ガオファイガー・プロジェクトによって建造された連装採掘錐突撃戦車型ガオーマシン。ファイナルフュージョン時にはガオファイガーの脚部を構成する。
ドリルガオーUは四機の新ガオーマシンの中でも特に旧来機からの変更がなされなかった機体である。最も大きな変更点といえばドリルの回転方式の変更、即ち各ブロックをそれぞれ独立に回転させるようにした点と、ドリルにブレードを設置し更なる攻撃力増強を図った点である。これ以外には、もちろん機体の基本性能は格段に向上しているものの、ステルスガオーVやライナーガオーUの様に機体の外観における大きな変化はないといって良い。これは旧ドリルガオーが一機動兵器として、また巨大メカノイドの一パーツとして非常に高い完成度を持っていたことの証明である。
旧ドリルガオーと同様に機体は左右に分割することができ、更にそれぞれを独立して長時間に渡って運用できるようになっている。この機能を用いた緊急回避行動はもちろんのこと、左右それぞれをガオファーの腕部に装着、攻撃力および防御力の増強を図る「ドリルガオー装着モード」も健在である。また旧ガオーマシンとの互換性を有し、旧ドリルガオーと同様にガイガーへの装着、ファイナルフュージョンも可能である。通常は簡易AIと無線によって制御されるが人が乗り込み操作することもできる。
ギャレオン無き後の地球圏秩序維持防衛戦力の主体として各地で活躍したが、GGGの三重連太陽系遠征に投入され現地におけるソール11遊星主との戦闘でガオファーともども破壊されている。
分類 G−stone Driven
Gao Machine
型式 ガオーマシン
機体構成 ガオファイガー脚部
全高 18.2m
重量 299.0t
DSPシステム DGC−20000
GSライドクラス 機密
構造 単一構造結晶装甲
主動力 第五世代型ウルテクエンジン
推進機関 ウルテク跳躍推進システム
推力 1500t×2
搭乗可能人員数 6
バリアシステム
Gパワーバリアシステム/レーザーコーティングD119負荷転移装置
装甲 ハイパーG装甲
特殊装備 Gドリル
武装 なし
備考
ステルスガオーシリーズのマルチパイロンによって長距離輸送を受ける事ができる。