2004/02


2/24/近況報告その1

ンな訳で、近況報告であります。ン〜〜〜〜、何だかね、忙しいよ、お金になる事ならない事、色々だけれど、年度末だからかなあ?僕自身も周辺を整理する事がたくさんあって、少々、困惑気味の日々であります。ハイ!

その1.ジャパンおよびU23に関して・・・・
で、太亮はどう考えてるのよ?というメールいただいたので、太亮なりの考えを記しておきます。正味、トップチームは、本当の意味での世界のレヴェルに達していないんでしょう。ブラジルやフランスやアルゼンチンだって、予選には苦しみます。その原因は、今、ジャパンが抱えている悩みと同じ事です。それでも彼等は、上がって来ます。今、押し並べて考えてみたら、その事をきちんと理解して、表現しているのは、ジャパンではヒデだけです。シュンスケと小野ちゃんもかなり良い所まで行っているけれど、彼ら自身が今、その問題に直面し、経験して、四苦八苦している真っ最中という気がします。それ以外の欧州組は、そんなに期待できません。高原には別の意味で期待していますが・・・。後はダメ!
悪い癖が付いているように思えてなりません。でも、この悪い癖は、ジャパンの今までの戦い方が、そうしてしまった。ような気もします。ヤナギもスズキも今見ていると、なんだか単なる「転び上手」に見えてなりません。バイタルエリアで上手に転ぶ事は、これまでのジャパンにとって(今もそうですが)とても素晴らしいチャンスになっていたのです。だから、上手に転びます。(最近は大久保も転び上手です。今一つマが悪いのでバレてしまいますが・・・そこは好ましい。もっと吉本を真剣に見て「マ」を学びなさい!)
たぶん、トップとU23、あるいは世界のトップレヴェルを見ていて、圧倒的に違うことは、転ばない、転んでもタダ起きない。何だかその辺にあるように思えてなりません。日本の選手は、基本的に世界でも屈指の技術を持っていると僕は思います。また、戦術に関する知識も世界的には高いレヴェルのコーチングが行われています。でも何故だか「甘えん坊」が多いのです。ここ一番で「楽ちん」な方を選択しているように思います。そこで「何が何でも!!」とか「負けるもんか!」といったガマンの限界が浅い気がします。それは「ハングリー」とか「国民性」とかと関係があるようにも思えますが、正しくは分かりません。でも、この事がクリアされない限り、ジャパンは世界のレヴェルに達しないのではなかろうかと思っています。
さて、U23の活躍には目を見張る物があります。トゥーリオは精神的な面でのみですが、何と言っても相太君にはオドロキを隠せません。今、彼にはスペインのバレンシアから正式オファ−が来ているそうですが、国見の監督は「青田買い」であると言って、断わるそうです。
でも僕は、彼には行って欲しいと考えています。各年代のジャパンを経験するよりも彼は世界の今を経験して欲しいと思います。しかもセリエやブンデスリーグなら断わるのもアリだと思いますが、リガやエールデヴィジなら受けるべきだと思います。


2/6/倉吉帰京後

まあ、そんな訳で(どんな訳だ??)倉吉に行って来ました。今回は友人と言うか、義理の兄貴と言うか、画家の金斗鉉さんを連れて行きました。そう、今回、倉吉で行ったアート工房(ワークショップ)の発案者は、金さんなんです。元々、金さん一人だと盛り上がりにかけるじゃない。なんてことで、「ツッコミ」として呼ばれたのが、このワークショップとの出会いだったんですね。
とまれ、金さんと腰落ち着けて、会話するのも実に久し振りだったので、倉吉まで行く間は、近況報告から屋根の話なんて、種々雑多な話で、飲んだのはビール一本だけという、実に健康的な往路だったんですね。で、相変わらずのドタバタ劇は、今書くにはエネルギーがあまりに足りないので別ページにアップすることにします。問題はイベントを終え、帰って来てからなんです。
帰京翌日、朝起きると、家族のみんなが出かける所でした。
でも、まあ、ムクムク起き出して、コーヒーなんぞ入れて、和もうと思った瞬間に電話あり・・。

そうなんだ、実は東京を出る前にこんなことがあったのよ。ユニクロに買い物に行き、ジュリア号に乗って、家に帰ろうとしたその瞬間、目に飛び込ん出来たのは、某大手サニタリー会社のショウルーム壁面にババンと貼られた、もう何年も前に、とある「イラストカット集」に 描いた 僕自身のイラストだったのよ。つまり、無断盗用の現行犯逮捕みたいな感じ。いや、そんな悪質なものじゃ決してないけれどね。最近はバカなイラストレーター集団がこぞって、著作権フリーのイラスト集を出版しているけれど(それ作ってしまう事で仕事が減っている事に今頃気が付いてるんだから世話ないよね)ともかく、使われたそのイラストに関して、僕は著作権を放棄はしていない。つまり、著作権は僕にある訳ね。で、つかつかとその某大手サニタリーメーカーのショウルームに入って行き、責任者を呼んでもらったのね。
「あの〜〜、どう言った御用件でしょうか?」
「まあ、ツマラナイ話なんですけれど、この飾られた絵は、どう言った経路で制作されたんでしょうか?」
「ハア、とある業者さんに依頼して作ってもらったものなんですけれど・・・それが何か?」
「ええ、これ、僕の絵なんですが・・・」
「ハアア?どういうことですか?」
「ですから、この絵は私のイラストを明らかに盗用したものだと話しています。これは**書店から出ていたホニャラライラストカット集の**Pに掲載されている、僕が描いた絵でして、この本には「営利目的の使用の際は連絡せよ」と明記されているモノなのですよ」
「うちは、業者さんから提案されたものにOKを出しただけなんですが・・・」
「それでは業者さんに連絡を取って下さい!私は明日から倉吉に行く用事があるので週明けにでも僕に連絡を取るようにお伝え下さい」
そんな、経緯で 、その業者さんからのお詫びの電話でした。色々とお話した後、今回はギャラをいただく事にしました。まっ、特別お安い価格で・・・。
「前もって連絡してくれれば、オリジナルで描いてあげるよ」とも伝えました。

実は似た話が帰京後のメールにもありました。これもジュリア号で街を走っていた所、某クリーニング屋さんの壁面に発見したものです。その絵も同じイラストカット集に収められていたものですが、原画はせいぜい3cmX3cm位のイラストなのにB3ポスターのメインビジュアルに使用されていたんです。でも、このポスターは営利目的は明らかながら、その目的が「リサイクル」であったのと、もうすべて発送が終わってしまっていたので、「もし、増刷するならクレジットを入れて!」ということで話をつけたのでした。で、今回、「まさかの」増刷になってしまったのですが、その部数を聞いたら、ちょっとオドロキでした。でも約束は約束なので、クレジットだけで勘弁してあげる事にしました。とにかく、イラストには「著作権フリー」と明記されていないものには、間違いなく「著作権」が存在します。クライアントさんにはその知識がなくても、クリエイターの人は(少なくとも自分でクリエイターと名乗っている人たち)は、最低限の知識とマナーを持って欲しいものです。

とまれ、そんなトラブリから帰京後の仕事が始まりました。さらに電話がありました。至急、打ち合せがしたいとの事。翌日の目黒での打ち合せを約束。ンでもって、さらに同日、ジャングルジムシリーズの復刊に向けての契約もあります。
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ、ア〜〜忙しい!」なんて思っていたら、姉から電話。マックが挙動不信との事。仕方があるめえ。行ったゲルよ。とジュリア号で姉の家へ。ノートンシステムワークス持って行きました。断片化の検査したら「重症」でした。さらにHDDの診断すると、重度の障害あり。アリャリャ!でも何とか修復しました。さらに9.22環境で最適菜ATMをインストールして、再起動かけたら終わりだあ。と思いつつ、再起動!ところが、ATMの所で止まってしまいます。ムムム5分考えて、システムワークスから起動させたら、OS Xが動いて、認識しない。アリャリャ、仕方がないので、さらに3分考えて、今一度自宅にOS9.2を取りに帰る事に決定。寒空の中ブットンで帰り、必要なディスク持って、再度姉の家へ。思えばこれが良くなかった。修復してATMも元に戻して、帰宅後、明らかにノドが痛い。ムムム
で、次の日、予定通り目黒へ途中薬局へよって、ヴィックス(これ「医薬品」だからね)買って、
打ち合わせ、それから、復刊してくれる出版社へ。で、契約も無事終了。帰宅したらまた電話。
昨年取り組んでた、整体学院のHPをなんとかしたいとのリクエスト、でもなあ、今日の打ち合せだけで、二月はカンヅメな感じなのよ。それでも間に合うかどうか???なので、今回はコンテンツマップの作成、設計と、従来、制作していた人へのアドバイスならびにイラスト供与で勘弁してもらう事にした。その打ち合せで今日は手一杯。ノドはまだ痛い。
さて、明日はムスコの公式戦三日目。明後日はFC東京のサッカークリニックがある。今の仕事ともからみがあるので、休めないなあ。マイッタなあ!みたいな帰京後のドタバタなのでした。
ウヒャアです。 体ガチンガチンだし・・・