GGGが開発したAIによって自律運用されるGストーン搭載型ロボットはマイクサウンダースシリーズを除き、すべて車両への変形機構を有している。彼らは車両形態をとることでより幅広い活動の場を獲得することができ、また活動現場間の移動なども、高速で行うことができる。この車両形態をビークル形態と呼ぶ。本来ビークル形態は偽装機能として考案されたものであるが、試作開発の意味合いも強いビークルマシンであった氷竜、炎竜のカラーリングが青と赤と言う究めて人目を引くものに決定されたために、「竜」型ビークルマシンにおいては、ビークル形態はもはや偽装の機能を果たすものではなく、主に高速移動形態として定着している。これに対して、諜報部所属のビークルマシン、ボルフォッグなどのビークル形態はその任務上の必要性からも究めて偽装性の高い、いわゆる普通のパトロールカーに酷似したカラーリングがなされているのが特徴である。