ホタル便り


 今年も笹沢川(御牧ヶ原 読書の森から歩いて3分)沿いにほたるが飛び始めました。ここは県下でも有数のほたるの自然発生地です。沢になっている川沿いに長い距離にわたってほたるが飛びます。種類はゲンジとヘイケそして昨年はもう一種類クロマドないしオバホタルが確認されて、計三種類です。最初ゲンジから飛び始め、途中からヘイケが飛び始めて、最後はヘイケだけになります。クロマド(オバ)は、陸に住んでいて、木登りなんかしたりしながら笹沢川とはすこし離れて住んでいます。
 時期は6月20頃から7月20頃までの約1ヶ月(笹沢川沿い)。クロマドはずっと遅くまでいますが、残念ながら数は少ない。
 6月下旬現在、飛んでいますが、残念ながらまだ少ないようです。
 ところで『原のほたる守り隊』という任意の団体があって、(読書の森も隊員ですが、)このほたるに末永くここに住んでもらいたいと願って、活動しています。今年もほたるが飛び始めたのを確認して川の清掃、そしてほたるを見にいらしたひとのために看板を設置しました。さてここでほたるから皆様に伝言をことづかっておりますので、以下お伝えしますね。
 ● ほたるを持って行かないで!(みるだけ、みるだけ)
 ● 土手を踏まないで!
 ● できるだけ暗くして、静かに見てね。
 ● ゴミを捨てないで。
 以上です。詳しいことをお知りになりたい方など、お問い合わせ下さい。


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