GGG諜報部に所属するビークルロボ・ボルフォッグに施された特殊装備のうちのひとつで、薄紫色の無味無臭のガス。生物に対しては殆ど無害である。目くらまし用の装備ともいえるが、フォッグガスの真の機能はボルフォッグの両肩に装備されたプロジェクションビームと組み合わせることで初めて発揮される。すなわち、このフォッグガス自体をスクリーンとしてプロジェクションビームによって幻像を投影することが出来るのである。目標を撹乱する際にしばしば用いられたが、明るく開けた場所では幻像の投影がしにくかったり、ガスが風などで流れてしまうために、使用できる状況は限られたものとなっている。
ちなみにフォッグガス散布装置は催涙ガスや催眠ガスなどの対人用ガスも散布することが出来る。