1980年代後半/Japan


●1986年ダイアナ妃結婚大フィーバー。そしてアメリカの本国コカコーラが生誕100周年を迎え、日本をはじめ世界中で記念ボトル発売された。さらに狂乱地価、プッツン。87年朝シャン、ハナキンが流行、世の中がだんだんおかしくなってきます。1989年は映画ダイハードが大ヒット、激動の昭和が終わり平成に改元された。


1986年はコカ・コーラ生誕100周年
スーパー300 スーパー300
左/米国コカ・コーラ誕生100年記念スーパー300。だるま型のPSカバーは(工場により)フィルムタイプとスチレンペーパーのシュリンク・ラッピング包装の2タイプがあった。大流行しただるま型ボトルは初期に自販機の出口で割れる事故が続発したが後に改良された。/1986年。右の後期スーパー300は波ライン(コンツール・カーブ)にグレー色が入る/1988年製

100年記念ボトル 100年記念UP
米国コカ・コーラ生誕100年記念ボトル。しかし東京25周年にはある底にCoca-Colaの浮き文字ロゴはなくなった!紙箱付。300ml/1986年。100年記念の100デザインは世界共通。3色刷り。何といっても単一の清涼飲料で100年は凄いね。●クリックで記念ボトル3種勢ぞろい!

100年記念1.5 通常の1.5
左/米国コカ・コーラ生誕100年記念1.5リットルのPETボトル/1986。右/初期のPETボトル。大きなアルミキャップの1.5リットルのPボトル。最初の1500mlペットボトルは大きなアルミ・スクリューキャップ、ネックにエリマキトカゲみたいな大きな出っ張りがあり、底には黒いボトムカバーが付いていた。/1986年

波ラインにグレー色が入ったぞ
さわやかテイスティ 後期グレーライン
左/さわやかテイスティ。スーパー300ボトル登場。この1987年からキャッチフレーズが『スカッと爽やか』から『さわやかテイスティ』に変更され、"I Feel Coke" がスタートした。CMモデルの松本孝美が可愛かったなぁ。この年から波ラインにグレー色が入った。透明ガラス、カバーは発泡PS。山陽コカ・コーラ、300ml/1988年 ●左写真クリックすると……。

 I Feel Coke. Basebal SUPER300比較
Super300 Baseball。スーパー300『I Feel Coke. なるほどボトル』登場。ピッチング6種とバッティング6種の計12種類ある。フォームイラストの下にある黒い楕円の部分にピッチングとバッティングの秘訣が隠されており、飲み干すと答えがわかる仕組みになっている。富士コカ・コーラ、300ml/1988年。右は旧東京コカと瓶型の比較

7代目レギュラーは『波ライン』
7代目190ml波ライン 7代目波模様-up
7th Regular Size bottle. 7代目レギュラーサイズは、新ロゴに変更された。カタカナ文字が消え、Coke白文字+波ラインのデザインに変り、ビンも軽量化された。このボトルの活躍は短かった。(空ビン重量385g)190ml/1987年(昭和62年)〜1991あたりまで。赤ラベルが出ると早めに回収リサイクルされた。

8代目レギュラーは『赤ラベル』
7代目190ml波ライン 8代目レギュラー赤ラベル-up
8th Regular Size bottle. 8代目レギュラーサイズ。緑ガラスボトルに赤いラベルに白抜き文字(Coke白文字+波ライン)。2000年に9代目が出たが、2010年現在、地方で赤ラベルはまだ使われているようだ。(空ビン重量380g)190ml/1988(昭和63年)〜製ビンは2000年。


4代目ホームサイズ 5代目ホームサイズ
4th Home Size bottle.4代目ホームサイズ。3代目の星マークと親しんだカタカナ文字が消え白文字でCokeと白波ラインが入った。緑ガラス瓶、500ml/1987 。●左写真クリックでホームサイズ2代目から4代目。 5th Home Size bottle.5代目ホームサイズ。波ラインのCokeが赤ラベルになった。リターナブル瓶として一時代を築いたのホームサイズの全国販売はこのボトルで終了です。緑ガラス瓶、500ml/1989年。



しばし休憩、コカ・コーラタイム。

Coca-ColaのCMが輝いていた時代−1

Coca-Colaのロゴに波ラインが寄り添っている

人気者のKenさん。1LITTERボトルは2代目のラインなし赤ラベル

レギュラーサイズは8代目の赤ラベルに波ライン+Coke

エンディングはI feel Cokeで孝美ちゃん

I feel Coke/1980年代のコカコーラ広告 - 松本 孝美 (c)Coca-Cola


 
200ml 使い捨て・通称ミニボトル登場
200ml mini 200ml比較
Coca-Cola 200ml。1987年の半年ほど富士コカと東京コカ地区限定でテスト販売された通称ミニボトル。スクリューキャップはアルミで、透明ガラス瓶に赤い紙ラベル巻き。190mlレギュラーと並べるとサイズは小さいが容量は少し多い。ワンウエーボトル・200ml/1987年

200ml light mini up 200ml比較
Coca-Cola light 200ml。コカコーラ・ライトの200ml入りミニボトル。スクリューキャップは白色で差別化。紙ラベル巻き。フォーミュラ(処方)が100mlあたり1カロリーから12キロカロリー未満に変った。日本のガラス瓶コカコーラで『200ml入り』はこのシリーズだけ。富士コカ・コーラ/1988年



ワンウエー・通称ミディ500ml 登場
コカコーラ・ミディ500 コカコーラ・ミディ500UP
Midi 500ml。ワンウエー=使い捨てタイプでガラスボトル最後の500mlとなった。スクリューキャップ。透明ガラス瓶に赤ラベル巻き。みちのくコカ・コーラ、500ml/1989〜94。貴重。/1994年

コカコーラキッド
Coca-Cola Kid コカコーラ・ミディ500
Midi 500. ミディ500・コカコーラキッド。ヤングマガジンに連載された天才・鳥山明氏の『コカコーラキッド』のキャラクターをデザインしたボトル。みちのくコカ、500ml、貴重。/1994年

3代目後期1リットル 4代目1リットル
3代目(後期)の1リットルです。(前期)とデザインは同じだが、裏面ネックに「空きビン返却時に保証金をお返しします《のプリントが入った。空ビン重量も(前期)680gから575gに軽量化。1000ml/19854代目1リットルは3代目のカタカナ文字が消えCokeと波ラインが入った。ビンも520gとさらに軽量化されたが押し寄せる使い捨て時代には抗し切れず、全国モノとしては最後の1リットルになった。1989〜

リサイクル1リットル?
4th 1L Bottle-Sticker light-1L-Sticker
4代目1リットルのステッカーボトル。右の1Lボトルは4代目デザインの赤いステッカーが切れ目なく一周して貼ってある。しかしボトルの形をよ〜く見ると……。そう昔の重いずんどう瓶だ。新しいラベルに古い瓶。じつはこの瓶の正体は、先般終売になった左の1Lコカ・コーラ・ライト瓶をリサイクル使用したもの。4代目は全国モノでは最後の1リットルガラスボトルだが、このステッカーボトルも若干混ざっている。3代目デザインのステッカーボトルもある。1980年代後半〜90年前半か。



リサイクル赤ラベル!
リサイクル8代目の赤ラベル比較 リサイクル8代目の赤ラベル
8代目のRecycle Bottle。コカ・コーラ・ライトの終売にともない、8代目の赤ラベルを Coke light のガラス瓶にプリント。先の1Lボトルは4代目デザインの赤いステッカーを貼ったが、レギュラーサイズはしっかりACL印刷した。空ビンを裏側から透かして見ると "Coke light" のプリントが見える。プリント画面サイズは以前の印刷を覆い隠すため、通常の8代目のレギュラーよりひと回り大きい。1990年ごろと推測される。

 
コカコーラ・トップへ戻る
1940年代〜60年代 | 1970年代 | 1980年代前半 | 1980年代後半
1990年代 | 2000〜2002年 | 2003〜2005年 | 2006〜2009年
2010〜2015年 | 2016〜 現在
記念ボトル-1 | 記念-2 | 記念-3 | 記念-4 | 年表/Japan | ヨーロッパ/Europe


●(c)Copyright Com Koyama 2000-2025. All Rights Reserved. 
●このホームページ及びイラストと写真と文章には著作権があります。著作権者の許可なく複製したり他のメディアに転載使用することを禁じます。
●Coca-Cola、Cokeとコカ・コーラ、コークは、The Coca-Cola Companyの登録商標(R)です。ペプシコーラは、>PEPSI COLA COMPANYの登録商標(R)です。
●このホームページは個人の趣味のコレクションであり、The Coca-Cola Company、PEPSI COLA COMPANYとは一切関係ありません。