| 君影草 |
| 文 / 夢天 様 |
「ねえ、ランディ様?」 「何だい?アンジェ・・・」 「最近良く本を読んでいるんですね」 「・・ん?・・・ああ・・」 「ねえ、ランディ様お散歩に行きませんか?こんなにお天気も良い事だし〜」 「ああ、そうだね。でも、今日中にこの本を読んでしまいたいんだ。 もう少しで終わるからさ、ちょっと待ってくれるかい?」 「ランディ様・・・・」 アンジェリークはショックだった。あんなに自分との時間を大切にしてくれていた ランディが、本に夢中になり、自分の事をすっかり忘れているのだから・・・ 「ランディ様は私の事なんてもう、どうでも良くなってしまったのね・・・ 一緒に居ても楽しくない!・・・私帰ります・・・・」 そんなアンジェリークの言葉さえランディの耳には届いていないのか 彼女がバタンと思いっきり強くドアを締めた音で、 ランディはアンジェリークの姿が見えない事に気付いた。 「あれ?アンジェ・・・何処へ行ったんだろう?」 ふとテーブルの上を見ると、書置きがあった。 紙には大きく“大嫌い!”と書かれていた。 ランディはその時、アンジェリークを怒らせてしまった事に気付いた。 「う・・嘘だろう?」 ランディは青ざめ、急いでアンジェリークを探した。 アルカディアは、未だに霊震によって不安定な日々が続いている。 そんな時にアンジェリークを一人で帰す事なんて、ロザリアに外出禁止にされてしまう。 聖地に居る時もそうだが、アンジェリークがランディの部屋を訪れた時は必ず 宮殿まで送り届ける事と、ロザリアとの約束だった。 彼女はアンジェリークとランディの事を認めていた。アンジェリークの一途な気持ちを 一番理解しているのは親友であるロザリアだけなのだから。 ランディは慌ててアンジェリークを追い掛けた。しかし幾ら探してもアンジェリークは 何処にもいない。彼女の足ではそう遠くへは行っていないのはずなのだ。 ランディは一応アンジェリークの部屋まで行ってみたが、部屋の明かりは消えている。 「いったい何処へ行っちゃったんだろう・・・アンジェ」 ランディは、もしかしたらアンジェリークが自分の館に戻っているのではないかと思い 一度、館へ戻る事にした。 「まさかここには居ないだろうけど・・・」 ランディは自分の館の中を探し出した。 さっきまで一緒に居たリビング、キッチン、バスルーム・・・ ひと通り館内を見て回り、もう一度外へ出ようとした時、寝室で物音がした。 「何の音だろう・・」 ランディが寝室のドアを開けると、真っ暗な部屋の中に何かが動いた。 「アンジェ?君なのかい?」 ランディが部屋の電気をつけると、ベッドの上にアンジェリークが座っていた。 「ア、アンジェ!ど、如何したんだい?・・・・その・・」 ランディが驚くのも無理は無い。アンジェリークは下着1枚で座っていたのだ。 目のやり場に困り、思わず目を逸らせてしまうランディにはお構いなしに アンジェリークは大胆になる。 「ランディ様・・・抱いて。」 「え?」 「私の事が好きなら抱いて・・・」 「ちょ、ちょっと待ってよ、アンジェ。如何しちゃったんだい? 君がそんな事を言うなんて驚いたよ。取りあえず服を着て・・」 ランディがアンジェリークの肩に服を掛けようとした時、 アンジェリークがランディに抱き付いた。 「いや!」 「うわぁっ!」 ランディはアンジェリークに抱き寄せられた様な体制でベッドの上に倒れ込んだ。 アンジェリークの胸が目の前にあり、顔を真っ赤にしている。 そんな事はお構いなしに、アンジェリークはランディを抱きしめた。 「私、ランディ様に嫌われてる?一緒に居ても楽しくない?」 「え?俺がアンジェの事嫌いになる筈がないじゃないか!」 「だって・・・最近あまり会ってくれないし、やっと会えたかと思ったら ランディ様は本ばかり読んでいるし・・・すれ違いばかりなんですもの・・・」 アンジェリークは涙で一杯になった瞳でランディを見つめた。 「アンジェ・・・俺、そんなに君を傷つけているの?ごめん・・」 ランディはアンジェリークの頬に掌を当てると、愛しそうに撫でた。 瞬間、アンジェリークの瞳から大粒の涙が零れ出す。 「ランディ様・・・」 ランディはアンジェリークの頬にそっとキスをした。 触れていた手で頬を撫で、親指で唇を撫でるとそのまま自分の唇を重ねた。 優しく触れるだけのキス・・・・それがアンジェリークには物足りなく思えた。 「もっと・・・大人のキスをして?」 「お、大人のキス?・・・アンジェ、君の口からそんな言葉が出るなんて 驚いたよ・・・」 ランディの言葉にアンジェリークは大粒の涙を零した。 「ランディ様のバカ!如何して判ってくれないの?私・・とっても恥ずかしいのに こんな事言いたくないのに・・・ランディ様が私の事見てくれないから・・・」 アンジェリークはランディの体を押し退けると、起き上がり服を着た。 「ア、アンジェ?」 「私って魅力が無いんですね・・・もうこんな事言いませんから。」 アンジェリークは左手の薬指からリングを外し、ベッドサイドのテーブルの上に置いた。 「これって、俺がアンジェにプレゼントした・・・如何して?」 「もう、持っていても仕方がないから・・・」 そう言い残すとアンジェリークは部屋を出た。 後に残されたランディはアンジェリークを追う事も出来ず、その場に座ったまま呆然としていた。 それから数日経ったある日、アルカディアでは夜想祭が行われる為 町中祭りの準備で活気だっていた。 アンジェリークは天使の広場へ足を運んでいた。 「夜想祭か・・・はぁ〜」 「おや?元気が無いね。そこのお嬢さん、お花はいかが?」 元気無くため息をついたアンジェリークに花屋の女主人が声を掛ける。 「あ、私の事ですか?」 「そうだよ。如何したんだい?元気が無いようだね、今夜は夜想祭だよ! そんな陰気臭い顔をしていたら幸運が逃げちまうよ!」 「え?」 「悩み事があるんなら、あたしに話してみな!気持ちが楽になるよ!」 明るく元気な店の女主人は、大きな笑顔でアンジェリークに微笑みかけた。 アンジェリークは温かな笑顔に引かれ、今のランディとの事を話した。 すると女主人はにっこり笑って店の奥へ入ると、ガラスケースの中の 沢山の花の中から、大きな葉に小さなをつけた可憐な花を数本持って来た。 「これを持ってお行き。」 「これは・・・スズラン?」 「そう、スズランだよ。この花を彼氏にプレゼントするんだ。 冷めかけた彼氏に贈れば、きっと彼氏の気持ちがあんたに戻って来るから。 今日は5月1日だし丁度いい!この花を、あたしからお嬢さんに贈るよ。 あんたが幸せになれるようにね。」 スズランには「幸せが戻って来る」と言う言い伝えがある。 5月1日にスズランの花を贈ると、受け取った人に幸せが訪れると言われ、 冷めかけた気持ちの恋人に贈ると気持ちが戻ってくると言われている。 花言葉は・・幸福の約束―― 「でも・・私があなたからこのお花を頂く理由が見つからないんですけど・・・ だからちゃんと代金を払います」 「それじゃあんたが幸せになれないんだよ。 今日はお祭りだ!あたしからのプレゼントさ! これを持って彼氏に会いに行くんだね」 「ありがとうございます!」 アンジェリークは女主人の気持ちが嬉しくて、何度もお礼を言い帰って行った。 スズランの花には想い出があった。 それは、初めてランディから贈られた花だ。思いっきり照れて手渡されたのを アンジェリークは今も忘れられずにいる。 「あの時のランディ様の顔ったら・・・ふふ。 なんだかランディ様に会いたくなっちゃったわ・・・」 アンジェリークの足は自然とランディの館へ向っていた。 館へ着くとアンジェリークは先日の事が脳裏に浮かび、 チャイムを鳴らす事を ためらってしまう。 「如何しよう・・・あんなに恥ずかしい事しちゃったしな・・・やっぱり帰ろう!」 アンジェリークが独り言を言いながら振り向くと、何かにぶつかった。 「いたた・・・」 「アンジェ!大丈夫かい?!」 それは、丁度外出から帰ったランディだった。 「ラ、ランディ様!」 「如何したんだい?こんな所で・・・もしかして俺に会いに来てくれたとか・・」 ランディの言葉にアンジェリークは恥ずかしそうに頷いた。 「あのね、ランディ様・・私・・・・あっ!」 アンジェリークが言葉を続けようとすると、不意にランディに抱き上げられた。 「俺、すっごく後悔してる。君を悲しませた事・・・君を抱かなかった事。 君が勇気を振り絞って俺を求めてくれた事、嬉しかった。 君と喧嘩別れしたようで、実はかなりダメージ食らってたんだ。」 「ランディ様・・・・会いたかったです」 「俺も・・・」 二人は見詰め合い、どちらともなく唇を合わせた。 ほんの数日言葉を交わさない事は聖地に居ても多々ある事だが、 喧嘩別れしたあの日からは違った。何処か寂しくて物足りない気持ち。 ランディはアンジェリークを抱きかかえたまま館の寝室へ入って行った。 ベッドの上にアンジェリークをそっと下ろすと、アンジェリークの隣に座り 彼女の肩を抱き寄せた。 「この間はごめん!俺、男の癖に君にあんな事を言わせるまで 君の事、構っていなかったんだね。」 「ううん・・私の方こそごめんなさい! 一緒にいられるだけでいいなんて頭では思っていたけど、 やっぱりもっとお話ししたり、お散歩したり二人でいる時間を大切にしたいの」 「判ったよ。俺、気を付けるよ。・・あれ?その手にしているのは何だい?」 「あ!いっけない、忘れてたわ。これお花屋さんのおばさんに頂いたの。 えっとね、ランディ様と仲良くなれますようにって。」 「え?何だいそれ・・?おまじない?」 「えっと・・まあ、そんなモノかな?ランディ様、このお花の事覚えていますか?」 アンジェリークに差し出された花を、ランディは暫く眺めていたが、 何かを思い出したのか突然大きな声を出した。 「ああ!これって・・・俺が初めて君にプレゼントした花だ! えっと・・ス・・スズランだ!」 「良かったぁ〜覚えていてくれて。忘れちゃっていたら如何しようかと思ったわ」 「忘れる訳が無いよ。君との大切な想い出だからね。」 「ありがとう、ランディ様」 アンジェリークは嬉しそうにランディの肩に凭れ掛かった。それを見たランディは、 何かを吹っ切ったように真っ直ぐにアンジェリークを見つめた。 「アンジェ・・・君を抱きたい。 ここへ来てからの君は、沢山の力を使っているから大変だろうって 思ったから、ずっと我慢していたんだ。でも、やっぱり止めた! 俺、ずっと君の事を抱きたかった。もう押さえきれないよ!」 「ランディ様?・・んっ!」 ランディはアンジェリークの唇を奪うと優しく啄ばむようなキスから 激しく吸い上げるようなキスへと次第に激しくしていく。 アンジェリークはランディの背中に腕を回しそれを受け止めている。 ランディは、アンジェリークの唇を舌で開かせると、素早く自分の舌を 滑り込ませ、歯の1本1本まで撫でる様に舌を動かしていく。 キスを休める事無くアンジェリークの背中に手を回し、ドレスのファスナーを下ろした。 「アンジェ・・ドレスを脱いで・・・」 アンジェリークはコクリと頷くと、ベッドから下りて着ていた服を脱いだ。 ランディは上半身裸になるとベッドに横になり、アンジェリークを隣へ誘う。 「おいで・・」 アンジェリークは黙ったままランディの隣へ座った。 そのままアンジェリークはランディを見つめた。 『ランディ様が好き。どんなに離れていても忘れた事なんて一度も無い・・ 喧嘩をしたって・・・好き・・・大好き。 如何してこんなに好きなんだろう・・・・ 如何してランディ様の事を考えるだけで胸が苦しくなるの? 片思いの時とは違う不安と喜び・・・ もしも、ランディ様以外の誰かだったら・・・ ううん。他の誰かじゃダメ!ランディ様でなくちゃ嬉しくない。 ランディ様が好きだから・・・好きで一杯だから苦しいの・・・』 アンジェリークの頬を一筋の涙が流れた。 「アンジェ?如何したの?」 「ううん。何でも無いの・・・私、ランディ様が好き、大好き!」 アンジェリークはランディの胸に飛び込んだ。 「何だか判らないけど、いいや。俺の事好きだって事には変わりが無いんだから。」 ニッコリ微笑んでアンジェリーク頬を両手で包むと、そのまま自分の唇を合わせた。 深く強く求め合うキス。 興奮度が増す度にアンジェリークの肌が次第にピンク色に染まり出す。 「アンジェ・・・好きだよ。」 「ランディ・・さま・・・・」 うっとりとした瞳がランディの雄の部分を呼び覚ます。 唇から首筋へ舌を這わせると、アンジェリークの口から甘い声が零れ出す。 ゆっくりと焦らす様に舌の動きを徐々にアンジェリークの胸の頂きへと進めていくと その動きに合わせる様にアンジェリークの息遣いも荒くなる。 「あっ・・・あん・・・いやぁ・・・・」 「嫌じゃないだろう?ほら、君のここはこんなに熱くなって・・俺を待っているんだ」 ランディはアンジェリークの下腹部の下着の中へ手を差し込むと、指先を割って 茂みの中へ滑り込ませた。 「あん・・・だめぇ・・・」 「ダメじゃないだろう?アンジェ」 「ランディ様の意地悪ぅ・・・あん!」 ランディがアンジェリークの敏感な部分を指先で円を描く様に撫であげると 途端にアンジェリークの体が反り返り胸を突き出す。 片手でそのままアンジェリークの敏感な部分を愛撫し、空いている方の手で アンジェリークが着ている下着をたくし上げ胸の頂きを口に含むと舌で転がす様に 撫で回した。 「ああぁ・・・はぁはぁ・・・・あんっ!」 アンジェリークの表情が可愛くて、次第にその行為は強くなり 「もっと気持ち良くしてやるよ・・」 下腹部に触れている指を蜜が溢れる蜜壺へ差しこみ、中を撫でまわしてやると アンジェリークは大きく首を振り、甘い声を惜しげも無くあげる。 既に焦点を無くした瞳は、ランディの指の動きに逆らう事無く 寧ろ、 これ以上我慢が出来ないと言うかのように内部の肉壁は指にピッタリと纏わりつき、 淫らな水音を奏で始める。 「ああぁぁ・・・!・・・も・・だめぇ・・ああっ!」 一番敏感な部分を刺激され、アンジェリークの体は大きく震え弓なりに反り返ると ガクっと体をベッドに沈ませた。 「あれ?もういっちゃったの?」 ぐったりと倒れ込んだアンジェリークの耳元でランディは囁いた。 「もっと気持ち良くしてやるから・・今夜は眠らせないからね。」 「ランディ・・さま?・・如何・・しちゃったの?・・・何だか怖い・・」 『はぁはぁ』と荒い息と虚ろな瞳で、アンジェリークはランディの顔を覗き込んだ。 「怖くなんて無いさ。俺のアンジェに対する気持ちが溢れているんだからね。」 ランディは着ていた物を全て脱ぎ捨て、アンジェリークの下着も外してしまうと アンジェリークの両足の間に入り込みアンジェリークの腰を持ち上げると 蜜の溢れる源へその熱い自分自身を押し当てた。 「あっ!・・・こんなに・・・?」 「そうだよ。気が付かなかった?俺の熱。君に夢中だって体中が叫んでいるんだ」 ランディは熱くなったモノをゆっくりアンジェリークの中へ押し入れていく。 「ああっ!」 「アンジェ・・アンジェリーク」 「ランディ・・さま・・」 アンジェリークの中の奥深く埋めるとゆっくりと腰を動かし始めた。 「あっ・・・だめぇ・・・そんなに強く・・・ああぁ!」 お構いなしにランディは腰を深く突くように動かし続けると、アンジェリークの 表情もだんだんと艶やかに変化していく。 「アンジェ・・・アンジェリーク・・・」 ただ名前を呪文のように繰り返し呼び続け、腰の動きを強くしていく。 「あっ・・・んっっ・・・ランディさ・・ま・・はぁっ・・」 上気した頬、震える長い睫、焦点を無くし虚ろな瞳・・・・ アンジェリークはランディの虜になったかのようにランディの激しい腰の動きに 蜜壺から甘い蜜を溢れさせていた。 部屋には二人の激しくぶつかり合う淫らな水音が鳴り響いている。 「・・・っっ・・もうそろそろ限界だ・・」 「あ、ああぁっ!・・・もう・・だめぇっ・・・・・・ああぁっ!」 ランディは何度か大きく、深く突き上げると、アンジェリークの中に熱いモノを迸らせると、 アンジェリークは意識を飛ばした。 眠ってしまったアンジェリークの寝顔を見てランディは思った。 「これからも毎日こうしてアンジェの顔を見つめる事が出来るといいのにな」 そして、ベッドサイドのテーブルの上に置いてある小物入れの中から 小さな指輪を二つ取り出した。 一つはアンジェリークが置いていった物、そしてもう一つは・・・永遠の愛の証。 ランディはアンジェリークの左手を取ると、薬指に二つの指輪をはめた。 「もう外させるような事はしないから・・・愛してるよ、アンジェ。」 眠っているアンジェリークの頬にそっと唇を寄せると、ランディは眠りについた どれだけの想いがあっただろう・・・ 泣いて、笑って・・ そして数え切れない口付けをして 一緒にいる時間がどんなに楽しくて 切ない物だったか・・・ 君を想えば想うほど気持ちが空回りして 君を悲しませた・・・ 好きで一杯だから・・・ 涙が出る程好きだから 君を一人占めしたくなる。 今以上に好きになったら俺は・・・ 君を壊してしまいたくなる。 でも、後悔はさせない。 君だけを見つめて 君だけを愛しているから・・・ スズランの花は君の面影を映した 可憐な花・・・ 眠りから覚めたら、君はどんな顔をするんだろう スズランの花の形をした 小さなリングを見つけて・・・・ Fin |
| つい本に夢中で最愛の人を放っておくランディ様に悲しい思いをしつつも 積極的に頑張るアンジェが健気で可愛いですね(≧∇≦) そして私のランリモイラスト『愛しい人』を思い浮かべながら 書いて下さったという後半のシーンも萌え萌えです〜(T∇T) スズラン、ハンカチなどのランリモの要素と、管理人2人のリクエストを取り入れてくれた ツボをつく素敵な作品をありがとうございました! ちなみにタイトルの『君影草』というのは 『すずらん』の和名ですv |
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02/06/07up