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天地明察 上・下/冲方丁
安井算哲、自称・渋川春海は、将軍家に碁を指南する碁打ち衆として仕えながらも、算術や天文など碁以外のことに心惹かれていた。金王八幡宮の算額奉納絵馬の縁で算術に親しむ一方、老中・酒井忠清、会津藩主・保科正之らの命により、八百年来使われてきた暦を改める改暦に挑む。
映画の宣伝見た時から気になってたのを、やっと図書館で借りて読んだ。映画は見てない。文庫上下巻で文面もそれなりにみっしりしてるけど、読みやすくて読後爽やか。北京の古観象台で見た昔の天体観測器機を思い出すなぁ。あと古本見つけたら買おうかなぁ。
主人公の春海は、頭がいいのに特に上巻のころはボヤボヤしてるのがキャラクターとして好感。算術家・関孝和が名前ばっかりでなかなか登場しない〜のが、引っ張るなぁ、という感じ。あと、解説の「算学ばかりはどうも生まれつきの才能があるらしい」というあたりに共感。
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