ヤマガラスとも言う。日本から東アジア、南アジアに分布。カラス科の鳥で、成体の全長は約55〜60cm。羽毛の色は黒色で、青緑色の光沢がある。ハシボソガラスと酷似しているがくちばしがより太く、上下幅は約3cmある。村落、耕地、都市、のほか海岸、山地付近などに広く生息し、雑食性。4〜6月頃に樹上に営巣する。
元ID5の一員で「闇夜ヲ切リ裂ク黒キ翼」とも呼ばれたブラッククロウことカースケは、本来バイオネットによって遺伝子操作を施された一羽のハシブトカラスであった。しかし1982年、当時防衛庁の一職員だった大河幸太郎によって保護され、その高い知能と勇気を買われ、特殊任務部隊ID5の一員となったのである。