はい、みなさん、左上に見えますのが・・・
 ・・・って、ゲーム機がないじゃん?!ひょっとして電脳怪盗団ウィスパーズのしわざか?!
 しつれいねー!オデッセィは客入らなくてヒィヒィ言ってる状態だってーの!!
・・・ど、どいつもこいつも、後でぜったいなぐる!!
たはは、でも貧乏とか、お金の問題じゃないでしょーね。このNC-1って、写真すら公開されていない幻のマシンでしょ?オデッセィにあったらどうしようかと思いましたよ。
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そういうこと。NC-1(仮名)は、1986年にナムコが任天堂のファミコンに対抗して、極秘に開発をはじめたマシンなの。Nは「ナムコ」、Cは「コンシューマー(消費者向け)」の頭文字。しかも高性能16ビットマシンで、ソフトもCD-ROMを採用していたそうよ。そうして製品化直前までいったんですけれど、結局、発売にはいたらなかったんです。
その理由なんだけど、ファミコンブームの中、ナムコはNC-1を数百万台普及させるための計画を練ったの。ソフト2本買ってくれた人にはタダにしようという計画だったり。だけど「どれだけ魅力的なソフトの品揃えができるか、それが成功の第一条件なんだけど、そこが心細い状態だった」ということ。それに、やはりタダというのは無茶だったと、中村社長(当時)さんがインタビューで語っているわ。
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