2003年地球に飛来した地球外知性体認定ナンバー1号、EI−01の恒星間航行用形態。巨大な宇宙船のような形態をしていたことから、こう俗称されることがある。機界昇華した異星の宇宙船(あるいは巨大建造物か)と融合したものと思われるが詳細は不明。
初フライトで衛星軌道を周回していた獅子王凱の乗るスペースシャトルスピリッツ号を接触、大破させ、獅子王凱にも瀕死の重傷を負わせるが、ラティオを守るべく地球圏に留まっていたギャレオンの攻撃を受け機関部に深刻な損傷を負う。そのまま日本の横浜付近に墜落し、横浜市街の一部を壊滅させた。墜落後は周囲の機械類を取り込みつつ地下を移動。東京タワーの真下に潜伏し、以降はゾンダリアンタワーと呼ばれるようになっている。二年間の潜伏期間を経て、活動を再開したが、この二年間がゾンダリアンのみならず機界文明にとって痛恨の空白期間であったことは疑う余地がない。
EI−01ことパスダーは銀河一帯に張り巡らされた機界文明の情報伝達系の一端にすぎず、機界昇華は地球のみならず、他の多くの惑星においても同時進行中であった。ゾンダーシップと機界四天王たちも機界昇華を拡大すべく機界31原種のもとから送り込まれた数多くの派遣軍の一つに過ぎない。機界31原種が直接機界昇華の手を下すというのは極めて希であると言ってよいだろう。