※.公式ガイドブックが発売された為、凍結しました。
※.2005年4月主に体裁・文体整理の為に更新。
・メーカー:AQUAPLUS(製品紹介とパッチはここ)
・対応OS:Windows98/Me/2000/XP(DirectX8.1)
・推奨環境:nVidia系GeForce3以降、ATi系RADEON8500以降、MatroxPahelia/PentiumIII-700MHz以上
※.上記未満のGeForceMX系などはPentiumIII-1GHz以上推奨。
●ゲームの流れは、基本的にはメインストーリーである、「モンスターの大量発生」の原因をつきとめ、その事件を解決することになります。そのほかにも街の人の頼みごとを請け負うという形で、様々なクエストが発生します(ほとんどは「〜をもってこい」ですが)。
●街からフィールドに出て、各種モンスターを魔法や剣で倒し、戦利品を集めて売り払い装備を整えていきますが、このゲームは店に行って、お金を出しても装備品は売ってくれません。店では材料を持ち込んで作成してもらうという形をとるので、必要な材料に加えて手数料が必要になります。
●回復手段であるアイテムは、最初から最後まで最大体力の2割程度しか回復しないものしか、お店には売っていません。主に性能のよい回復アイテムは材料を集め自分で調理することにより、様々なものが手に入るようになります。しかし、材料集め以外にも、レシピの入手が必要となっており、それらのレシピはクエストや、迷宮内の宝箱から入手することができます。体力は、このように回復アイテムと一部の装備品で回復しますが、レベルアップや街への帰還でも全快します。
●体力が0になると、所持金が半分に減り、自宅に戻されます(会話によると通りすがりの人が手数料で持っていくとか…)。それ以外のペナルティはありませんが、クエストによっては、対象の敵と再戦できなくなります。なにより所持金を金庫に預けることが出来ないため、いつでも一発で貧乏に突き落とされる可能性があります(アイテムは自宅の金庫に500個まで預けることが可能)。
・攻撃力:剣による攻撃力が増加します。
・土属性:土属性魔法を強化します。
・水属性:水属性魔法を強化します。
・炎属性:炎属性魔法を強化します。
・風属性:風属性魔法を強化します。
●基本はアクションですので、腕次第では育成をしなくても、それなりに進めることができます。そこで行き詰るまで、ステータスポイントを貯めておくことも手です(ステータスポイントは割り振るまでストックされ続ける為)。
●ゲーム中にステータス割り振りのアドバイスが聞けるのです。そこでは、ひとつに集中したほうがいい、みたいなことを言われますが、魔法耐性、特に属性によって完全無効化してくる敵や、各属性ごとに特徴ある攻撃パターンがありますので、魔法はある程度均一に上級まで上げていくことをお勧めします。敵によって、場面によって、できる攻撃の幅が違ってきますし、なによりもいろいろな魔法が使えるほうが楽しいです。早めにレベル20x2を習得し、禁呪を狙うって手も有りと思いますが。
●風属性はラスボス手前までに20にすることをお勧めします。卑怯なくらい楽に進めることができます。
●体力と攻撃力は、あまり上げなくてもかまわないと思います。正直上げなくてもいけますが、「魔力の結晶」というステータスポイントを1増やすアイテムが、クリアまでに数個手に入りますので、そのぶんを割り振ってもいいかもしれません。
出現する場所が限られていて、竜肉など高価なアイテムを落とし、さらには経験値が2,500も得られるため、中盤以降の経験値稼ぎに狙いやすい相手です。
固定で出現しやすい場所として、ファイア:火山、アイス:雪原、アース:シャーロム城、サンダー:星の遺跡(骸骨と抽選)があります。攻撃パターンはどれも遠目だとブレス、近場だと踏みつけや尻尾によるなぎ払いをしてきます。しかしどれも大振りなので当たれば痛いですが、中級以上の魔法にある発生時の無敵時間を利用すればノーダメージで倒せます。
楽に行きたいのであれば、各属性の中級を覚えたころにチャレンジするといいかもしれません。上級を覚えると更に楽になります。
・クリムゾンフレア(風+炎/ミトラス神殿:石碑)
・ブロンズソード:
・ブロンズリング:
・貝殻の耳飾り:
・スローチェック:
・ポテトコロッケ:
・ライス:
・依頼:星の遺跡の調査
クリア条件:星の遺跡最深部のゴーレムを倒す/報酬:
・依頼:とり肉を5個調達する
クリア条件:/報酬:金貨1000枚+のレシピ
ゲームで、シナリオが単純明快なのは好きな傾向なんですが、イベント会話のテンポが悪く感じました。
アクションRPGにおいて、いよいよボス戦というところなどで、それまで到達するためについた、戦闘の勢いをとめるような長々としたイベントはちょっといただけないかと。せめて戦闘終了後にすれば、よかったなぁっと。
キモとなるアクション部分においては、カメラワークがイマイチです。フィールドでの雑魚戦、中ボス戦ともに至近距離で敵が画面外になるのは当たり前、相手の攻撃は届くのに姿が見えないってのもざらにあります。アクセサリや髪飾りでテネレッツアのグラフィックが変わったり、個性的な魔法を派手に制限なく気持ちよく自分のやり方でぶちかませたりと、自分のツボにハマった部分が多いだけに、そういった基本部分で難があるのが残念です。
不満も多々ありますが、それでも自分が最近プレイしたゲームの中では気持ちのよい、キャラを動かしているだけでも楽しいと思えるゲームでした。
レベルを上げるだけではなく、ポイント割り振りによって習得する各種魔法、ただ買うのではなく素材を集めて作ってもらう装備品、回復アイテムもレシピを入手し材料を集めて自分で作る…そして単純ではあるのですが、舞台背景もわかりやすく、またそれぞれのキャラクターが立っているシナリオに、自然とプレイしているうちに見つけることが出来るオマケ要素などなど。
先に書いたようにカメラワークに難がある為に、とっつきが悪いと思うのですが、そこさえこえてしまえば、気持ちよく派手な魔法を使いたい、そんな方には楽しめるタイトルだと思われます。