勇者王誕生!−神話ヴァージョン−(ゆうしゃおうたんじょうまいそろじーう゛ぁーじょん)

 『勇者王誕生!』は20世紀最強最後のロボットアニメのオープニングテーマとして輝かしい足跡を残した。これに象徴される『勇者王ガオガイガー』の伝説を引き継ぐべく製作されるOVA『勇者王ガオガイガーFINAL』は伝説を越え、神話たることを求められていたのである。故にそのオープニングテーマも伝説から神話へと進化を果たさなければならなかった。そのコンセプトの元に、『勇者王誕生!』をヴァージョンアップさせたのが『勇者王誕生!−神話ヴァージョン−』である。
 「オープニングテーマは作品を語るものでなければならない」とは『勇者王誕生!』の作詞者であり、『勇者王ガオガイガー』の監督たる米たにヨシトモ氏の言である。この「神話ヴァージョン」でも、それは踏襲されており、「FINAL」を終えて改めて聞けば、その歌詞に物語の全ての原型が込められている事に気付くだろう。
 後にこの曲は『勇者王誕生!−究極神話ヴァージョン−』、更に『勇者王誕生!−ピアノソロヴァージョン−』へと物語の展開にあわせ、更なる進化を遂げていくこととなる。

作詞

米たにヨシトモ

作曲

田中 公平

編曲

根岸 貴幸・田中 公平

遠藤 正明

(敬称略)