コウヤボウキ



日当たりのよ切り通しに生えていました.小花の先がカールしています.草のような低木,茎は木質で細いです.
漢字では「高野箒」と書きます.空海によって開かれた霊場の高野山の戒律の一つに竹箒を作ってはならないというものがありました.大蛇が竹に乗り移り,災いのもとになるという理由からです.その代用として,高野山の周辺に自生していた植物で作ったのが高野箒で,製品名が転じて植物名になりました.(野草大百科, p 24

コウヤボウキ(高野箒)
キク科
高知市,2003.11.09