2002/MAY


5/24/02/マニュアルの常識

下の電話器もそうなんだけれどね、実は以前から気になっている事があるんですよ。それはね、世の中の人はマニュアルと言う物を、皆理解出来ているのだろうか?と言う事なのです。
実は今月、色々な物を購入して、それぞれの設定をした訳なんだけれど、これが本当に厄介な訳ですよ。元々、アナログ至上主義でメカ音痴だから、いやメカ音痴だからアナログ至上主義 なんだけれど、とにかくあのマニュアルという本程、理解に苦しむ難解な本はないと思うよ。
僕も昔、ずいぶんその手のマニュアルを作ったりしたし、イラストも描いているのね。だから状況が想像出来るのだけれど、あの手の本と言う物は、誰からも突っ込みが来ないようにその事に詳しい方が編集、監修をされている訳です。もちろん文章のチェックもするのね(通常、文章はコピーライターがメーカーから出て来た物をリライトするんだけれど)ところが、この文章と言うのが意外にネックで、「この位は知っているだろう!」「常識でしょう!」しまいには、「この商品買うんだったら、その位の基礎知識は持っておけよな!!」なんていう高圧的な立場で編集されちゃっていたりする訳です。だから、ド玄人には、モノすごく簡単なマニュアルになるんだけれど、ド初心者には分からない所が多いと言う訳です。しかしながら、世の中的には実はド初心者の方が圧倒的に多いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか??
実は今月、携帯電話も買い替えたんです。前の携帯ではウェブも見れなかったし、メールも使っていませんでした(使えたんだけれどね)さらに言えば、どうやって番号を登録するかも良く分からなかったのでした。それは何故かと言うと、マニュアルが難解だったからにつきます。ヨクワカラン!と言うのが正直な所でした。今度の携帯では、メールも打てます。住所登録も簡単。マニュアルが簡単だったからです。でもね、1週間くらい悩んだのが画像の扱いでした。待ち受け画面に自分のイラストを使用しようと思ったのですが、携帯で読み込めないのです。なんで?「.png」と「.jpg」なら読み込めるはずだろう。色々と試してやっと分かりました。僕のファイルは「.jpeg」になっていたのです。「.jpg」なら読み込めるが「.jpeg」はダメなんです。なら、そう書いとけよなあ!まだまだ万民のためのマニュアルには程遠いような気がします。
ちなみに、このページは ウェブ対応にしてありません。だって僕のサイトは画像が中心で携帯では対応出来ないと考えているからです。でも携帯電話の待ち受け画面にイラストを使用したい方は、下の画像を御提供します。どうぞお使い下さい。これが噂の「.jpg」です。
                  


5/24/01/電化製品の憂鬱
今日、電話器本体を購入した。近所のジョーシン電器がリニュアルオープンしたのでセールをしていたのであった。本日の目玉商品は買い損ねたけれど、ポイントカードに貯まったポイントも使って、目玉商品より安く購入した。実は、ここのところ子器が充電が効かなくて、コマッテいたんだ。充電池だけ買い替えれば良いような物だけれど、意外に充電池を替えてもダメな場合が多いんだよね。前の電話器を購入してから約五年。長く使った気もするけれど、黒電話で育った世代的に言うと、なんだか長持ちしないよね、最近の電化製品てさ・・・。
どう言う訳かしらないけれど、電化製品は保証期間が過ぎると壊れたりしませんか?
我が家だけの問題なのかなあ?中には保証期間が過ぎた翌日に壊れた物もあるもんなあ。タイマーでも入ってるんじゃないかと疑ってしまうよね。
まあ、それは冗談としても、今日、カミサンと覗いて来た電気屋さんには、ウムムムと唸ってしまう製品が多々あったのよ。たとえばね、オーブンレンジにインターネット機能がついている訳。メーカー的には「お好みのレシピがお手許にピュン!」なのだろうけれど、実際使う人はどれだけいるんだろう?冷蔵庫にインターネット機能っていうのもあるのよ。「ドアを開いて、残りもんの食材をインプットするとあら不思議。あっという間にレシピがドーーーン!」なんて、そんなイメージなんだろうけれどさ、そんな物に頼っちゃう程、料理のボキャブラリーが少ないのかな??
と、言うか、そんな事している間に何かは出来ちゃいそうな気がするんだけれどね。そのうちに掃除機だとか洗濯機にもインターネット機能がついて来たりしてしまうのだろうか?それはそれで便利な気もしないではないけれど、なんだかなあ、ビジュアルを想像すると憂鬱に思えてしまうのは僕だけでしょうか?

5/17/01/なんで?フィリップさん??
いましがた、ジャパンの23人が発表された。俊輔が落選?なんで?どうして?Why?????????
秋田が選ばれた? なんで?どうして?Why?????????そりゃ、監督はあなたで、僕ではないのだから、僕とあなたの意見が違っても、何の問題もないけれど、
なぜ?中盤のリーダーが多すぎてはいけないからかい? アクマでフィジカルの問題? キャプテンシーが発揮出来ないから?それとも単純にキライだからなのかい?
それはそれとして、 adidas japanは何も言わないのかイ?JFCも何も言わないの?今までメインキャラクターに起用していた選手を落とす事に問題はないのか?もちろん、彼が落選しても優秀な選手である事には変わりはないし、次のWカップだって年齢的に無理な話ではないんだから、悲観する事はないんだろうけれど、中村って言う選手は、こういう事があるとコワレテしまうかもしれない 心の持ち主だよ。大丈夫か??選ばれなかった理由がその心の危うさにあるのなら仕方がないのかも知れないけれど、なんだかなあ、納得行かないなあ。
テストマッチで、あれだけ点を取っても、その目立ったセット・プレー=選考の対象でないのは、なんとなく納得出来るんだけれどね。他にもけれる選手はいるんだから、でもねえ、僕には今から容易に想像がついちゃうのは、予選三試合すべてで、「俊輔コール」が起こるだろう事と、たとえジャパンがどの時点で負けたとしても、それは「俊輔を使わなかった」からだと論評されてしまうんだろうなあ。と言う事。フィリップ・トルシェは日本で最も有名なフランス人の一人に間違いはないけれど、人気はこれでガタ落ちだろうなあ。少なくとも俊輔贔屓のサッカー少年からは、総好かんを喰らう事は間違いないでしょう。あ〜〜〜あって感じですな。
ところで、秋田は出す気があるのかなあ? 秋田君はね、残り五分コーナーキックのために出場させたら、点を入れる可能性もあるけれど、同じ五分で退場食らえる希有な選手だよん。いいの?

5/15/02/ゴールデンエイジ
昨日の夕方、息子と久しぶりにサッカーをした。息子は4月から地元のサッカーチームに入り、僕もコーチに復帰したので、まあ、前回の練習にやった時の復習みたいな物だ。
保育園の時代にも、何度か一緒にサッカーしていたけれど、不思議な事に、今とは全然違うのね。なんだか「上手になりたい!」という欲が出て来たみたいだ。飲み込みのスピードが断然違う。別に僕は星一徹さんじゃないから、ノンビリ楽しく上手になればそれで良いと思うんだけれどね、要求するから上の事も教える。すると、すぐ覚えてしまう。まあ、まだ始まったばかりだから、すぐ忘れるし、どこかしらヘナチョコだけれどね。
ゴ−ルデンエイジと言う言葉がある。脳細胞が飛躍的に増えている時代である。まさしく彼は今、その時代なんだろう。どんどん覚えろ!どんどん使え!どんどん失敗しろ!それが今の君には大事な事なんだ。まあ、あわてる事はないけどな・・・。
今日も夕方付き合う約束をしてしまった。大変なのよ。腰痛くなっちゃってさ。汗だくだし・・・。言っておくけれど、お父さんはゴールデンエイジじゃないんだからな。フ〜〜〜〜!

5/15/ジャパンは勝てるの??

皆さん、御存じの通り、今朝程、ノルウェイ戦が行われたけれど、結局フラット3の弱い所を露呈しただけで終わってしまった。TV各局のアナウンサーは、本大会でジャパンが勝てるのか?非常に不安であるとコメントしている。じゃあ、実際どうなんだろうか?
まず、現状のジャパンチームだが、稲本はかなり復活して来たように見えたけれど、とにかく守りのシステムの連係はまったくと言っていい程出来ていない。森岡が負傷から帰って来たとしても、今の連携の不備は二週間では補正しきれないだろう。
考えれば、ごく簡単な事ではあるのだけれど、 元々、フラット3と言うシステムは、両刃の剣なのだ。攻撃的に守ると言う事は、ある程度の失点は覚悟する。と言う事でもある。このシステムは、本来短期決戦のカップ戦を対象にしたシステムであると僕は考えている。引き分けも重要なリ−グ戦では、失点を最小限にとどめる事も重要なファクターだから、失点を覚悟の上でのシステムは、導入しにくいのだ。世界には色々なチームがあり、かつ数々のシステムが使われているけれど、ジャパン以外、このフラット3を導入しているチームは、限り無く少ないのは、つまりそういう訳なのだ。このフラット3が、攻撃にも守備にも両方に本当に優れているのなら、もっと導入しているチームがあって然るべきダ。(ねっ、そう思わない?? )
では、短期決戦のWカップにおいて、このフラット3は機能するのか?そしてジャパンは勝てるのか?と言う事だけれど、ハッキリ言うと分からない。予選落ちも充分あり得る。しかし、もし、勝てるとすると次の条件が必要だとだけは言える。
その1,フラット3の中心選手が宮本でない事。(状況判断が悪すぎる)
その2,フラット3の両サイドが、1対1に強い事。(読みの良い、フィジカルに優れた選手である事)
その3,ペナルティアーク付近、及びその両サイドの位置からのフリーキックの時(つまりゴールラインに平行に近い形でセンタリングが上げれるような位置の時)には、オフサイドトラップはかけない事。また、マンマ−クの相手をひとりひとり確認の上、離さない事。
その4,デフェンシブに戦うと言う意味ではなく、ボランチの片方はバランスを見て、3バックだけを取り残す事のないように ポジションを取る事。両ウィングバックも同様。つまり常にフラット3+2人のデフェンシブに意識を持った人間が必要であると言う事。
その5,(これが一番重要)レフェリーに恵まれる事。選手がレフェリングをしないこと。
以上、五つの条件に加え、できれば、最前線で相手ボールを追い掛けプレッシャーがかけられるFWの存在が欲しい。と、なると中山が必要かも知れない。

基本的には、僕だってジャパンの健闘を祈っているんだよ。いや、ホント。


5/14/フンコロガシのブブとボボ
今週は、なんだか、仕事でなく、それ以外の自治会だの事務的な手続きだので、大忙しなのだ。本業の方はと言うと、ようやく溜めていた絵本のペン入れ、およびラフ描き直しをしている。今、取り組んでいるのは、「フンコロガシ」の話。フンコロガシって知っていますか?恐竜の時代から生息していて、日本にもたくさんの種類がいる。日本に生息しているフンコロガシ(糞虫)には、実は、フンを丸めて転がしたりするやつらはあまりみかけないのだけれど、世界的には色んな種類がいて、その生態は実に興味深いものなのだ。今、描いているのはアフリカが舞台、色んな動物の色んなうんこをフンコロガシの夫婦が片付けて回ると言うお話。アフリカに生息するフンコロガシの仲間の中には、動物の糞を丸めて運び、卵を産みつけ、土にうめる奴らがいる。そして卵が孵った時に幼虫はその糞の中の養分を餌として大きくなり、余った糞は、土に還る訳なのだ。
そんなシステムを知ると、自然の世界は実に巧く出来ているなあ。と、つくづく思ってしまう。適材適所と言えば良いのだろうか?とにかく無駄がないのである。今回の絵本は、デジタルも使う。けれど仕上がりは限り無く、アナログに仕上げようと思っている。さてさて、どんな本になることやら・・・。今回は僕も楽しみである。

5/07/03/じゃあ、一体どうなのよ?

これも連休中の頂いたメ−ルの話。日本代表のメンバーの話なんだけれど、大筋では僕とメ−ルをくれた人は同意見で、三都主をFWで使うと言う所に特に賛同を頂いた。また戸田を3バックの一角を担ってもらうと言う所も賛同をいただけたのであるが、正味の話、まあ、僕らが何を言ったって、蕎麦好きのフランス人が考え方を変えない限り、どうにもならんのよね。それでも今からカズを代表に!なんて訳分からん事を頑張っている人達もいる。まあ、その根拠は分からないでもないけれど、そうなったら他のメンバー動かなくなるよ。そう思わない?彼はこの何年間か、このセレクションには呼ばれていないのよ。テストされていないのよ。
しかし、日本のフラット3がここに来てすっかり裸にされてしまった。どうすんのよ?フィリップさん。森岡が帰って来ても現状では、たぶん考えていた程の機能は成さないように思う。トルシェがここ数試合試しているような攻撃的戦術にした時、両サイドバックとボランチは、やや上がり気味になる。そうなるとフラット3は、急激に機能が落ちるのである。ダブルボランチが優秀に機能してこそのフラット3である。福西と稲本を同時に使っても同じタイプの攻撃型なのでダメである。二人のうちのどちらかが、全体のバランスを考えて、スイーパーになれるようにならないと、結句、ただの3バックでしかなくなるし、ウラががら空きの守備陣系になってしまう。また、市川&俊輔の両ウィングバックにも疑問が残る。やっぱりどちらかが上がったら、どちらかは引き気味にバランスを取らなければ、相手の思う壷である。じゃあ、一体どうしたらいいのか?僕はこう思う。
(アクマで僕の個人的な意見だから不幸のメールなど送らぬように・・・)
まず大事なのは3バックのバランスとボランチの組み合わせである。その第一の条件は、服部を使え!と言う事である。3バックのセンターが森岡が間に合わず、どうしても宮本で行くのなら、サイドには服部と戸田である。残念だけれど、松田君はレフェリーしすぎである。フラット3のバック陣は、オフサイドに敏感でアピールも欠かせないけれど、足を止めてしまうのは、厳禁である。最近の松田はそのミスが多すぎる。中田君は頑張っているけれど、服部君とくらべるとその戦術眼や読みの深さで遠く及ばない。つまり、センターを除いて、両サイドバックは右、戸田、左、服部である。センターにはまだ疑問は残るが、今しばらく待つしかないだろう。少なくとも秋田はない。無理だと思う。秋田のコーナーキックなどでのここ一発の勝負強さには敬服するが、このチームでは、センターバックの意味はもう少し違う所にあると思う。
ボランチであるが、あえて稲本は、はずす。名波もだめそうだ。そうなると小野と明神がベストマッチではないかと思う。本来なら明神ではなく伊東なのだが、これも難しそうである。福西もありかも知れない。本当は明神は右のウィングバックに入ってもらいたいのであるが、いかんせん、ボランチの素材がいない。稲本がもう少し試合勘が戻る事と冷静にバランスを見れれば、稲本は復活する。難しい所だ。右ウィングバックは波戸。ここにも疑問は残るが、市川でバランス崩すより良い。左は俊輔。しかし、ここの所、トップ下でプレーしているのが気にかかる。彼にもバランスを考えたプレーを望む。トップ下はやっぱり中田だろう。これはしょうがない。今のジャパンはトルシェが何と言おうと中田のチームである。キャプテンシーが小笠原や俊輔などとは、格が違い過ぎる。僕はもうひとりトップ下を置きたい。無論、モリシである。そしてトップに三都主という布陣である。無謀だと言われるかも知れないが、サッカーってのはポジションと言っても別に決った場所があるわけではないのである。それぞれがその瞬間に応じたポジションが取れればそれでいいのだ。日本が望む狭い展開になった場合、トップにはスピードとテクニックと決定力が絶対必要である。またそれを助けるスペースへの動き出しは、モリシか中山が良いと思う。中山は、絶対入れておくべき選手だと思うのは、僕だけだろうか??

そんでもって23人の予想ですが・・・(これも個人的見解よ)
GK:川口、楢崎、曽ケ幡
DF: 服部、森岡、戸田、中田、宮本、松田、大岩
MF:伊東、中田、小野、中村、明神、市川、福西、波戸森島
FW:中山、三都主、柳沢 、西沢
まあ、FWとして絶対、三都主は使わないと思うけれど、僕はこれが今のベストだと思うよ。さてさて、どうなることやら・・・。


5/07/02/ポポ・ベーコン
この連休中に我が家には家族が増えたのであった。と、言ってもジャンガリアン・ハムスターなのだけれど、娘が前から欲しがっていて、さらにこのゴールデンウィークに近くのホームセンターで通常価格¥2980の所、特価¥580で売られていたので、自分の小遣いで面倒を見ると言っているし(もちろんあてにはならんけれども)まあ、いいかあ。と言う事で、うちの子の仲間入りをしたのである。種類的にはブルーサファイアなんだと・・・。おいおい、どの辺がブルーでどの辺がサファイアなんだい???当初、名前は「ボンレス」にしようと僕は主張したのだけれど、娘に敢え無く却下されてしまった。「ボンレス・ハムスター」ねっ、可愛いのになあ。「徳用」ってのでも良かったんだけれどなあ。「徳用ハムスター」
結局、タンポポのポポなのだそうだが、威厳がないので「ポポ・ベーコン」という名前にしたのであった。彼の場合、とにかく食べる。不安だからなのだろうが、やたらと食べる。無論、肥満体にはしたくないので、ヒマワリの種は一日4粒限定なのだが、何でも食べる。そしてンコする。その他の時間は寝ている。ずっと寝ている。で、ちょっと干渉すると「イーーーーイイイ!!!!」っと怒る。なんだこいつナマイキナ!空揚げにしちゃうぞ!などとも思うのだが、まあ、しょうがないか。何か、どこかで見たような性格だなあ・・・。食って、寝て、ンコして、怒る。あっ、な〜〜んだ。娘そっくり。なんて言ったら、娘が「イイーーイ!!!!!」って怒ったのでした。エンゲル係数がまた上がるな、これは・・・。ムムムである。

5/7/01/糞害に憤慨なのだ!

連休中に僕のここの日記を御覧になった方からメールをいただいた。某関西地区在住のAさんという方なのだが、どうやってこのページにたどり着いたかと言うと、「鳩」「糞害」で検索されて、やって来たのであった。つまりはこのページにやって来た訳なのだ。メールのタイトルも「地球防衛軍に関してお尋ねします」だもの、いやはやネットの世界は面白い。
細かい部分は伏せさせていただくけれど、概略はこうである。
彼女は公営住宅の五階の住人で 、ベランダが二つあるのだが、物干し等に使わない西側のベランダに鳩がやってくるのだそうだ。そこは寝室に面していて、かつ、彼女は鳩関係に非常に弱く、とにかくおちおち眠ってられない状態なのだそうだ。
そこで、彼女はホ−ムセンタ−等で「鳩よけスプレー」なる物を購入されたそうで、これをそのベランダに吹き付けた所、このスプレー、つまりはスプレーボンドのようなもので、ベランダ全体が大きなゴキブリホイホイのような状態になってしまったそうなのである。鳩は来なくなったのだが、違う動物もはまってしまうし、救出しようにも人間も出れなくなってしまうと言う悲惨な経験をされたのだそうだ。(そもそもこのスプレーのネーミングには問題ありである。僕はそう思う) ともあれ、他にも色々と試されたそうなのだが、気がつくとそこに「ブボッボ〜〜〜」と、やってきてしまうのだそうで、ホトホト困り果てていらっしゃるのだ。
まあ、こんな話を聞いちゃうと、お節介の達人としては放ってはおけない。
しかしながら、僕個人の考え方を言えば、鳩がこれだけ多いのもカラスが増えたのも花粉がこんなに飛ぶのも 実は人間の仕業だと思うし、人間にとって快適や利便性を望んだために かえって、人間を不幸にしている事も多々あると思っている訳なのだ。
自然界から見れば、Aさん宅のベランダも我が家のベランダも 誰の所有物でもありませんし、 困った事には違いないけれど 鳩に悪意はないのですから、しょうがないことなのかも知れません。
夏には、皆さんもお祭りにも行くでしょう? 八幡様の守神は鳩なんですよ。ちなみに稲荷は狐です。 だからどうだってことはないのですが、昔はそんな形で 野生の動物や森も海も尊重して共存していたように思います。地球は人間のものではないんですから・・・。
じゃあ、現在、どうやって共存するかだけれど、基本的にお互いに干渉しないようにするのが最も望ましい手段です。彼女は公営の住宅に居住している訳ですから、その管理をされている公社に陳情して鳩よけネット等を張ってもらうのが一番良い方法ではなかろうかとお伝えしたのでした。
その場合、同様に被害にあわれている方々の連名の方が効果が期待できるし、できれば自治会からの陳情であれば、さらに効果的な由もお伝えしました。
我が家の地球防衛軍は、巣作りをさせない事には効果がありますが、もう一年以上もそこを防衛していますから、やってくる鳩たちとも顔見知りになってしまったらしく、隙あらば、巣作り&子作りしちゃうもんねと鳩たちに虎視眈々と 狙われているのが現状なのですよ。
ちなみに我が家にやって来る鳩は隣が悪臭屋敷だったころに隣のベランダで生まれた子供です。お嫁さんを連れて里帰りしている訳です。本来なら「良う帰って来たなあ、まあゆっくりしてけや・・・。おっええ嫁さんやないか!ええ子ができるで!」などと言ってやりたい所ですが、そうも言ってられないので、大きな鳩の振りをしてバタバタバタっと追い出しております。最近では小一の息子が僕の真似をして追い出してくれています。それはそれで、おかしな光景ではありますが、ユーモラスな光景ではあります。

5/6/黄金週間終了
さてもさても本日で世の中はゴールデンウィークも終了だそうで、皆さんは、どんな風に過ごされたんでしょうか?面白かった?楽しかった??リフレッシュできましたか?
僕はと言えば、今回はめずらしく、仕事もせずノンビリダラリンと過ごしておりました。
その大きな理由は、実は右手がシビレていたからなのです。今年になって、ちょっと休む間もなくハードワークをしていたからなのか?はたまた、準備期間をおかず、ソフトボールにシーズンインしてしまったからなのか?とにかく2月中ごろから右手がシビレまくっていて、御存じの通り、商売道具ですから 、少々、あわてていたのです。掛り付けのお医者さん曰く、肩から肘までは、疲労によるもの、肘上部から手の甲までは、あきらかに腱鞘炎、肘下部から手首までは、いわゆるテニスエルボーの症状だそうで、やはりと言おうか、東洋医学系治療と休養を勧められました。でもね、商売道具だから休むって言ってもね。なかなかタイミングがないわけです。ところが今回のゴールデンウィークは明け納めの仕事もないし、できれば、自分の仕事(絵本とか物語りとかドロウイングとかね)をしたかったけれど、これからの事も考えると、ここは休んだ方が得策だと考えた訳です。ついでに、先日鍼灸医さんから譲り受けた鍼を自分でうちました。まあ、ちょっとコワイと言えばコワイのですが、腕、肘周辺ならそんなに間違いもないので、バシバシと・・・。
おかげさまで、ずいぶん回復しました。
人間休むと言う事もかなり大事な事だと思いました。同時に結構勇気がいるものですね。
でも、日本人くらいノンビリが下手な国民もいないのではないかと思ったりもします。なんだかさ
このゴールデンウィークで見かけた人達も一所懸命にノンビリしてる感じなんだよなあ。
ノンビリしたのに疲れてませんか?って感じ。まあ、しょうがないか?

5/1/髪は長い友達?
世の中がゴールデンウィークだからなのでしょうか?東京は静かです。妙に空気も爽やかで、なんだかとってもいい気分でございます。
昨日、掛り付けの美容院まで小雨そぼ降る中、ジュリオ号で行って参りました。今、僕の頭は下のTOPの所みたいな色です。僕は普段、ヘアトニックも使わなければ、ドライヤーさえ使いません。理由はメンドクサイからなのですが、美容師さん曰く、非常に頑丈な毛根と頭皮なのだそうです。かなり長い時間ブリーチかけて色素を抜いて、でもあんまりヒリヒリはしません。もちろんその毛の部分は傷んでしまうのでしょうが、後からすごい勢いで真っ黒な髪の毛が生えて来ます。いわゆる毛深い人間とは、むしろ対極のタイプなのですが、なぜなのでしょうか?不思議です。
さて、美容院のオーナーさんとは、考えてみれば、もう20年来のおつき合いです。彼は実は同い年なのですが、僕が彼のいた青山の美容室に通いはじめた頃は、テクノカットが流行っている時代でした。その後、彼は渋谷のパルコの中にあるお店に移り、一度、そのお店を辞めて、海外で過ごし、帰国して再び同じお店の練馬の方のお店の店長さんとして復職して、さらに二軒受け持って、そしてとうとう独立したのでした。その間、色々と変遷はあるものの、結局、彼の所に行ってしまいます。だって、うまいんだもん。基本的に椅子に座ったら、彼まかせです。それでも大丈夫です。同じ時代を生きて来ているからなのか、僕の考え方を知悉してくれているのか、とにかく写真やカラーチップなんか持って行かなくたって、イメージピタリです。多少違っていたとしても、それは大抵の場合、嬉しい誤算です。
昔々の事ですが、さあ、どこまで短く渋くできるか、チャレンジしたことがありました。
「もうちょっと行けるんじゃない?」「そうですね」「もう、ちびっと・・・」「サイドはまだ行けるよ」「うんうん」なんてやっていたら、すっかり五厘刈りになってしまったことが、ありました。青山のお洒落な美容室から五厘刈りの人が出て来ると言うビジュアルは、今ならありかもしれませんが、当時としては、かなりショッキングだったと思います。しかしながら、その後、青山周辺では一時、業界関係者に五厘刈りが流行ったのは言うまでもありません。
昨日は、そんなたあいもない話をしながら三時間くらい美容室にいました。
なんだか、その時代に逆戻りしたような少し若返ったような気分になりました。帰り道、ジュリオを運転しながら見える風景もどことなく気持ちのいい景色に見えたのでした。