすというのは、
こんなにも大変なんだ!」と改めて気づく自分自身がそこに居ました。
そして、その日を境に悪戦苦闘のレッスンが始まりました。ダンスはモスクワで見た
だけという素人の私は、ルンバのカウントが全く理解できない。ワルツの足型が全然
覚えられない。はっきり言ってまさに落ちこぼれ。
でも今から思えばこの悪戦苦闘の日々が、現在の私のダンス・コーチングのベースに
なっていると言っても過言ではありません。
多くの方が「あの人のようにカッコ良く踊りたい!」「素敵なドレスを着て楽しく踊って
みたい!」と憧れ、ダンスの世界に飛び込みますが、理想通りに上達できず、挫折し
てしまう方が、残念なことにとても多いようです。
「どんな名人でも最初にダンスを習った時は、全くの素人なんですよ。だから安心し
てね!これから何回も復習することにより、一歩ずつ名人に近づいていけますよ!」
と私はみなさんに必ずお話しします。
ベーシックを大切に「自分らしく輝く美しいダンス、楽しいダンス」をひとりでも多く
の方にお伝えすることにより、ダンスをこよなく愛する人をさらに増やしていけたらと
大きな夢を描いています。
そして、ダンスという素敵な「出逢い」を通じて、ぜひあなたと「感動」というフロアで
共演したいですね!
“ Shall we ダンス? ”
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました