当クラブオリジナル階段室足場・第1号 | |
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初めて作成した足場は、頑丈すぎるくらいの造りでした。後で述べますが、ツーバイフォー材を2本張り合わせた脚ではなく、ツーバイフォー材1本の脚でも充分に丈夫な足場はできます。見た目に足が細くて不安に思われる場合は、ツーバイフォー材とワンバイフォー材を張り合わせた脚にしてもいいと思います。要は、安全に、ケガをしないように作業できればいいのです。
コの字型階段の場合、設置に3〜4時間、撤去は1時間ほど。 このページ後半に、足場の作り方を紹介しています。ご自分で作られる方は参考にしてください。 |
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▲壁面と足場の間にコテを持つ手が楽に入るようすき間を設けています。 |
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▲施工期間中も階段の上り下りが楽にできるように設置します。 取り外しできる床材を取った状態の写真です。 |
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▲床面にすき間が見えていますが、DIYされる場合は 大きなすき間ができないよう床材を用意するといいでしょう。 ゆれ止めをかまさなくても、けっこうしっかりしていました。 脚立に乗っての作業もこわくありません。 |
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【足場の作り方】 | |
材料/ツーバイフォー材、杉足場板、合板(12mm厚み、もしくは、9mm厚み。ホルムアルデヒド放散量の少ないものを推奨)、アングル金物、ビス、木工用ボンド
道具/インパクトドライバー、ソーガイドミニ、水準器(水平を見るために使用)、筆記具、メジャー、曲尺(直角を見るために使用。三角定規でも可)、アルミ脚立、アルミ脚立用安全ストッパー(階段など段差のある場所で脚立を使用する際、脚立の足4本の内2本に取り付けて足の長さを調整するもので、足場を組み立てるときに必要となる場合があります。) |
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1.階段室の採寸
2.図面おこし、木材カット寸法図をつくる 3.必要な材料の割り出し 4.カットサービスをしているホームセンターで木材を購入し、材料をカット依頼。 5.部品の組み立て> |
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支柱・梁: | ツーバイフォー材を2本張り合わせてつくります。木工用ボンドを塗り、2本のツーバイフォー材を貼り合わせてビスでしっかり密着させます。ビスは30〜40センチ間隔で打つ。
※上記説明の2本張り合わせの脚ではなく、ツーバイフォー材1本の脚でもけっこう頑丈な足場ができましたので、ここでご報告しておきます。 |
支柱受け: | ツーバイフォー材と合板で、下写真のような支柱受けを必要数作る |
▲このように支柱を差し込んで立てます。2メートルを超える支柱でも自立します(自立するので一人で組み立て・解体ができる)。 支柱を差し込む穴のサイズは支柱より0.5mm大きめにします。ぴったりすぎると差し込むことができません。ゆるすぎると支柱がぐらつきます。 |
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床材: | 杉の足場板をカットして必要数用意します。 |
▲床材のほとんどは梁に固定しませんので、動いたりずれたりしないようゲタ状に作ります。(床材の1〜2枚は梁にビス止めします) | |
6.組み立て | |
※組み立てる前に、階段面に養生マットを敷いて建築養生テープで止めておきましょう(キズ防止)。 | |
▲支柱と梁を固定するアングル金物は、お金をケチらずに頑丈なものを購入すること。ビスは穴サイズを確認して必要数を購入。 | |
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支柱、梁の直角・水平を出すよう、水準器や曲尺を使いながら組み立てていきます。 | |
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※足場の製作・組み立て時、また、足場での作業時のケガ・事故については、当クラブはその責任を負うことはできませんので、ご自分で足場を作る方は自己責任で製作・作業をお願いします。 | |
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