奮戦記タイトル

このページは文章ばかりで殺風景ですが、できれば近々府中にデジカメもって取材に行こうと思っています。乞うご期待。

府中試験場(一部) と、思っていたが府中試験場は撮影禁止なことが発覚!!しかし、そんな逆境にもかかわらず、隠し撮りを決行して(?)画像を提供してくださった勇者がいたので、ありがたく画像を使用させていただきますね(撮影者いしださん)。

ぷろろーぐ

「社会人になる前に限定解除(現大型自動二輪免許)がほしい。」
私は大学時代バイクに乗るようになってから、漠然とそう考えていました。
そして1997年についに限定解除が指定教習所で取得できるようになり、その考えは余計に現実的になってきました。
しかし時は大学生活最後の年、まさに遊びたい盛りで、「教習所に行くお金があるなら北海道へ行こう」となってしまい、結局まとまったお金が貯まってきたのは97年の晩秋頃でした。しかし今度は人並みに海外に卒業旅行に行こうかなと考えるようになり、教習所に行ってしまうとどうしても海外で使うお小遣いがなくなってしまう状態に陥ってしまいました。

そこで、「だったら高いお金をはたいて教習所に行かずに、府中試験場で一発合格をねらってやろうではないか。」と考えるに至り、それを実行することにしたのです。
つまり・・・・・私は「教習所でとるなんてあまえだぜ」とかいう変なポリシーの元にこの方法をとったのではなく、純粋に「節約」が目的でした。この私のとった方法が、私もそうだったように貧乏学生ライダーの方々等の大型自動二輪免許取得の手助けになれば幸いです。

注:ここに書く料金その他の制度は私が府中に通った1998年の春の時点のものです。もし現在変更を受けているとしたら申し訳ありません。同時にここの記述と現行制度の相違を発見された方は、その旨ご指摘いただきたいと思います。どうぞよろしく。
(ご指摘は、clark@mb.infoweb.ne.jp まで)

この方法をつかって合格するための条件

下記の条件に満たない人は残念ながら私のとった方法は参考にならないでしょう。
別の方法をとることをおすすめします

大型自動二輪免許取得奮戦記−本編−

ここからは日記風に書かせていただきます。

1998年1月初め
「大型自動二輪免許の取得を安くあげるにも参考書は絶対必要」と考え、よき教官となってくれる本を探しに本屋さんへ。いろいろながめた結果、ベストと思われる本を見つける。
その本のタイトルは、"大型2輪[速攻]合格テクニック ナツメ社"で(1050円)、各試験項目について詳しく解説してあるのはもちろん、普段のライディングで心がけることや、試験場のコース別(特に府中、鮫洲は詳しい)解説など、役に立つ内容が満載。特に試験場のコース別解説のページは、府中で受験した私には、その見開き2ページだけでも1050円払う価値のあるものだった。
この本を買って以来、私の普段の街中でのライディングは、レバーは4本掛け、交差点では30メートル手前から曲がる方向に寄る、進路変更はまずミラーで見て次に目視してから、というふうに、まるで普通自動二輪免許を取ったばっかりの人のような乗り方だった。 また、近所の駐車場に暇を見つけては夜な夜な通い、空き缶を並べての8の字やスラロームの練習に専念していた。
1998年1月23日(金)
友達が府中試験場のそばの農工大に通っていたので、彼を訪ねがてら府中に申込みに行く。 教習所で大型二輪免許が取れるようになったために試験場はすいているという噂通りか、次の木曜日の予約が取れた(受験料3700円)。また、試験場内においてあったパンフレットにて「土曜・祝日の試験場コース開放」というものが存在することを知る。これは2200円払うと1時間、実際の試験場のコースを自由に走れるというもので(要予約)車両は持ち込み制。詳しくは警視庁ホームページの"各種手続き→「運転免許証関係」の中の「運転免許試験場のコース開放」"を参照のこと。そしてのコース開放も当然に予約。なんと次の日(土曜日)の予約が取れた。
コース図 前記書籍のコース図を載せると著作権侵害になるおそれがあるのでやめておくが、とりあえず試験場でもらったコース図に私がわかりやすく色分けを施したものでも載せておく。
1998年1月24日(土) コース開放で練習(1回目)
初めて府中のコースを実際に走ってみる。予約は1時間につき5人までという制限があるので、とてもすいていた。まさか自分のZZRで走ることになるとは思ってもいなかったが、初めてのコースでも慣れたバイクのおかげでのびのびと走ることができた。この日はとりあえず練習というよりもコースを覚えることを第一優先に考え、タンクバッグにコース図を入れて走った。この日の私は試験場の狭いコースでタンクバッグを見ながら走るかなり変なヤツだったと思う。
1998年1月25日(日)
「やっぱりちょっとだけでも、練習用教習所には通わないとダメかな」と前日の練習の結果考えるようになり、某自動車教習所(よくバイク雑誌のページに縦長の広告を出していて、やけに営業所ばかりあるくせに、広告には実際の教習所の場所が載っていないところ)の門をたたく。
ここは時間制(1時間)3400円とか書いてあったのに、実際は50分3150円で1回の教習が100分を1ユニットとした1回6300円といえるところで、しかも入所金22050円とかとられた。まあ、それなりに有名なところだし、それに見合う教習が受けられるのかなと考え、とりあえず3150円のチケットを5枚買う。 しめて37800円の出費。とりあえず2日後の火曜日の予約を入れて営業所を後にする。
1998年1月27日(火) FZX750
その某自動車教習所へ。池袋から送迎バスで1時間くらいかかり、ようやく教習所に着く。まず、ミラーなし、メーター不動、ウインカー不動という教習車(FZX750)をみて唖然とする。安全運転の道を説くはずの教習所がこんなバイクを使ってどうする!!!この時点でもうここに来るのはよそうと考えながら、教習開始。FZX750は普段ZZR400に乗っている私にとってはとても小さく感じられ、また、これは有名な話だがステップとペダルの位置関係が悪いので、つま先を上げるように気を付けていないとブレーキを引きずって走ることになってしまう。
そして、教官は練習時間の1/3位しか付いていてくれず、(「すべてのコースに指導員付き」といううたい文句のはずなのに・・・)、しかも、波状路ではバイクに立ち乗りするのだが、まず見本を見せられ、次にやって見ろといわれてたのでやると、「そうじゃないだろ!!」といきなり怒られた。何度やってもできなくて怒られるならまだしも、そんないきなりやってできるかっちゅーの。だいたい一回見ただけでできるくらいなら、わざわざ金払って行きませんって。とりあえず、次の予約を形だけ入れたものの、私が二度とそのぼったくり教習所に行くことはなかった。
FZX750の主要諸元

1998年1月29日(木曜日) 大型自動二輪試験(第1回目) :午後の部 試験車両CB750 CB750
CB750の主要諸元
ついに実際の試験に初挑戦する日がやってきた。試験車両はピカピカのCB750。試験場の車両なんてみんな古くてぼろいものばかりだと思っていただけに、ちょっとうれしくなる。しかしこれで落ちたら試験車両のせいにはできないなとつまらないことを考えたりもした。
自分の順番が近づくとかなり緊張してきたが、「ここのコースは1時間みっちり走ったんだし・・・」と自分を落ち着かせる。そして自分の番になりいざ出発。1本橋で落ちたら洒落にならないと焦り、10秒で走らなければならないところ8秒台で終わってしまい、10点減点。しかしその後は何とか落ち着いて走る。そして短制動(1回目。ここがまずくても、減点の後もう一度チャンスがもらえる)が終わったところで「はーい。それじゃあ発着点に戻って」という無情な放送。後で聞いた話だが、短制動の1回目での試験停止というのは、それ以前の減点で不合格点に達していて、ただ短制動で止まったついでに呼び戻されるということらしい。ただ短制動がダメなだけならもう一度チャンスがもらえるはずだし・・・・。まあ、今回は試験車両でいくつかの課題を走ることができただけでも良しとするか。気長に行こう。と、まだ余裕。
今回の試験停止ポイント:短制動
1998年1月31日(土) コース開放で練習(2回目)
2回目のコース開放へ。前回の練習と家でのイメージトレーニングで、とりあえずコース自体は覚えたので、今回からそれぞれの課題の注意点を本で読んだことを思い出しつつこなしていく。
とりあえず、普段の走りで進路変更などは練習していたので、進路変更時の注意点はそろそろ自然にできるようになっていたけど、課題の注意点をいちいち考えながら走ると走りがかなりぎこちなくなってしまう。もっと練習しなければならないということを痛感する。
1998年2月3日(火)  大型自動二輪試験(第2回目) :午前の部 試験車両GSF750 GSF750
GSF750の主要諸元
たるんだ学生生活が続いていたので朝は弱く、できれば午前の部は避けたかったのだが、午後の部は前回の試験から1週間以上あいてしまう日しか予約できなかったので、試験の日の間隔を狭くするためにしぶしぶ午前の部に。試験車両はスズキのGSF750。このバイクもCB同様新車に近かった。どうやら私はとてもいい時期に受験を始めたらしい。
しかし、実際このバイクに乗ってみると、下のトルクがとても薄く、自分のZZR400と同じ感覚で一番最初の課題である一本橋をわたったら、橋の途中でエンストしてしまった。それでも橋から落ちたわけではなかったので、何事もなかったようにエンジンをかけ直し、橋を渡りきったけど、やっぱりそこで試験停止になってしまった。その日以来私の中では「今度GSFにあたったら、トルクに注意!!!」という教訓が深く刻まれることとなった。
今回の試験停止ポイント:一本橋(情けねー)
1998年2月6日(金)  大型自動二輪試験(第3回目) :午後の部 試験車両GSF750
普通自動二輪車の試験が終わり大型の番になるときに、試験官がバイクの交換に行くのだが、その試験官が乗ってきたバイクを見て肩を落とす。またGSFだ。頭の中は「トルクがない。トルクがない」という考えでいっぱいになる。そして、走り出してすぐの一本橋に入る部分に、一本橋に対してまっすぐの進入角度をとるために、小回りをしなければならないところがあるのだが、そこでギヤチェンジに失敗し(ローギヤに落としたつもりがニュートラルに!!)大きくふらついてしまった。
その後もその失敗が気になっておぼつかない走りとなり、またも短制動(1回目)で試験停止。無念
今回の試験停止ポイント:短制動
1998年2月11日(水:建国記念日) コース開放で練習(3回目)
今日は土曜日ではないが祝日なので、コース開放で練習に行く(コース開放は、土曜・祝日)。
もうコースを覚えてきたことはもちろん、各課題での注意点や、自分が何処の課題が弱いのか等、かなり具体的なイメージを持って練習することができるようになってきた。
実はコース開放には、「指定」教習所になるためにモニターを募集して無料で練習生を鍛え上げ(羨ましい・・・・)、その教習所の合格率を増やそう(詳しいことは知らないが、合格率を上げることが「指定」をとるための条件らしい)という現未指定教習所の教官とその練習生の方々が、毎回必ずと言っていいほど参加している。そしてこの日は1人の教習生に対して教官が3人くらい来ており、余って暇を持て余していた教官の一人が、私の苦手とする短制動を見て、「それでは後輪がロックしちゃうから、もっとフロントブレーキを使え!!ジワーッと握りつぶすように」「ブレーキはスピードセンサーの関係から、パイロンを少しすぎたあたりから」等とためになるアドバイスをしてくださった。このおかげで私の短制動は少しはましなものとなった。ところで今頃は私にアドバイスをくれたあの教習所は「指定」を受けることができたのだろうか。3人の教官から英才教育を受けていた練習生はかなりの腕前だったが・・・・。
1998年2月13日(金)  大型自動二輪試験(第4回目) :午後の部 試験車両FZX750
今回は試験の順番が大型かららしく、私が試験場に着いたときにはすでに見覚えのある750が止まっていた。なぜかあのFZX。なぜおまえがここにいる!!新しいCBとGSFは整備にでも出しているのか? しかし、そんなことを考えても仕方がないので試験開始まで頭の中でFZX対策を練る。 あの某教習所でこのバイクに乗ったことを思い出すと、確かつま先を上げていないとブレーキを引きずってしまうのだった(ここでFZXが初めてではなかったということが、あの教習所が役に立った唯一の点)。
そして実際に走り出すと、前に乗ったFZXよりも整備が行き届いていたせいか、恐れていたよりも乗りやすいという感想を持つようになる。そして次々と課題を難なくクリアしていき、クランクに突入したときに、事件は起こった。クランクはこれまで試験でも練習でも全く問題なくクリアしていたので単なる通路としか考えていなかったのだが、ここで初めて「パイロン倒し」をやってしまったのだ。 FZXといえばアメリカンタイプとしても分類できるスタイルでホイールベースがこれまでのバイクよりも少し長かったのだ!!!今回は当然ここで試験停止となる。
今回の試験停止ポイント:クランク
1998年2月19日(木)  大型自動二輪試験(第5回目) :午後の部 試験車両CB750
今回は久しぶりにCB750を拝むこととなる。おお、会いたかったぞCB750。このバイクが試験車両の中で一番乗り安かったと思っていただけにとても気が楽になる。
自分が一番乗り安いと思うバイクに乗れたことで、何も気負うことなく課題に臨めたおかげで、今回はかなり調子よく走ることができた。これまでの試験はいつもよくて短制動止まりだったのに、今回は短制動後もスピーカーから「ガリガリ・・・・ハーイそれでは発着点に」という声も流れなかったし。 その後の坂道発進も試験では初めてだったもののこれまでも練習で試験場の坂道発進はこなしており、また苦手意識もなかったので無事に通過できた。すべての課題が終わり「いける」とかなり思った。しかし大型自動二輪には課題がすべて終わっても長い外周が残っており、ここで気を抜いてしまったらしく、外周の途中で試験停止になってしまった。原因は"外周でのキビキビした加速不足"と、"進路変更でのふらつき"等、外周を普通に走っている最中での減点らしい(当然ここまでにも他の課題などでちょこちょこ減点されていたらしいが)。ちょっと気を抜かずにちゃんと走ってれば免れられた減点だっただけにとても悔しかった。最後に試験官が「いい感じだったし、もうすぐ受かるよ」というようなうれしいことを入ってくれた。がっ!!!、私はこの後卒業旅行(ヨーロッパ)が控えており、次の試験の予定は1ヶ月後だった。ううっ、せっかくほめられるだけの腕前を身につけたのに1ヶ月バイクに乗らない間に衰えてしまう・・・・。
今回の試験停止ポイント:最後の外周
1998年3月14日(土) コース開放で練習(4回目)
帰国後初めてのコース開放へ。確かにカンは鈍っていたものの、恐れていたほどではなかった。これなら次の試験までに、1月以来コツコツと続けていた夜の駐車場での自習や、試験を意識した街乗りを繰り返せば、何とかなるかも。
1998年3月15日(日) 警視庁主催のライディングスクールへ
実は警視庁主催のライディングスクールがあるということを、大型自動二輪の本や、府中のいつもコース開放を予約するときに受け付けてくれるお姉さん(4階にいる)の話から知っていたのだが、初めてこれに参加した。詳しくは警視庁ホームページの"「お知らせ」→「二輪車・実技講習会」"を参照のこと。
この講習会は、現役白バイ隊員の人や普段教習所で教えている教官が、府中のバイクコースだけでなく自動車コースも広々と使い、スラロームや短制動、S字、クランク、一本橋など、まさに試験に出るようなことを含めた総合的なことを腕前別に班分けして教えてくれるとってもためになるもので、参加する価値は大ありだった。費用も損害保険料200円と、実質無料だし。
大型二輪の試験に受かった後も絶対こようと思った(しかし実際は社会人になって貴重な日曜日の使い道が他にも大量に出てきたので、まだこれ以降一度も入っていないが・・・・)。
1998年3月16日(月)  大型自動二輪試験(第6回目) :午後の部 試験車両CB750
土曜のコース開放、日曜のライディングスクールと引き続き、とってもベストなコンディションで迎えた月曜日の試験だった。しかもバイクは私にとって相性のいいCBだし。この日は絶対合格するつもりで、「土・日とがんばったんだから」と自分に言い聞かせたのだが、それがあだとなり、これまでにないくらいガチガチに緊張してきてしまった。そして、最初のほうの課題でふらつきなどを連発し、あえなく短制動(1回目)で試験停止となる。とてもショックだった。
今回の試験停止ポイント:短制動(1回目)
1998年3月28日(土) コース開放で練習(5回目)
前回の試験以降は、入社前のガイダンスや卒業式、友達との遊びに行く約束などが盛りだくさんとなってしまい、なかなか試験のための日程が取れず、また世間一般が春休みに入った3月頃から試験の予約が取りにくくなり、最後の試験は3月31日となってしまった。
前回の試験では結構燃え尽きてしまった感があり、今回の練習はただ、「31日に試験があるんだしその前に練習」という惰性で来たようなものだった。しかし「試験場での練習は真剣に」という習慣も身に付いていたのか、今回は惰性で真剣に練習するという奇妙な練習となった。
1998年3月31日(火曜日)  大型自動二輪試験(第7回目) :午後の部 試験車両GSF750
今日は私の社会的身分が「学生」である最後の日であり、明日からは「社会人」となってしまう。これはつまり月-金の9時-5時拘束される=もう府中で試験を受けることはとても困難になるということを意味していた。私の頭の中は「1月の時点でケチらず指定教習所に通っていれば・・・・」という後悔の念が満ちあふれると同時に、もう「社会人になって初ボーナスが出たら、指定教習所に土日に通う計画」が練られていた。
試験車両が私にとっていいとこなしのGSFだとわかったときには、もう完全にあきらめモードだった。 しかしこれらのあきらめが緊張を無縁のものにし、とてもよい効果を生じさせた。この日はバイクがGSFだったにもかかわらず、コース開放で自分のZZR400で走っているのと同等若しくはそれ以上の走りをすることができた。そして、「もしかしてこのまま合格?」と、考え始めたのが最後の外周の大半が終わったからで、初めての完走を達成することができた。
そして結果発表の時(この日初めての緊張の時)、初めに「走っているときに猫背になっている」など簡単な指摘を受けた後、「はい、それじゃあ予約カード返して」といわれた。これまで書かなかったが、府中では試験を初めて予約する際に予約カードというものを貸与され、その後試験を予約するときは試験場内の端末にそのカードを差し込んで行うのであるが、このカードは、"試験に合格するか試験をやめるまで"という条件で貸与されるものなのである。そして試験官は「はい合格」という人もいれば、今回のようにぼそっと「カード返して」という人もいるのである。
初めは信じられなかったが、その後1月からコツコツと片道1時間弱かけて府中に通い練習した日々や、夜近所の駐車場で練習したことなどが走馬燈のように頭の中を巡り、だんだんうれしさがこみ上げてきた。そしてこの日は結局20人位のうちで3人合格したのだが、そのうちの一番最初の合格だったこともあり、他の受験生のみなさんから拍手をいただいた。
その後、免許を書き替えるために別室で待たされるのだが、3時間くらい待たされる羽目になった。普段ならここでイライラの絶頂を迎えるはずだが、今日はイライラしている場合ではない。同じく合格した方々とこれまでの苦労話に花が咲いた。
まあ何はともあれ受かってよかった。

かかった総費用(ガソリン代を除く)

項目 単価 回数 小計
受験料 3700円 7回 25900円
コース開放使用料 2200円 5回 11000円
ライディングスクール 200円 1回 200円
"大型2輪[速攻]合格テクニック" 1050円 1冊 1050円
某教習所に払ったお金 22050円+3150円(1回) 入所金+5回分 37800円

上記金額を純粋に合計すると、75950円になりますが、某教習所には行っても全く意味のないものだったので、そのうち37800円は節約可能だったということになります(もったいね−)。
つまりこの方法で私が本当に必要とした金額は、38150円でした。
40000円弱で大型自動二輪免許が取れるこの方法(取れる保証はないけど)、可能な人は試してみる価値はあるかも!?

この方法を試そうかなと考えている方へアドバイス

私の取ったこの方法ですが、今思うと「こうしておけばもっと早く安く取れたのではないか」という点がいくつか浮かびます。そこで、この免許取得方法の改善点をいくつか挙げますので、上記の私の経験談と共に参考にしていただければ幸いです。


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