ジェネシックガオガイガーの防御システムの一つ。
ジェネシックガオガイガーはその力の源であるジェネシックオーラの無限波動を常時機体表面上に対流させ、機体全体を覆っている(これは肉眼では確認できない)。これがすなわちジェネシックアーマーと呼ばれるバリア的防御システムなのである。機体表面を覆うジェネシックアーマーは単なるバリアシステムとしても非常に有効であるが、特筆すべきはソール11遊星種に対する破壊的効果である。知っての通り、ジェネシックガオガイガーはソール11遊星種に対する絶対的な優位性を付加されたアンチプログラムとして建造されている。それゆえその力の源となるジェネシックオーラは遊星種の発するラウドGストーンのエネルギィを完全に無効化し、あまつさえ遊星種の身体もしくは操作する機体を強制的に物質崩壊へと導く事が可能となる。では、それを「バリアシステム」として運用した時どうなるであろうか?
遊星種はジェネシックアーマーという「バリア」に触れた瞬間、原子分解されその力を失ってしまうのである。これは敵対者のバリアシステムをかいくぐり、あるいは破壊し、機体に直接の攻撃を加える事で目標を破壊することを前提としたメカノイドの対メカノイド戦において文字通り「触れる事すらかなわない」無敵の存在となり得ることを示唆しているのだ。
ジェイアークのフィールドジェネレイティングアーマーの原型となった装備と思われる。