2002/SEPTEMBER


9/23/いろいろです
ほとんど2週間振りの更新で、いやあ、どもスンマセン。2週間振りですから、その間色々ありました。まず、ソフトボ−ル関係。
クラブチームの方は、おかげさまで勝ちまして、来期(来春ですが)からは、2部に復帰です。まもなく定位置の一部復帰になるでしょう。
PTAの方は、ちょっと危うい状況です。次の試合に勝つと、2勝2敗で3チームが並び、さらに巴戦で残る一つの席を争うことになります。これは10/6に行われることになるのですが、ピッチャーが一人しかいない今のうちのチームにとっては、ちょっと厳しい感じかな。
サッカ−の方ですが、夏休みを越えただけで子供達は、ズンと成長しております。とは言っても 一年生ですから、たかが知れておりますが、表情がずいぶん違うように思います。彼らとこれからどんなサッカーを創造出来るのか?ちょっと楽しみではあります。
合宿に一緒に行った4、5、6年生たちも少しずつ変わって来ている様です。
特に僕は、上手な子供達よりも、なんだか上手く出来ない子供達に注目しています。六年だけれど、周りとあまりにも格差のあった子や、リフティングが出来ず泣いていた子、感情のコントロールが上手く出来ず、思ったようなプレ−が出来なかった子、すぐにお腹の痛くなる子、おかずの食べれない子、とにかく今の子供達を取り巻く色々な問題が浮き彫りになった合宿だったのです。
その子たちが合宿での経験を元に少しずつ変わって来ています。むろん、全員が急に上手くなる物ではないし、問題の根底が意外に深い所にあって、そう簡単に解決出来ないことも多々あります。しかし、本当に少しずつ上手くなれば良いし、解決出来ればいいのです。
キーポイントは、「少欲知足」だと考えています。最終到達点は遠くにあっても、当初の目標到達点はごく簡単な事で良いのだと思います。たとえば、リフティングが全然出来なかった子が、10回できたら喜んであげていいのです。素晴らしい進歩です。他の子と同じペ−スでなくて良いのだと伝えてあげながら、共に喜んであげれば良いと思います。子供達は一人一人別の個性であって、同じである必要は、決してありません。でも、その事を子供達に言い過ぎてしまうと、子供達はその言葉に甘えてしまいます。個性は個性として、それに応じた無理のない課題を与えて、達成感を感じてもらう事が大事だと思います。達成感を得た子供の表情は、とても素晴らしいモノだと思います。
さて、大事な仕事関係ですが、正直言うと、若干ヒマです。もちろん、物語や絵本のラフなどは、随時、制作していますが、なかなか「仕事」になりません。コマッタものです。
お仕事関係の皆様。このHPに掲載している以外のタッチもたくさんあります。御興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。いつでもウェルカムです。とりあえずメールで
ところで、下のナツカシ話関係ですが、その後もいろいろメールをいただいています。
そのうち、特集してしまおうかと考えています。しばし、お待ち下さい。ハハハ

9/07/下の続き
下の話に妙な反応があって、事実、何人かの人からメールをいただいた。まっ、同世代の人たちだよね。そうなんだよ。パソコンはもちろんのこと、コピーだって、ファックスだって、(まあ、コピーがある家ってのは、比較的珍しいかな)、携帯だって、今では誰でも持ってるけれど、ほんの少し前までは、全然普及していなかったんだ。ここ、ほんの15年の事なんだよ。正味の話。改めて考えるとちょっとこの変化はスゴイことかもしれないよね。ビックリしちゃうよね。携帯電話は、あったにはあったけれどさ、ちょっと異常なくらい大掛かりなもので、最初の契約にも凄い高い金額が必要だったし、本体そのものも学校の先生が研修に持って行くようなショルダーバッグ(いやに細かい描写だけれど・・・)くらいの大きなものだったのよ。でさ、テレホンカードみたいな物が導入された訳だよね。でも、今、全国では公衆電話と言う物がどんどん減っているんだそうですよ。そりゃそうだよね。みんな携帯持ってるもんなあ。
下に書いてあるコピー器にしても、本当に大きな物だった。しかもデジタルじゃないし、すぐ映りが悪くなるんだねえ。それですぐメンテさんに来てもらう事になる訳だ。当時のファックスには、不思議な装置が付いていたよ。今なら送信履歴なんてのは、すぐにプリントアウトできるじゃない。でもね、当時は紙送りも今一つの精度だったし、ちゃんと相手に送れたかどうか、確かめる手段がなかったのね。そこで送信できた紙に(済)っていうハンコが押されるオプションが付いていたの。おかしいでしょう。紙が排出される時にシャチハタが排出される所に付いていて非常に原始的な手法で「ポコン!」と押される。なんだか妙に趣なシステムだったのですよ。
ポスターやパンフのカラープレゼンも大変だったよ。今みたいにカラープリンターなんてものはなかったからね。ビジュアルになる写真なんかは、光学式のスゴイでかいカラーコピーマシンのある業者に発注して(当時は赤坂にあったマコト企業って所に良く行った物です)拡大してもらう訳、それでキャッチコピーとかは、当初はセルフィルムにカラーで印字してそれを上から乗せていたんだ(まあ、レイヤーみたいなことかな?)その次の段階は、インスタントレタリングや
オリジナルのインスタントレタリング(クロマティックと言うのだ)を作ってもらって、それを所定の位置にコシコシ、転写して行く訳ね。でもこれだと、すぐに傷が付いてしまうので、その上にアセテートフィルムを空気が入らないようにかけるのよ。今ならたとえB倍のポスターだって、PCで製作して、出力屋に持って行けば、それで終わりでしょう。良い時代になった物だよねえ。(この手の話、もっと聞きたい人はメール下さい。ハハハハハ)
あのねえ、グチじゃないのよ。でもこれだけ急激に急速に時代が変わり、モノの仕様が変わると、ついていけない人もいるんじゃないか?と思う訳です。まあ、そう言っていたら、取り残されてしまう人も多々いるとは、思うんだけれどねえ。

9/05/デジタル?アナログ?
今、描いている絵本も手描きで描いた素材をPCに取り込んで、加工して作っている。仮の出来上がりを プリントアウトしてみると、見た目は、かなりアナログである。もちろんこれは狙ってそうしている訳で、僕は極力アナログな見栄えの表現にしたいと思っているんだ。
デザインの世界にPCが入り込んで来たのはそんなに昔の事じゃない。しかも、これだけ安価で導入しやすくなったのは、ここ4,5年の事だと思う。僕がデザインの世界に入った頃はPCなんてものは、ごく限られた場所にしかなかった。コピーだって物凄く大きいもので、しかも機能は非常に限られていて、たとえば拡大縮小は、それぞれ二つ位の選択肢しかなく、その倍率をいかに工夫して、希望に近い大きさにするかなんて事を四苦八苦しながらやっていたもんだ。ファックスが導入されたのも何年か後の事で、それまでは、写植屋まで(この職業も今は風前の灯火だね)汗かいて走っていったものだった。 でも、その時代にも何人かのデジタルアーティストもいて、僕はその下働きみたいなこともしていたことがあった。(今では、その人はデジタルアーティストとしては大御所の一人になっているよ)当時はね、方眼紙の一つ一つに色鉛筆で塗り分けをしていき、それをPCに読み込ませて(スキャナーなんてないんだから手で入力して行くんだよ。信じられないでしょう)それを今から考えると恐ろしく貧弱なマックで、物凄い時間をかけて加工していたんだと思う。(実際には、何しているんだか分からなかったけれどね)
そういう恵まれた?環境にいたんだけれども僕はPCの導入にあまり興味を持っていなかった。むしろ、「PCに出来ないことを僕はするんだ」という自負もあった。会社勤めを辞めた時も、世の中的にはちょうど導入され始めた頃で、僕が最後にいた会社には、大きなPCはあったけれども、PCと呼ぶにはあまりにも貧弱なものだったし、主にワープロ作業がメインだったように思う。そんな僕がマックを導入してもうすぐ6年になる。正直な話、まさかこんなに使うとは思っていなかった。使いこなせているかと言うと、実は、いまだにちょっとしたレイアウトならPCでするより手でやった方が早いんじゃないかと思う。まあ、その程度の実力なのだけれど・・・。
でもね、最初にも書いたけれど、僕は「デジタルだけれど アナログなモノ」を志向している。
PCだけで、描くこともあるけれど、それでもやっぱり、できればアナログに仕上げたい。別にデジタルを否定している訳じゃないんだよ。でもね、たとえば子供が初めて手に取って見てくれるものには、どこかしらに体温を感じさせるような、「やわらかさ」や「やさしさ」が大事な要素なんじゃ ないかと考えていて、そのためには、PCでは描けないアナログな線や色の要素が必要な気がするんだ。簡単に言えば、好き嫌いかも知れないね。ただ、PCが万能だとは、僕には未だに思えない部分があるんだ。究極な話、僕は電気がなくても絵が描ける作家でいたいって事かも知れないなあ。
まっ、それはそれとして、間違いなく仕事場におけるPCの占有面積は広がりつつある。今は、まず机に向かい、ペン画およびカラーの仕事をして、それらを片づけつつ、そのまま、椅子を回転させると、PCに向かうようになっている。便利なようだけれど、結構頭の切り替えも必要だったりして、慌ただしい感じは否めないのである。ムムムである。

9/01/本日多忙なり
今朝は5:30に起きてしまった。朝の空気はすでに秋の気配である。爽やかな感じ。ウン、この感じは好きだなあ。一年中で一番好きな気配かも知れない。けれども、天気予報によると、今日も最高気温は33度まで上がるそうで、ちょっとコマッタものである。ウムム、コマッタ。
今日は、子供のサッカーの一応2学期最初の練習である。今日はカミさんがグラウンド当番なので、ちょっと早めなのだ。
で、お昼に終了後、僕はクラブチームのソフトボールの市民大会に出場予定である。一試合目に勝てば、もうひと試合なのだ。最近、少々、オーバーワークで、ちょっと持て余し気味なんだけれど、一応主要メンバーなので休むことは出来ない。フッ〜〜である。
何せ、今年の夏はやたらとお腹が壊れた。結構エアコン部屋に籠って、ネチネチと根詰め仕事をしていたからだと思うのだけれど、それでもお腹が壊れると体力が落ちてしまう。その状況で、今年の暑い夏だったから、再びお腹を壊す。その繰り返し。結局、余計に悪循環の道へ落ち込んで行ってしまったものだと思われる。これは本当に悪循環と言うやつで、今もまだ、お腹は完璧でない。でも気力が妙に充実しているのである。そのネチネチ根詰め仕事の先が見え始めたからでもあるし、その出来が必要以上に気に入っているからかも知れない。だって、誰もこんなことやってないもん。そう言う仕事が大好きなんだ。
おかげさまで試合は勝ちました。一試合目は16-0。最終回2アウトまで完全試合だったのだけれど、当たりそこないのレフト前ヒットで完全試合は逃してしまったものの、完全な勝ちでした。相手が高齢だったこともあったので、僕は得意のバントもしなかったよ。
2試合目は最近僕が所属しているPTAのチームと頻繁に練習試合をしている若手のチーム。このチームは、ある中学校のOBで構成されたチームなんだけれど、とても好青年&好少女のチームなので、なにかとアドバイスしたくなる。これは所属PTAチームも同様で、メチャメチャ下手ッぴだったんだけれど、最近少しチームらしくなってきている。でも試合は試合。公式戦って言うのは、そんなに甘くないのよ。実際の話。この試合はノーヒットノーランで勝った。一人フォアボールで出塁したけれど、盗塁させて・・・、アウトにした。試合は三回コールドの10点差の10-0で勝った。相手はつまり9人しかバッターボックスに入らなかった。イヒヒのヒである。
当然、その夜は飲み会である。ここの所、後味の悪い飲み会ばかりだったから、少しだけ溜飲を下げた。でもこのチームにも問題はある。それが解決されなければ、考えなければならないだろう。でも結論は、もう少し先延ばしにしようと思う。