プラチナフォーメーション

   GGG機動部隊が有する数あるフォーメーション攻撃の内の一つ。
   ガオガイガーと二体以上の機動部隊所属AIロボットで目標を包囲した後、ガオガイガーを除くすべての火力による同時多重攻撃をかけ、目標を防御に専念させておく。その間にガオガイガーはディメンジョンプライヤーをコネクト、防御に専念している目標のバリアシステムを空間ごとディメンジョンプライヤーで排除する。これにより一度に防御手段を失った目標は継続されていた機動部隊の攻撃により粉砕され、そこへガオガイガーがヘル・アンド・ヘヴンで攻撃、を摘出する。
   機界文明による機動兵器が強力なバリアシステムを持つことはギャレオンのデータバンクから判明していた。プラチナフォーメーションはこれを無効化するために考案されたが、ガオガイガーの攻撃力が予想を遥かに上回って強力であり、またバリアを分解するメルティングサイレンがボルフォッグに搭載されたことで、プラチナフォーメーションの意義も薄らいだ。だが、対EI−01戦においてはEI−01の強力なバリアに加え、それに前後する戦闘でボルフォッグを戦線から欠くことになり、急遽使用されている。しかしEI−01によって湾曲空間を弾き飛ばされプライヤーズが大破。作戦は失敗に終っている。
   その後、使用を強いられる局面は訪れることはなく、二度と使用されることはなかった。